The Japanese Odyssey 2023 参戦譚 ~Episode.0~
どうもこんばんは。
じーにょです。
2023年10月24日(火)から11月5日(日)まで開催されたThe Japanese Odyssey 2023について、出走に至るまでの経緯や出走にかけての準備・鹿児島でのpre eventも含めた走行譚を纏めたく、noteを執筆しています。
前回、TJOについて&準備編をまとめました。
ご覧になっていない方は、そちらから見て頂けると話の流れが理解できるかと思います。
その時の記事はこちら。
今回は、前回の続き、すなわちTJOスタート前日からのお話となります。
少し、写真多めでお送りします。
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TJOスタート前日 pre event
午前中は、TJOのpre eventということで、鹿児島県市役所が桜島ライドを企画してくれている、とだけ聞いていました。
何故鹿児島市役所が?と思うかもしれませんが、主催のEmmanuelとGuilaumeの出身がフランスのストラスブール市という都市で、鹿児島市はストラスブール市と姉妹都市とのこと。
何年も鹿児島を起点にTJOを主催しているので姉妹都市になったのか、それとも、姉妹都市だから鹿児島を起点にTJOを開催しているのかは分かりませんが、兎に角、仲がいいのは良いことですね(テキトー)。
この日は、朝から飛行機輪行を解除するTJOの参加者でホテルのロビーが賑わっていました。
何名かは、飛行機輪行に伴う変速の不調など、マシンの不調でイベントライドへの参加は叶いませんでしたが、大多数がイベントのスタート会場へと向かいます。
(ちなみに、落合さんやMarek、などはイベントには参加していませんでした。)
あれ?人数が多いような?
ツイートの通り、TJOからは30人ほどの参加予定と聞いていましたが、全部で60人ぐらいいそうです。
どうやら、鹿児島在住?の方は無料で参加可能なライドのようです。桜島を一周しつつ、何箇所かエイドも用意してくれているライドです。エイドがあるライドはほとんど経験したことがないので楽しみです。
加えて、TJO参加者となるべく親睦を深めておこうと、いろいろな人に声をかける予定です。
軽くコースを説明しておきます。
左の場所を起点に、時計回り一周48km/950mupのコースです。最後、展望台まで350mupのヒルクライムがあります。
まあ、これから2600km/40000mupのイベントに出ようとしている者たちにとっては、難易度だけ見ると朝飯前にもならないですね・・・
偉い人の開催の挨拶をお聞きしたあと、いよいよスタート。
真ん中のオレンジ色のヘルメットを被っている男性は、PEKOさん経由で知ったAndrei(アンドレイ)。その右の黒ヘルメットの女性がJanaですね(前回記事参照)その右は多分Leaさん。
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スタートしてしばらくは、海沿いの平坦の道をみんなで走ります。
(鹿児島市が予め道路使用許可を取っています。とはいえこんなに横に広がって走るのは全くもって良くないです。すいません。)
彼女はKyoko Fujie(Kyokoさん)。
ブルベ、特に関西方面に参加されている方ならご存知の方も多い、10 different SR600を達成している峠の女神。げきつよ。
Raphaのライドリーダーでもある(後で聞きましたが、女性でライドリーダーはやばいとのこと)。
ちなみに、私はSR600は1つ完走3つDNFの雑魚です。
TJOは、かたやまさんにそそのかされて勧められて参加しているらしい(私と同じw)。
TJOのCap No.1でもあります。
そんな方と、『今回はルートが山ばかりのところを通っているし、熊に遭いそうだね、怖いねぇ』という話をしています。(フラグ建築)
まあでも、『先に通過する方(ここでは主に落合さんを指しています)が、熊を撃退してくれるでしょう』とも話しています。
そんな話をしている間に、あっという間に第一エイドです。
第一エイドでは、水や緑茶(甘くないやつ)、黒糖などを頂きました。
一般の参加者の方と、「これから青森行くんですよね。考えられないです、頑張ってください」などという会話をしつつ、あっという間に第二エイドです。
ここでは、local cuisineのさつま揚げを頂きました。エイドありがたすぎる。
第二エイド横には、昭和33年の御岳噴火による火山灰で埋まった鳥居がありました。
火山灰で鳥居が2mも埋まる世界。自然の力には勝てそうもないですね。
第三エイドでは、甘夏スカッシュが美味しかったです。(エイドの写真無し)
この後、展望台に向けて350mupのヒルクライム。
先頭は、おそらく5~6倍でかっ飛んでいきました。明日から2600km走らないといけないので、心拍数を上げないよう出来るだけゆっくり走ります。(とはいえウキウキで、それなりのペースで登ってしまうのですが。)
