【#2_20220619】Xデザイン学校 アドバンスコース
本日の授業トピック
今回の講義テーマは「リサーチとデザイン」ということで、研究方法や研究の種類について話を伺いました。
各班選択した、書籍(私の班は「アート思考 ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法」)の気づきや気になる文章について議論しました。
個人の研究テーマについて発表しました。
本日の気づき
本日は研究方法についていくつか学びましたが、特に気になったのが、事例研究です。事例研究は、自分が関与していない研究や実践から分析する研究だと認識しました。
このように聞くと、少し難しいように感じますが、私も普段書籍や人の話から一つの具体例として認識し、それらを分析しているのではないかなと思いました。
研究とは、そのなんとなくやっている分析を論理立てて言語化し、知見として共有できるもので、自分にとって身近なものだと思いました。
研究テーマ
今年度の研究テーマについて検討している内容を報告しました。
テーマは、デザインの民主化:誰もが利用できるデザインツールキットの作成
研究テーマを選ぶまでの経緯
私は、社内にデザイン文化を作っていきたいと思っています。
そのためには、目的に合わせてデザインツールを利用してもらい、考えを可視化してもらう経験を多くの人にしてもらう必要があると考えました。
そこでまず社内のあるプロジェクトで、デザイン手法を取り入れる実践を行い、プロジェクトの方向性やコンセプトを検討しました。その際、プロジェクトの目的やゴールに合わせ、ペルソナの作成、ストーリーボードの作成、サービスブループリントの作成、画面遷移図の作成を行いました。
プロジェクト終了後、チームメンバーに今回の事例をテンプレート化したり、事例を集めればよいのでは?との声があがりました。
ただ、私の中では、目的に合わせて手法を検討し使えるようになるべきだと思い、テンプレート化することには反対でした。
そんなときに、出会ったのがDAのツールキットという考え方でした。フレームワークを与えるのではなく、誰もが利用・選択できるようにするためのツールキットを与えるという考え方でした。
この考えを応用し、誰もが利用・選択できるようにするためのデザイン手法のツールキットを作成していきたいと考えました。
今後のアクションプラン
社内にツールキットがあるかの確認と、既存のツールキットの分析を行い、どのような内容が必要なのかを検討していきたいと思います。
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