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教養文庫コラボフェア

本屋さんへ行ったら面白い企画の冊子がありました。

教養文庫コラボフェアとのことで、中央公論新社が主催しているみたいです。

  • ちくま学芸文庫

  • 中公文庫

  • 角川ソフィア文庫

  • 河出文庫

  • 平凡社ライブラリー

こちらの5社の編集長が本気で推す、不朽の名作だそうです。
恥ずかしながら全く存じ上げなかったのですが、すでに10回目の企画ようでした。

それにしても複数の出版社が合同で本を取り上げる文庫本のフェアをはじめて見たような気がするのですが、他にもあるんですかね?
複数社が合同でフェアをやるっていうことがまず面白いと感じました。

しかも教養文庫という、小説に比べるとマイナーなジャンルの本を取り上げているところがとても魅力的ですね。
知的好奇心をくすぐられるラインナップで、興味深い企画です。

本屋さんで冊子と一緒に取り上げられている文庫本が並んでいました。
中でも個人的に惹かれたのはこちら。

まだこの本は読めていないですが、目次を見ると

  • 全く読んでいない本

  • 少しだけ読んだ本

  • 全部読んだけど忘れた本

これらについて、全て読んで覚えているかのように語れるようになる方法が書かれているそうです。

先日友人と本について語ったのですが、この本面白かったよと取り上げたいのに、どんな内容だったというのが伝えにくいと感じることがありました。
私には"読んだけど忘れた本"について語る力が必要だー!と思い、この本が気になりました。

ただし本の中をパラパラ見ると、読むのに少し時間がかかりそうでした。
ふむ、今図書館で借りている4冊を読み終わってからかな…そんな結論に至りました。

フェアの冊子を眺めていると、とても興味深い本がたくさん載っています。
冊子を読んでいるだけでも教養がつきそうなくらいに感じます。

良い企画だなぁとしみじみ感じました。
どの本も読むのは少し難解かもしれません。
正直読むために踏み出す一歩はかなり重い足取りになるかもしれません。
それでも各社の編集長が勧めるのだから良い本なんだろうと想像します。

一般読者よりも数多くの本を読んできたであろう文庫編集長が推すというのは、紹介された本の良さを保証してくれているみたいてすよね。
良い本だと太鼓判を押されているように思えるので、多少難解な本でも手を出してみようかなという気にさせてくれます。

最近すぐ読める実用書ばかり読んでいたので、この機会にじっくり腰を据えて教養書を読むのもいいかもしれないなと思わせてくれました。

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