なんだかんだあって、展望台到着です。
左から、(今回は不参加ですが過去完走経験有の)Hiromu、主催者のGuilaume、私、アンドレイです。
アンドレイはpeaksなどにも参加しているようで、TLでも「この人見たことあるw」との声がちらほらと。ちなみに日本語はペラペラです。
その後は、ゴールに向かってゆったりと走ります。
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彼はMark。
オーストラリア出身で、今は(確か)シンガポールでRaphaの店員?として働いているらしい。イケメンで、めっっっちゃ好青年。
Raphaの店員でもあるので、RaphaライドリーダーのKyokoさんをめっちゃリスペクトしていたw
彼は、10月に(仕事をしながら)大学を卒業したばかりで、今回TJOはお祝いのライドだと言っていましたね。
そんな彼と、仕事は何をしているのか、などと雑談をしています。(久しぶりに英語を話しているので、thousandを10handreds、manyをmuchなど、とにかく英語がぐちゃぐちゃで恥ずかしい)
そして最後、ゴール地点に着いたタイミングで、「300kmがどうのこうの・・」、と言っています。が、聞き取れませんでした。
約10日後に宮城で会った時に詳しく聞くと、どうやら彼、今までの最長ライド距離は300kmとのこと。
TJOは2600kmぞ???
そんなbackgroundでTJOにエントリーしてくる外国人、マジで頭おかしいな(褒めてる)などと思いつつ、気づいたらゴールしていました。
鹿児島市主催の歓迎ライド、とだけ聞いていたので、
エントリーした記憶のないツールド桜島を完走したことに少し驚きつつ、克灰袋(火山灰回収専用のゴミ袋)と、それに入った完走記念品を頂きます。
「克灰袋なんかいつ使えばいいんや」などと思いつつ、有り難く頂きます。
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TJOスタート前日 ブリーフィング
バイク見本市
昼食を食べて、午後から始まるブリーフィングに備えます。明日の朝のTJOスタートに備えて、pre eventに参加していないTJO参加者も、バイクを携えて続々と集まってきます。
各々の参加者の、工夫を凝らした、こだわりの感じられるバイクパッキングは、まるでさながらバイクの見本市のよう。
ツイートしていないバイクも載せます。
少し持たせてもらいましたが、誇張なしにマジで持ち上がりませんでした。
Kyokoさんと二人でめちゃくちゃ驚いていました。
色々なバイクを観察するに、かなり大きなギアを付けている人が多いです。
あと、ほぼ全員がディスクブレーキだったような。
逆に、泥除けを装備している人は全体の半分ぐらい。みんな、水には強いのか??
また、TTバーはほとんどの方が付けていました。(付けていないのは、多分私とKyokoさんぐらい)
山岳ルートなので、個人的にはTTバーは不要と判断して付けていません。
邪魔&ハンドル前方にinsta 360 X2をマウントしているので。
ウルトラロングなので、ポジションを多く取れる面を考慮するとTTバーは付けた方がいいのかもしれませんが。(結果的に特に痺れも出ず、TTバーを付けずに良かったと思いました。)
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ブリーフィング
その後、いよいよTJOのブリーフィング開始。
Emmanuelが日本語で挨拶、日本語上手いw
「感謝、いたしましゅ」かわいすぎる
市役所の女性の方(名前忘れてしまった・・・)が日本語に通訳してくれています。
Guilaumeからの説明も受け、ブリーフィングは無事終了。
スタート前から色々と面白いオデッセイ。
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夕食のビュッフェで1ヶ月ぶりにアルコールを摂取。
これからの山岳2600kmで何kcal消費するか分からないので、出来るだけ沢山食べておきます。料理もかなり美味しかった!
その後は、ホテル自慢の温泉に入り、明日に備えて寝ます。
九州ラウンドは寝ずに走破する予定なので、しっかり寝ておかなければなりません。
明日はいよいよThe Japanese Odysseyがスタートします。
予定スタート時間は8:00
・・・いよいよ次回、note上でもTJOがスタートします。(やっとかよ)
スタートする前からイベント尽くしのTJO。
物語はまだ始まったばかりです。
・・・
続く
P.S.
insta360 X2、便利すぎる
後から、好きな画角に編集できるのが神すぎ
(なお、購入しても私には一円も入ってきません。おかねください。)
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