彼岸花の造花作りたくなって製作したよ。
急に何故か「そうだ!彼岸花(造花)作ろッ!!!」と、はるか昔にさわりだけ準備してやりかけで放置していた材料を引っ張り出して完成させました。
(よくある)
専門時代、ショー用の衣装製作や知人からの依頼で造花を製作していました。通っていた専門学校では、授業で造花を習う機会はなかったので講師はもっぱら本。あとはそのまま実践、という半ば独学で製作している造花。
形には出来るけど、凄い奇麗で技術的にとっても上手いわけでもないので、俗にいう下手の横好きなんですが何故か数年おきに定期的に作りたくなったり人に頼まれて必要に駆られるんですよね。
今回、忘れかけていたレベルで放置していた材料を引っ張り出して製作したくなったのは勿論コスプレの為です。えへへ。
ある日突然やってくるんだ…○○なシチュエーションで推しを写真に収めたい欲が……。一種の野望です、野望。
そしてその野望という欲望の為ならば手間と暇を惜しまないのがコスプレイヤーです。もうとうの昔に着るのやめて、着もしない衣装だけ永遠と製作してる人間ですが、いいんだよ!!!!
よくイベント会社さんや団体が主催してる彼岸花の生息地での撮影会なんかもあるんですが、生粋の引きこもりなので現地に行くよりもセットとして物を作って組む方を元気よく問答無用の一択で選びました。えぇ、引きこもりなので。
前置きはこの程度にして、本編行きましょ。
材料
・百均の貼れる布(ちりめん風 赤)
・地巻きワイヤー 白#24
・フラワーテープ 緑や黒、こげ茶なんかが花びらの赤に合うかと。
お好みで
・ビーズ
・マニキュア
・スワロフスキー
その他、マスキングテープ、ニッパー等使用。その時々で必要そうな道具や資材はご自身で判断下さい。何時ものさら~っと一通りの流れを書いて詳細はなかったりする不親切仕様です。
短冊状に切った晴れる布をワイヤーを挟みながら二つに折って貼り合わせます。*この時花びらに挟みこむワイヤーも事前に赤に塗っておけばよかった。と試作して思いました。
貼り合わせた物を(何となくこのくらいかな~?で厚紙で製作した)型紙をあてて線を引き、花びらを切り出します。
花びら完成。彼岸花なので、一輪作るのに必要な花は6本、花びらは1本につき6枚。6×6なので合計36枚の花弁を製作。
次に雌しべと雄しべを作るために、ワイヤーを油性ペンで赤く染めます。
彼岸花は花一個に対して雌しべ6本と雄しべ1本の構成なので、計7本必要…なんですが、雌しべの表現どうやって再現しようかなぁ~って悩んでいたら雄しべをぶち込むの忘れて試作完成まで走ってました。(よくある)
ここで雌しべの再現をどうするかテストを重ね始めました。製作中でも気になる事や引っかかった部分を修正する為に、よくこうなります。そして、完成までの道のりが自然と遠くなるわけです。
ビーズ四種とマニキュア四種(全て大好き百均様で揃えた)でどれが一番自分が考える彼岸花の雌しべっぽくなるかなぁ~と…。
結局テストを重ねて、雌しべはクリアシルバービーズ三個×透明赤マニュキュア+赤ピンクの透明ラメで行くことに。
赤く染めた地巻きワイヤーの先にボンドを塗って、極小ビーズ三個を固定して雌しべの膨らみを表現してみました。
そしてビーズを引っ付けた先端にマニキュアを塗って雌しべは完成。
で、これらの準備した資材を組み合わせていくと…。
彼岸花の完成。