【読了】オタクのための整理術
ちょっとこの1週間ほど読書をしていませんでした。
珍しい!
でもそろそろ読書に戻らないと、むしろなんか手持ち無沙汰な瞬間があるなぁと思い始めました。
そこで本を読むリハビリにもなってちょうどいいやとこの一冊を読んでみました。
あーオタクで片付け……大変だよねぇ、わかるわぁ。
数年前の妊娠中に、かなりたくさんのグッズを手放した私。
以前はそれなりにオタクで、いろんなグッズを持っていました。
とはいえ生来のミニマリスト気質もあり、グッズ収納の大変さはわかっていたので、極力買わないようにしていました。
本やゲームは気楽に買えど、グッズには手を出さないように気を付けていた過去があります。
それでもなお、売ったら一万円を超えるほどにはグッズなどがあったんですよねー。
子どもが生まれたら整理するのは大変だろうと、妊娠中に頑張って手放しました。
そんな経験があるからこそ、オタクにとって整理整頓が大変なのは理解できます。
本では解説は全て漫画なので、とにかく気楽に整理整頓マインドと収納方法を知ることができます。
しかも随所にオタクが喜ぶネタが散りばめられているので、読んでいて単純に楽しい本でした。
中でもブルーシートをガムテで殿堂入り・旬ジャンル・前ジャンル・スクラップの4分割にするのが面白いなと思いました。
広げたブルーシートに、手元のグッズなどを、その四つの基準で置いていけばいいんですよね。
ちょっと楽しそうです。
あと共感でしかないと思ったのは、物が詰まった段ボールは、必ず一回全部物を出すということ。
なぜわざわざ一回出すかというと、段ボールに入ったままだと納まってるからいいかと、捨てる気にならないから。
確かにーと共感の嵐。
箱に納まってる物だったら捨てる必要はないなと、判断しがちですよね。
でも箱から出すと、これまで出しもしなかった不要な物だし捨てるかぁという気にもなりそう。
あと本にも書かれてたけど、出すことで物の劣化もちゃんと見えるし。
私はミニマリスト寄りで、そこまで物を捨てることに困らない性質ですが、それでもこの本は役立つ知識がありました。
オタクで物に溢れている人は、それこそこういう整理整頓本に興味が湧かないかもしれないけど、祭壇の作り方なんかも載ってたので参考にできるんじゃないかなと思ったり。
グッズを飾る方法を模索している人にもぜひ。