2024GW3連戦 完走記
どうもこんばんは。
じーにょです。
現在、絶賛Japanese Odysseyの参戦譚を連載中ですが、一度ここで、この間走ったGW3連戦の模様をダイジェストで載せておこうと思います。
TJOの記事執筆に集中したいので、サーーっとダイジェストです。
TJOの記事ですか?書いてますよ?はい、もちろん・・・・・・・えっ?
コース説明
GW3連戦ですが、そもそもGWは4/27(土)~5/6(月)までの10日間が休みでした。
R東京のRM1900等ロングブルベの開催もありましたが、平坦基調で個人的にはつまらないな、と思って自分で設定したコースがこちら。
427~429 SR600富士 (610km/10570m(実測))
430~502 SR600奥入瀬 (623km/10330m(実測))
503~506 BRM503宇都宮1000八戸 (1022km/9460m(実測))
今さらですが、各コースのプロファイルを載せておきます。
SR600富士
SR600奥入瀬
BRM503宇都宮1000八戸
基本的に山岳コースを繋げたもので、立ち位置としては、来年のオデッセイに向けて山岳ロングの経験を積むのが目的です。
ちなみに、オデッセイは今年の開催は見送られ、来年10月に北海道で開催される予定となりました。
・・・
SR600富士
というわけで?、4/27(土)朝4時、高尾駅をスタートです。
ダイジェスト版なので色々と割愛していきます。
2時間後に、オデッセイで一緒だったアンドレイ含めた御一行(合計3人)がスタートするので、どこまで逃げられるかも見どころです知らんけど。
雨予報は無くなったはずなのですが早速雨に降られつつ
PC1山伏峠
頭おかしいダンプに轢き殺されそうになりながら・・・
めがね橋です
碓氷峠を登り、軽井沢経由で草津、渋峠に向かいます
渋峠前のラストコンビニで補給しつつ、
無事国道最高地点に到着。
景色?そんなものはありません。
下ってPC4、
また登ってPC5、
PC6、
誕生日を真っ暗な山の中で迎えつつ・・・
標高2000m弱の美ヶ原に到着しました。
外が寒すぎて、トイレで色々とうずくまっていたらアンドレイが来ました。
アンドレイと、美ヶ原は斜度が一定じゃなくて辛かったよね〜、という話をしつt・・というか寒すぎてやばい。
・・・
まだ日の出前なのにやけに人がいるな・・・?
と思い、外に出てみると、
絶景がそこに。
みなさん、これを見に早朝から車で来てたんですね。
これは是非皆さんも一度見てほしい景色でした。
霧ヶ峰を通過して、
白樺湖のローソンが7時オープンなので、開店と同時にin。
しばらくアンドレイとイートインでグダグダしていると、アンドレイ御一行がやってきました。
ちなみに、彼ら2人が来たタイミングでアンドレイは、
「やばい、2人が来た。追いつかれるから先に行かなきゃ」
と言い残してリスタートしていきました。
一体何を競っているんだろうか・・・w
PC8、PC9を通過して・・
温泉で仮眠します。
正直、数時間寝てリスタートすれば40時間切れたのですが、明日の八戸行きの新幹線の時間もあるためあまり急ぐ意味は無く・・・
ゆっくりと温泉で閉店まで時間を過ごすことにします。
(暇な人のツイート)
リスタートして、
PC10を通過
風にたなびく無限の鯉のぼり
韮崎市にある台湾料理福福さん。
量も多い(普段なら食えないレベル)で900円でした。
PC11、PC12を通過して、
SR600富士、完走しました。
タイムは51h15mとまあまあ?のタイム。
ちなみに、アンドレイたちは37時間ほどでゴールしたらしいです。600ブルベかな?
