なぜSerumが人気なのか?

プリセットや解説動画が数多く出回り、また操作が簡単なのが理由だと考えております。

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お元気ですか?ないあん(Twitter:@Nianmusic)です。季節感というものは室内にいても感じるものなんですね。春が短い気がしますが。

夏が近づき猛暑に怯える人間(:私)をよそに、ソフトシンセ音源「Serum」は実に涼しい音色を奏でてくれます。
レビューに頻出する「音が冷たい」とは伊達ではないようです。

さて本題。なぜSerumが人気なのか?
先述したように「音が冷たい」という特徴を持つ本機ですが、それは決定的な裏付けにはならないでしょう。他の要素から絞り出していきます。

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①オシレーター(OSC)が少ない

SerumはOSCが2基、サブとして1基の合計3基構成です。ですがサブOSCはメインと比べパラメーターが少ない為、実質的にOSC=2基となります。
これらは人気シンセである「Sylenth1」と同数です。

余談ですがVPS Avengerは最大8基です。

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②FMが非常に簡単

キャリアを指定して1つしかないノブを回すだけです。
それだけでは音作りが単純ですが、③番目の理由によりディープにできます

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③殆どのパラメーターをエンベロープで管理できる

オートメーション、モデュレーションは音に深みを与え新たなステージへといざないます。
これらはより複雑な音作りを可能にします。

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④パラメーターが視覚的で見やすい

パラメーターが非常にわかりやすいです。

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⑤お手軽にワブルベースが作れる

3分あればそこそこの音が作れます。それくらい早いです。

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⑥解説動画とプリセット集が山ほどある

Massive全盛期の頃よりありそうな気がします。

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ざっと列挙しただけでこれだけあります。
シンセのトレンドというよりかはスタンダード、と言っても過言ではないでしょう。

[Serumの購入ページ(Sonicwire)]
https://sonicwire.com/product/99927


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