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【toreluna(トレルナ)】生理用ナプキンが当たり前に受け取れる未来に向けて

はじめに

こんにちは、toreluna事業部の福永です!
去年の4月に入社し、気付けば1年2カ月が経ちました。入社後のこの1年強、28年間生きてきた中でトップレベルで濃く、激動の1年だったように感じます。

私がどんな経緯でトレルナの担当となったのか?という個人的なお話はまた別の機会にするとして、今回はネクイノの新規サービス『toreluna』について、今私が事業部長として感じていることや思いを勝手ながらお話出来ればと思っています。

お時間ある方はどうぞお付き合いください!

torelunaについて

まずはtorelunaについて。
去年より開発がスタートし、晴れて今年の5/9、実証実験がスタートしました。

▼プレスリリースはこちら▼

torelunaは「生理用品の無償化を実現するサービス」で、生物学的女性だと本当にあるあるの『あ、今日に限ってナプキン持ってない・・』というその日一日をちょっと憂鬱にしてしまう出来事を解消する為に生まれました。

まずは実証実験から開始をして、たくさんの方に使って頂き、頂いた声を活かして来年の1月に本格サービスローンチを目指しています。

形に捉われず、ユーザーのみなさんから、設置いただいている施設の方から、広告を出稿いただいてる方から、もっと言うとユーザーでない方からも声を受け取り、より良いプロダクトを作りたい。そんな思いからあえて実証実験期間を「トレルナプロジェクト」と命名しています。

『あ、ヤバい』の瞬間が『あ、(torelunaがあって)良かった』に変わる、トイレットペーパーと同じようにそこに当たり前にある、そんな社会を本気で目指し、torelunaの社会実装に向けて全力疾走しているといった次第です。

#しかたなくない  の音を鳴らす

プロジェクトを全力で進める中で、私たちtorelunaメンバーだけの力で、社会実装まで達成するのは難しいなと感じています。

そもそもtorelunaは、smalunaユーザーから生理に関する声を頂く中で「smalunaでピルを処方することで、生理前の症状や生理自体の辛さを和らげることは出来るけれども、実際に生理になってしまった時に生じる困りごと(ナプキンが手元にない等)も実際にあるし、それらも解決出来るとより良いよね」という所からスタートしています。

私たちが目指す「困った時に必要な一枚を、当たり前に無料で受け取れる」世界を実現するためには、torelunaのデバイスを設置して貰う場所が必要ですし、ナプキンを無料で提供する為に広告も必要(テレビが無料で観られるのと同じ仕組み)で、ナプキンを供給して貰うことも必要。

これって本当に多くの方にご協力頂く必要があります。『これまでなかった(なくても各個人の生活が回っていた)』ことに対して、時間と手間をかけて何故導入する必要があるのか?と思う方も多くいるはず。

それでもたくさんの施設が私たちの思いに賛同して下さり実証実験にご協力頂き、また実証実験スタート後も多くの利用者の方から「本当に助かった、設置を増やして欲しい」と声を頂いています。

何故そのような声をたくさん頂けたかを考えると、これまで当たり前で疑いもしなかった、「生理になるかもしれなかったのにナプキン持ってなかった私が悪い」「白いボトムス履いてきた私が悪い」という『あるある』に対して、「それって実はしかたなくないかもしれないし、どうにか出来ることかもしれないよね?」とtorelunaが皆さんに提案したことで「確かにそうかも!!!!」と共感して下さった方がたくさんいらっしゃった結果なのかなと思っています。

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私自身、このサービスを一緒にやってみない?と声をかけて貰った際、絶対的に需要があると確信があってジョインしたのですが、こうやって周りの方からたくさん声を頂く中で、やっぱり皆困ってたんだな、早く安心してトイレの個室でナプキンが受け取れる世界を作りたいなという思いが強くなっていく毎日です。

たくさんの方の協力が必要だからこそ、関わって下さっているステークホルダー全員がハッピーになるサービスってどんな形なのか?真摯に向き合って、来年のサービスローンチを最高の形で迎えたいなと思っています。

個人的に大事にしていること

今回はtorelunaについてのnoteなのであまり個人的な話をするつもりはありませんが、smalunaとtorelunaに共通して私自身すごく共感しているのが、常に『体現者』であること。

「言った人よりやった人が凄いんだよ」という言葉を代表の石井がよく使うのですが、世間一般的にまだ常識とされていない領域にチャレンジする時、ネガティブな意見も一定出てくるものだと思っています。

それでも常に、『困りごとを解決するためにまず動くこと』『どんな意見も参考としながら改善のアクションを取ること』は私の中での「ネクイノらしさ」ですし、このtorelunaというまだ生まれたての不完全なサービスの成長を加速していくにあたって、大事にしたいなと思っている軸でもあります。

さいごに

先月実証実験が始まったばかりで、サービスとしても体制としても至らない点がたくさんあるのが現状です。
逆にいうと伸びしろがまだまだあると言い換える事も出来ます。これからスマルナと同じくらい、もっというとそれ以上に愛されるサービスを目指していきますので、皆様暖かく見守って頂けると嬉しいです。

ぜひお近くに設置されているtoreluna、使ってみてくださいね!

Twitter: https://twitter.com/toreluna_jp

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