~次世代の医療体験をデータから読み解く~
株式会社ネクイノは、婦人科系疾患特化型オンライン診察アプリ「smaluna」(以下、スマルナ)における、オンライン上での診察、医療相談、サービス内コミュニティでの質問・回答、およびピルのお届けを、「メディカルコミュニケーション」と定義し、より“パーソナルな医療体験”を目指してサービスを提供しています。
このたび、この「メディカルコミュニケーション」の件数が累計58万件を突破いたしました。
政府が推進する「デジタル庁」の創設や、5G通信網の普及による環境の大きな変化を追い風に、今後も社会的な課題の解決に、医療インフラとして貢献してまいります。
また、緊急事態宣言下においては外出自粛の影響を受け、ピルのお届け数や医療相談件数に大きな変化がありました。2020年1月から緊急事態宣言が解除された5月にかけては、医療機関を訪れることによる感染リスクや、「自分が他の妊婦さんに感染させてしまうかもしれない」といった配慮から、スマルナを利用する人が増加。生活環境の変化によるストレスから、医療相談者数も増加しました。
こうしたなか、スマルナでは、相談者からの声などを定期的に分析し、応対する助産師・薬剤師の教育・啓発に結び付けることで、一人ひとりの相談内容に応じて感染被害抑止と安全確保を最優先に対応しています。
2020年の大型連休期間中にスマルナで処方された緊急避妊薬の処方数
◯ゴールデンウィーク期間(4/29〜5/6):516件
◯お盆休み期間(8/8〜8/16) :827件(スマルナ調べ)
このように、スマルナは、医療のデジタルトランスフォーメーションが進むなか、社会的な課題の解決に医療インフラとして貢献し、これからも「メディカルコミュニケーション」を通じ、心理的・物理的なハードルによって医療・ピルへのアクセスが困難な方々に対し、正しい情報を分かりやすくお届けし、今をがんばる全ての人々の健康を応援してまいります。