【学生の生理や性の悩みをオンラインで個別支援する相談連携協定】ネクイノと岐阜県立不破高等学校がリモート調印式を実施
2021年1月15日、株式会社ネクイノは、岐阜県立不破高等学校との間で「生徒の性に係る健康相談の支援等に関する連携協定」を締結しました。調印式はZoomによるリモート形式で行いました。
教育機関との連携協定は、今回が初の取り組みとなります。
■代表取締役 石井健一よりコメント
私たちは、オンライン診察・オンライン医療相談のプラットフォームである「スマルナ」を2018年の6月から運営しております。1ヶ月に3万件を超える診察、1ヶ月に1万5千件を超える医療相談を行っております。
サービス開始時から中学生や高校生に対してどのように繋がっていこうかとずっと社内でも検討していたのですが、サービスの特性やアプリケーションの事情で18歳以上の方しかサービスの対象とできない経緯がありました。
今回、不破高等学校さまと実証実験の形で取り組みをさせていただく中で、どのようなサービスを作り込んでいけばいいのか、地域の学生さん、保護者の方々に、どのようなフィードバックをしていけばいいのかを私たちも勉強させていただきながら地域のために貢献をしていきたいと考えております。
昨年の9月に垂井町さまと連携を結び、今年の1月に不破高等学校さまとこうして連携できて嬉しく思います。これからも邁進していく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。
■岐阜県立不破高等学校校長 大橋 雅之さまよりコメント
思春期の方、なおさらに女子生徒が性の悩みや不安などを顔見知りに、ましてや親や先生などに相談するということは容易なことではないというふうに思っています。私は過去に3年ほど県の教育委員会の方で生徒指導に関わる仕事をしてきてそのように思っていました。
特に妊娠の心配ですとか性的虐待に関するような重大な問題ほど相談できないということでございます。
校長になりましてこの問題の解決に向けて「オンライン相談保健室」のような形で非対面のセーフティーネットを設けることができないかということを考えておりました。そのようなときに、垂井町とも災害時の連携協定を結んでいらっしゃる、そして、オンライン相談にも実績のある株式会社ネクイノもご紹介いただいて、本日の連携協定を締結するという運びとなりました。
この協定を締結することにより、本校生徒の性に関する正しい知識や対応の理解が一層進むとともに先ほど申し上げたような重要な問題で独り思い悩むような生徒がすこしでも少なくなることを期待してやみません。
▼2021年1月15日
ネクイノ、学生の生理や性の悩みをオンラインで個別支援する相談事業を開始
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