ずっと思い出せなくて悩んでいた小説家の名前を、寝起きの微睡の中でふと思い出した。それは深海から言葉の破片がゆらゆらと水面へ上がってくるような不思議な体感であった。懐かしい本をもう一度買うことができて嬉しい。

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