嘘つきの友達
子供の頃から住んでいる
嘘つきの友達
高価なおもちゃを自慢して
見てない景色を話してた
友達多いと話してたのに
夜になると寂しくて
正直な君がうらやましいから
負けず嫌いに反応してた
本当は何も終わってないんだ
だって始まってもいないんだから
想像の中で押しつぶされて
つぎの言葉が出てこない
ほんとはあやまってしまえば
あしたから生まれ変われるのに
ごめんなさいと言える勇気があれば
あしたから次に進めるのに
嘘つきの友達がささやいている
いつまで一緒にいるの?
嘘つきの友達がささやいている
この手を離すのが怖いのと
子供の頃から住んでいる
嘘つきの友達
君といるのが楽だからいつも
言い訳ばかりしていた
鏡の中に自分を見ても
涙なんかこぼれていない
嘘が嫌いな君に惹かれたから
どんな時も笑顔でいた
本当はわかっていたんだ
だって君が今みている僕は
本当の僕なんかじゃなくて
弱虫に笑ってるだけだから
真実と向き合う勇気があれば
そうしたら君と向き合えるのに
今まで積み重ねてきた偽りを
捨て去ることができるなら
嘘つきの友達のこの手を離して
未来に向かってゆくの?
嘘つきの友達は自分だよと
気付くのがこわかったから
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