高尾山口駅にある温泉でリフレッシュした後、東京駅に移動
その足で八戸まで新幹線で移動。
RM1900の参加者を八戸近辺のCHKで迎撃出来ないか検討しています。
八戸駅に着いたのち、RM1900の通過チェック6に一足先に到着します。
swiftさんは既に通過済み、おごうくん、おとうふさんが来るかなー?と思って1時間ちょっと待っていたのですが誰も現れず・・・
仕方ないので、
オデッセイのゴールでもある芦毛崎展望台を見に行きつつ、ホテルに戻り明日の準備をします。
(後で知りましたが、CHK6を離れた15分後に矢萩さんが通過していたと知り、軽くショックを受けたのでした)
・・・
SR600奥入瀬
というわけでGW第二戦、SR600奥入瀬をスタートします。
申告したスタート時間は3:00でしたが、雨対策の装備の準備で時間を取られ既に3:24です。
オデッセイのコースの完全な逆走をしていることに感動しつつ(オデッセイの時は右膝痛で気が狂うほど辛かったです、詳細は後にオデッセイ参戦譚で触れます)
PC1 平庭峠に到着します。
葛巻町の風力発電もオデッセイ絡みのネタです。
PC2、ようやく雨が止んだので雨装備を解除。
睡眠負債が少しずつ溜まってきているのか、日中に眠くなったので20分ほど仮眠。
足の状態は、ふくらはぎの筋肉がバキバキ、ぐらいでした。
PC3、早坂峠
右に行くと最高の夜空が見れた早坂高原、左に行くと最強の熊が見れた石峠なので、すごく思い入れのある場所です(オデッセイネタ)
・・・
PC4を通過してからまた謎の雨が降ってきましたが、本日の宿に到着。
ふくらはぎの筋肉がガチガチ、それ以外も筋肉がかなり硬くなっているので、温泉でしっかりと足をほぐして翌日に備えます。
特に足首、股関節はしっかりとほぐさないと膝周りに故障が出るので念入りに。
5日目のリスタート、
アスピーテライン手前の峠が鬼畜仕様だったのを呟きつつ、
アスピーテラインの登り開始です。
登っている途中、下ってきた車がわざわざ止まってくれて、上のような指摘をしてくれました。
八幡平では普通のことらしいですが、万が一のことも頭に入れつつ登ります。
頂上までもう少しのところにある展望台での一幕です。
その後は熊に会うこともなく、アスピーテライン頂上に到着
お決まりの雪壁写真を撮って、
PC6でもある藤七温泉に向かいます。
ここの温泉、見事な露天風呂、(というか外)で泥湯が楽しめます。
普通に過去最高を更新したので、通過した方には絶対入ってほしい。
藤七温泉に南部鉄器のキーホルダーが売っていたので、ふぃりりんとコラボさせて音色を奏でるようにしました。
レア標識
安比高原で、まだ200km以上あるにも関わらずラストのコンビニ補給をします。
(実際には酸ヶ湯の登り手前、495km地点にコンビニがあるのですが、朝7時オープンのため寄れない)
・・・
さっきまで15℃以上あった気温が、落陽と共に一気に落ちていきます。
気温はどんどん下がる代わりに、星はとても綺麗です。
気温はどんどん下がります。
下がりました。
・・・
PC8に到着しました。
酸ヶ湯アタックの前に仮眠予定でしたが、気温1.2℃でどうやって寝ろと・・・?
と思いつつなんとか寝たようです。
自販機のドリンクを全てつめた〜いにするのやめろ委員会。
いやー寒かった。PEKO袋万歳。
・・・
日が昇ると暖かくなり、無事PC9手前の酸ヶ湯温泉まできました。
ゴールまでの時間が無いので、今回は温泉に入るのやめておこう、とキーホルダーの人にも言われつつ・・・
結局入るのであったじーにょ。
45分ぐらいで温泉を離脱しつつ、
PC9の笠松峠です。
あと90kmを5時間、ここから笠松峠の下りはありつつも、まだ登りもある道をこの足で・・・?
