デザインのディテール
ストライクチャレンジでは毎日新しいデザインをSNSにてアップし、その中から週に1本を実際に製作しています。
※ストライクチャレンジの詳細はこちら
そこで今回は、ストライクチャレンジで実際に製作しためがねについて
なぜこの形なのか?
どういった効果があるのか?
どんな人におすすめなのか?
といったことをお伝えしていこうと思います!
印象を形作るディテールを理解することで、オーダーするめがねのイメージを見つける助けになれば幸いです。
パッと見た時の丸、四角というデザインだけでなくもう少し踏み込んだお話をさせていただきます。
今回説明するのはこちらの形
このデザインはサーモント調ボストン型。
※サーモントと呼ばれるセルとメタルのコンビネーションをセル単体で表現しているところが特徴です。
ボストンと呼ばれる下に細くなっていくような丸型のデザインで、上側のラインを甲丸にカットすることで、面で仕上げるよりも立体感を演出できます。
下のサンプル写真をご覧ください。
写真上 : 甲丸カット
写真下 : 面
顔に馴染みやすくなるのもポイント。
このめがねはレンズの内側にも斜めにカット(テレビジョンカット)をいれて顔にスッキリ馴染む&奥行のある立体的な印象に仕上げています。
細かいポイントですが、テンプルとの接続部分も甲丸カットを施しています。
※外側を丸くしないと智の張り出しが違和感出るので、全体の調和をとるためにカットします。
テンプルは、先を丸くして穴を開けた形状を採用しました。
※革紐を通して首から提げるなんかめちゃくちゃかっこいいと思います。
例えば老眼鏡で使う時にここにチェーンを通しても良いですね。
ボストン型というのは海外の俳優さんがよく掛けていて格好良いと言われているもので、雰囲気を出すのにおすすめですよ。
またボストン型はかけた時にあご先までの距離を長く見せる効果があり、なおかつフレームの上側が肉厚なサーモント型イメージなので、より顔を長く見せることができるのです。
面長効果を持たせながら顔をシュッと見せることができるので、シャープな感じで眼鏡をかけてみたいという人にお勧めです。
様々なディテールがどのような効果、印象を生み出すのか。
それを少しでも体感してもらえると嬉しいです!
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