子どもが生まれて、私が選択した仕事の進め方
私は算命学という学問に出会い、人生観がガラッと変わった人間です。
私にとって算命学の教えは決して耳障りの良いものばかりではなく、むしろ厳しい事の方が多いのですが、自分の宿命が求めている事に忠実に生きてみようと決めたのが5年前です。
それも踏まえて、子どもが生まれ、これからの仕事の進め方について書いてみようと思います。
やっと家族になれた感覚
個人の生年月日を紐解く前に、算命学は陰陽五行論、自然思想から成りたっています。
主体性がある方が陽
主体性のない方が陰
男と女は、本来は男が陽で女が陰です。
男と女はそもそも役目が違います。
子供を産む事ができるのも女性だけな様に身体の構造も違うわけですね。
この妊娠出産を経験して感じたことは、人には節目節目で生き方が変わることがあるけれど、女性はその体の構造上、強制的に生き方を変えなくてはいけない時がくるのだな。と理解をしました。
現在は女性の活躍の場が増えているので、結婚をしただけではなかなか女性も変化しない方が多いと思います。
私もまさにそれに該当しました。
夫と結婚しても子供がいない間は、恋人のままの様に自由で、お互い深夜まで仕事をし、寝室で23〜25時頃に顔を合わせる様な毎日でした。
とにかく、仕事優先で家族を形成する姿勢は無かったと思います。
夫と私はまるで、協力者、同志、恋人の様な関係で家族と呼ぶには違和感のある関係性だったと思います。
それでも、妊娠をすると女性はお腹の中の生命を育てるために一気に生活が変わります。そして、産後というものは激的に変わるわけです。うちの場合は初めて夫婦になった感覚を得た気さえします。
妊娠中から家族っぽくなってきて、出産後は一気に夫婦と家族というこのセットが私と夫の細胞に入り込んできて、The家族という雰囲気になりました。
今更ながら5人くらい産みたかったな~
39歳まで子どもを持つ事がイメージ出来ず、実際40歳にして初めて帝王切開での出産となったわけですが、今本当に後悔している事があります。
子ども5人くらい産みたかったな~
って本気で思っているんです。
つい昨年まで、子どもに関して、自分から望むことはない、というかむしろ欲しいと思えた事がなかった、その私が今はそんな感情になっていて。
想像していた存在とは全然違いました。
私子どもめっちゃ好きみたいです笑
可愛くて可愛いくて仕方ないです。
そこで、
私は妊娠中から子どもが産まれたあとの仕事についてどうしようか?
を毎日考えていたのですが
仕事とは?
女で女親の私の仕事とは?生き方とは?
今までの独身風の人妻時代の仕事とは全く別物で考えなくてはならぬぞ。と。なってきたわけです。
私の本業は子育てだ!
2021年9月以降の私のメインのお仕事は子育てである。
これが本業です。
副業として、自分のエステサロンやスクールや鑑定がある。
そう、私の本業は
娘の成長を毎日この目で見て
娘と沢山お話しをして
母乳をあげて
衛生上の管理を丁寧に行って
良質な母乳のための食事や身体づくりを行うこと
24時間娘と同じ空間にいる事だ
この本業をおろそかにして副業にあけくれたら、前提の部分で宿命通りに生きにくくなるかもしれないと感じました。
娘を保育園か親に預けて、朝から晩まで副業をやってしまったら、お金や自分の名誉という豊かさを手に入れる反面、幸福や一番大切な未来を失うなと思ったのです。
0歳の子を他人に預けてまでやるほど価値のあるビジネスってなんだろ?
色々思うことはあります。
8年もやったお店です。
お客様だって沢山いてくださるのに…
スタッフだって頑張ってくれている…
言い出せばキリがないです。
でも、娘を放置してまでとりかかる事ではないなぁと心の底から感じたんですよね。
そう思った時に、
またサロン経営を本気でやりたくなったらいつでも出来る!
今はとにかく、本業である娘との日常をとことん楽しむ!
それに特化しようと決めたのでした。
決めたというか、本心で私がそうしたい!と思ったので、仮に夫や親に子供を預けてちゃんとサロン経営をやりなよ!と言われても私はNoなんですよね。(誰もそんな事いいません)
陰陽論的に考えると・・・
お勤めの方なら積んだキャリアを失いたくない
私なら財産であるサロンやお客様を失いたくない
↑これって結構あるあるだと思うんです。
運勢を全体感で見ていくと、母がちゃんと母の役目を果たした方が家族の運勢は向上しやすく、その方が宿命通り生きやすくなります。
これは、目に見える収入や名誉が目減りしてもです。
現在は目に見える豊かさばかり追いかける傾向ですが、算命学は目に見えないものをみていく学問です。
(スピリチュアルではなく、地に足のついた学問です)
今の目の前に見えているものばかりを追うとバランスを崩しやすいんですね。
では、ここで言う目に見えないものとは何でしょうか。
それがまさしく「陰陽論」であり、「家族の総合的な運」でみることかなと思っています。
例えば、うちの例でいけば
私が仕事をしなくなった分、夫がその運勢を使えます。
運勢の総和のバランスは変化しませんから。
娘がそれを使っても良いです。
家族の運勢を100とすると
以前は、私が50・夫が50
だったとして、
今は
私30
夫50
子供20
くらいかもしれませんね。
自分のお店がうまくいっていたと仮定して例え話をもう一つします。
妊娠前までは家族の運勢バランスが
私70
夫30
だったかもしれません。
この家族の運勢を妻が欲張り過ぎて、夫が伸びない理由を妻が作っていたと考えると、どうでしょうか?
この運勢法則が本当だとしたら
もしこの夫がなかなか仕事で出世できないとして、その事を妻が責められる立場にはありません。
妻であるあんたが夫の分まで使ってしまってるからでしょ?
と言いたくなるわけです。
これが、
私がやや専業主婦になった今、現在は限られた時間内でビジネスをしているので
私30
夫50
子供20
とかになり、
男の夫が主体性をもった家族形成となるわけです。
陰陽整いましたね。
結果家庭内の陰陽がしっかりしたので、我が家は産後やっと夫婦・家族になれたのだと思います。
目に見えないものを感じて自然に生きてみる
算命学は気の学問なのですが、気って目に見えないけど確かに存在すると感じています。
算命学を学んでいて常に思うことは、自分の宿命が望んでいる生き方をし、役目を果たすこと。
そして未来が予測できる事をちゃんと活用し、防げることは防ぐ。
活用して伸ばすとこは伸ばす。
全てにおいて中庸であり欲張り過ぎない事は前提として丁寧に生きていきたいと思います。
算命は置いておくとして、とにかく赤ちゃんってすごく可愛くてたまりません❤️
ギリギリだったけど娘を無事産む事が出来て本当によかったです。
私の場合は、この経験がある人生とそうでない人生、本当に全く別物だったと思います。
この宝物の様な存在の娘を夫と丁寧に大切にそして、何よりこの子がちゃんと宿命通り生きていける様に導いて参りたいと思います。
私がこの子に一番してあげるべき事、してあげられる事は、学校のお勉強を教える事ではなく、この子にとっての宿命通りの生き方を導く事だと思っています。