廃坑の島
長崎県に池島という島があります
かつて炭鉱で栄え昼間人口一万人とも言われた島ですが今は二百数十人の方がひっそりと暮らす島です
生活必需品は週一の移動スーパー頼みで食堂が一軒と宿泊施設も一ヵ所しかありません(しかし銭湯はあります)
同じ廃坑の島として軍艦島を連想される方も多いと思いますがアチラは無人島で厳しく立入り制限があるのに対しココには人の暮らしがまだ残っていてとても不思議な感覚に陥ります
廃墟アパートかと思ったらひょっこり老婦人が出てこられて驚いたり
多くの猫がいて何かの天国かと思うほどです
一度訪れた方は必ずまた行きたいと口をそろえますが実は雲の無い夏の日に宿泊するとこの島の更なる魅力に気付きます
なんと天の川が肉眼で驚くほどハッキリ見えるのです(誇張ではなく)
もし流行病終息後に九州へ旅行の御予定がある方はアクセス良好とは言えないもののこの島へ訪れるのをお勧めいたします(二つの港から船が出ていますが車も運べます)
駄文を書き連ねても魅力が伝わるか疑問ですから拙いながらも写真を以下に載せておきます(2018と2019訪問時のものです)