初めまして
こんにちは!
ニワノです。
自分の棚卸しも含めて、自己紹介を書こうと思います。
学生時代
建築を学び / アパレルでアルバイト
社会人
アパレル
雑貨屋 / 本屋
眼鏡屋
学生時代
高校の時に本で見たガウディーのサグラダファミリアを見て感動しました。
建物は1年もあれば完成するものだと思っていた中で、100年経っても完成していない建物があることに衝撃を受けたんです。
設計者も亡くなっているのに建設が進んでいることもロマンを感じました。
建築を学ぶ中で、空間の中で人がどのような振る舞いをするか、ライフスタイル自体に興味が湧いてきます。
その時にアルバイトをしていた洋服屋さんで洋服の楽しさに目覚めました。
ブランドコンセプトは心地良い暮らしを提案する。洋服を中心としたライフスタイル全般を取り扱っていて自分の興味はこちらだと思い就職しました。
建築も服もスケールの違いこそあるものの人を包むと言う点では同じです。
建築出身のファッションデザイナーも意外と多いんですよ。
建築や洋服を通して、
私は自分が心地良いと感じるもの、好きなものに包まれて生きていきたい
と自覚しました。
計算し尽くされた建築、熟練の仕立てがなされた洋服。
身に纏うと気持ちが穏やかになり、余裕すらでてきます。
この感覚をより洗練させていきたい。
社会人
次はTHEという定番を提案するがコンセプトの会社に就職。
日常のあらゆるプロダクトの定番ばかりを取り扱っています。
グラスならこれ、扇子ならこれ、ヘアブラシならこれと、1ジャンル1商品を選定。
様々なプロダクトについて、素材・形状・歴史などを深堀しました。
そして当たり前にあるものがいかに紆余曲折を経て今の形になったのかを知り、その奥深さ、面白さの深みにハマったんです。
その時にわかったこと。
あるプロダクトにおける文脈を知っているかいなかで、その感じ方は全く変わってくるということ。
私は、より繊細に感じたい。
より新しいもの、より高いものの方が良いというわけではなく、自分の美意識に合わせてものを選びたい。プロダクトにおける美意識の感度をすごく高めてくれたのがTHEでした。
ものづくりって本当に凄いんですよ。
工場や工房に行くと、思っているより手仕事が多い!
パソコンのボタンひとつでお店に届いていたもの、その奥にある人の手を感じる転換となりました。
THEで勤めながら、自分自身で本屋を立ち上げました。
お店を持つこと、場を持つことのハードルを下げたくて実験的にスタート。
約1年営業しました。
その後、めがね舎ストライク に入社。
ビスポーク文化をめがね業界に広めるというコンセプトに共感しました。
ビスポークを通して、アパレルの時に感じた似合う、似合わない / 主観、客観問題を解決できるのではないか。
自社で工房を構えているというものづくりへの姿勢を通して、THEの時に感じたものづくりへの興味。
それを同時に満たしてくれそうなヴィジョンを感じたためです。
それぞれの会社を通して、自分の考えが少しずつ見えてきた気がします。
ものの解像度を高めて、自分が良いと思うものを心地よく使いたい。
人に褒められるためではなく、自分が好きかどうか。
その結果褒められたら嬉しい!笑
しかし、良いと思っても身の丈に合わないと馴染まないんですよね….。
身の丈ってやっぱりあるんですよ。
15万程のスーツを持っていて、サイズも良いのですがなぜかしっくりこない….。
このスーツが似合うようになるまで努力ですね。
洋服とはつまり内側の一番外側なんじゃないでしょうか。
中身がともなっていないと外側を着飾っていてもいつかボロが出てしまう。
なのでこの1年は中身を磨くことに軸を置こうと思っています。
健康、生活、教養など見た目には現れにくいけれど、ごまかせない部分です。
めがね屋を話を少しさせてください。
今勤めているめがね舎ストライク はビスポーク のめがね屋です。
ビスポーク とはオーダーメイドと同じ意味です。
めがねをサイズで選んだことありますか?
ほとんど無いと思います。
洋服は同じデザインでサイズ違いが普通ですよね。
しかしめがねもサイズ感が非情に重要です。
レンズの中の目位置や眉のラインなど要所を押さえると、丸でも四角でも顔にハマるんです。好き嫌いやスタイリングは別ですが。
めがね業界はサイズ展開をしてこなかったので、より客観視しにくく
似あってる、似あってないがわかりにくい状態です…。
それをビスポークでサイズを合わせて作ることで、その人に本当に似合うメガネを提案しています。
これは私がアパレル時代に感じていた、センスの問題に真っ向から向きあっているなと感じました。
当分はめがね舎ストライクで、似合うについて向きあっていこうと思います。