【佐渡たび】佐渡金山とトキの森公園
佐渡の王道コース(と、勝手に命名した)佐渡金山とトキの森公園。
初めての佐渡なら絶対に行っておきたかった場所だし、トキがいるから佐渡に行ってみたくなったようなものだ。
絶滅してしまった動物を、もう一度自然の中で生きられるようにすることは簡単ではないし、最後のトキの話を小説やドキュメンタリーで目にするたびに、なぜが気になって、いつか佐渡に行ってみたいと思うようになったのだ。
だから、今回行けてよかったなと思っている。
1、トキの森公園
ちょうど今年の前半に生まれたばかりのトキがいて、親鳥と子供の計4羽が専用のエリアにいて、様子を見る事ができた。
大きさは親鳥も子供もほとんど同じくらいになっていてヒナというにはだいぶ成長していたけど、元気に育っているようで何よりだ。
ここから、訓練用のエリアに移って、自然の環境に適応できると判断された子たちだ外に放されるのだと言う。もちろん、放す前にはそれ相応の訓練的なものがあるらしい。
トキが生きるためにはきれいな水場や空気がなければいけないらしい。
トキの生命力と自然環境。どちらの条件もクリアできる環境は、きっとどんな生き物にとっても行きやすいんだろうな、と思う。
2、佐渡金山
平成元年まで実際に稼働していた金山。
私はその事実を知らなかったのでかなり驚いた。平成元年って結構最近じゃない?
坑道内の展示は主に江戸時代の再現だったので、平成元年の時点の様子とはかけ離れると思うけど、平成に入るまで実際に稼働していたと思うと急に身近に思えてくる。
危険と隣合わせの現場だけど、掘れば金が取れるゴールドドリームがある場所。一体、どんな気持ちで働いていたんだろう。
砂金体験を経て、一発逆転を狙うならやっぱり金山?とか思ったりもしたけど、どう考えても大変すぎる仕事・・・歴史を通して人が生きてきた空気を感じられる場所って、やっぱり面白いですよね。
佐渡の王道コース。楽しかった。