・・・完全に酸ヶ湯温泉のせいですね。時間がねぇ。
なので、もう無い足を使って踏んでいきます。
踏んでいきました。
奥入瀬渓谷、路面悪すぎるんや・・・
パンクして余計に時間が無くなったので、奥入瀬渓谷を写真も撮らずに踏んで通過、PC10。
最後の農道(つまりアップダウン)を死に体でこなし
なんとかギリギリでゴールに到着。
ゴールのツイートもそこそこに、明日の4時スタートに向けて、3日前も泊まった東横インに向かいます。
東横インにはドロップバッグもしているので、メンテ用品を使って車体のメンテをして明日に備えます。疲労が溜まっているのは自分の体だけじゃないですからね。
・・・
BRM503宇都宮1000八戸
というわけで、意識を失ったらもう翌日の朝です。
どのタイミングで点かなくなっていたのかは不明ですが、ヘルメットリアライトが点かなくなったので交換していました。
昨日のパンクのぼやきです。
はい。
パンクで萎えたので、とりあえずりんごでも食べるか、と思って走っていたら、道路に2匹のなまはげが。
この二人が面白くて、パンクのことは忘れられました。ありがとうございました。
一昨日も来たアスピーテラインの登り口に到着しつつ、
八幡平の頂上に着く前に、ふけの湯温泉に寄り道します。
もう足がボロボロで筋肉が固まっているので、ほぐしながら進まないと怪我のリスクが高いのです。
傾いた廊下、踏むとギシギシと音を立てる廊下、非常に良い。
売店にオコジョが売っていたので、ふぃりりんの友達に追加
どっちもあざとかわいいとの評価を頂きました。
少し登ってCHK2、CHK3(コンビニ)を通過し、
大谷がいなかった花巻市も通過し、
sugar3さんに迎撃して頂き
CHK4を経て今日のホテル(320km地点)に着きました。
色々とありましたが睡眠と補給をこなし・・・
・・・
7:30過ぎにリスタートしました。
滞在時間は約8時間、1000ブルベでは普通初日にこんなにホテルに滞在しませんが、、、もう8日目で睡眠負債がだんだんと溜まってきているのが分かります。
ちょっとした峠の登りで、何故かモンシロチョウが1分ぐらい前を引いてくれました。
0.01wぐらいパワーを削減出来たので感謝です。
・・・幻覚は見ていませんよ?
これもオデッセイネタですね、早く書きます。
辛かったCHK5~CHK7のリアス海岸のアップダウンを華麗に端折りつつ、
ホテルまで40kmの鳴子温泉駅にある足湯で足を回復&仮眠をしました。
これもオデッセイで寄りました(早く書け)
CHK9の新庄駅になんとか到着した後、すぐ横のルートインに向かうと、
リスタートするタカトリさんとお会いしました。
どうやら1日前にスタートしたAR日本橋さんの奥の細道1000も新庄駅を通るらしく、朝5時ということもありホテルの出口からゾロゾロと参加者たちが最終日の顔をしながら出てきます。
私は今からチェックインなのでしばらく寝ます。
・・・
チェックアウトギリギリまで5時間半滞在して、最終日スタートしました。
時間無い、って言ってますが普通にホテルに滞在しすぎですねはい。
GW中、気温の変化が大きすぎて体が対応出来ませんつらい。
走行距離2000kmを突破したのでお祝い?に道の駅で紅えびソフト
そして、道の駅の売店に"はまいぬ"が売ってたので"はまいぬ"を装着。
その後は新潟県の海沿いに出て、ド追い風の恩恵を享受しながら笹川流れの塩製造所に到着。
料理にも使いたかったので、玉藻塩350gを購入と同時に塩ソフトも食べました。
玉藻塩がかけ放題なので、ミネラル不足の体にはベストマッチでした。
というか、塩作りの光景が普通に興味深くて見入ってしまいました。
玉藻塩を背中に忍ばせ、相変わらず海沿いの道を爆走します。
追い風が多分8m/sぐらい吹いていて、38km/h巡航余裕でした助かります。
追い風の恩恵に授かり、残り1ブルベを13時間(15.4km/h)
朝にホテルを出発した時は17.1km/hだったので、かなり要求グロスが下がりました。
寝たので要求グロスが跳ね上がりました。
・・・
ラスト200kmで再度アップダウンが始まったので、普通に辛いなぁ・・・と思いつつ、もう足も出し惜しみする必要が無いのでちょっとした登りではダンシングで300wぐらい出しつつこなしていきます。
ただ、調子に乗ると膝が故障するので踏みすぎないように注意します。
・・・
その後はゴールまで踏み続けて、宇都宮1000も無事完走しました。
ゴールでは宇都宮のスタッフの方もいらっしゃって、色々と談笑していましたありがとうございます。
・・・
GW全体では、
SR600富士 : 610km/10570m
SR600奥入瀬+α : 655km/10520m
BRM503宇都宮1000 : 1022km/9460m
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計 : 2287km/30550m
と、まあ当初の目的である、「オデッセイに向けた山岳ロングの経験積み」は出来たのではないでしょうか。
普通に疲れました。
ちなみに落合さんは、(多分)300->200->600->1000->自走200で合計2450km走っていたようです。
いやーー勝てない悔しい。
・・・
GWの締めは、焼肉を食べて疲れを癒しました。
以上、GWの閑話休題でした。
次回、今度こそ、初めてのロンググラベルでフランス幼女がお出迎え・・・?編
続く
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