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修正できない失敗はほとんどない、だからと言って手を抜いていいわけでもない

「修正できない失敗なんてない」

以前働いていた会社の上司に言われた言葉だ。

本当にその通りだと思う。

何か失敗をしたとして、その大小にかかわらず本当に取り返しがつかない事なんて、世の中そう多くない。まして、仕事に関して言えば必ず何かしらの問題解決策だったり、代替案だったりがあって当然である。

失敗=修正不可能なら、世の会社はどんどん潰れているだろう。

働いていれば多かれ少なかれ問題が起きたり、誰かが何かの失敗をしたりする。月並みだが、失敗を修正し、問題を解決してそこから学んで次に活かせば、まったく問題ないと私は思っている。

だけど、実際に会社で働いていると、いかに失敗を見せないように取り繕うか、問題が起きたら自分は悪くないと主張するか、という努力がそこかしこで行われている。

確かに、問題が起きたら責められたくはないし、失敗だってしない方がいい。だけど、起きてしまったなら、その先どう対応するかを考えたいし、反省や振り返り、必要なら責任の追及は解決してからでも遅くはないような気がする。

大事なのは、なぜ失敗したのかが自分で分かるかどうかと、そもそも手を抜いていなかったかということだと思う。

未然に防げることは問題が起きる前に手を打っておくこと、起きてしまった失敗があるなら原因を考えることが成長に繋がるし、同じことを繰り返さない一番の近道だ。

縁あって同じ場所で同じ仕事をしているなら、お互い持ちつ持たれつポジティブに働きたい。

どうせやるなら、もっと楽しく仕事したっていいと思う。

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