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その動物衝突リスク、減らせます

ロードバイク Advent Calender 2024 の5日目の記事です。

どうもこんばんは。
じーにょです。


いきなり釣りタイトルみたいな記事ですいません。


自転車乗りなら、ダウンヒルで動物が出てきてヒヤッとした経験、一度や二度、ありますよね?


動物は運ゲーだから、仕方ない
運悪く動物と衝突して落車、怪我をしてしまった人に対するコメントでよく見かけませんか?


もちろん、究極的には最後は時の運ですが、動物にも意思はあります。
本当にランダムで出てきているわけではないので、リスク低減策は多々あります。


今まで数々の動物に大量に遭遇し、その度に回避してきました。その経験と、
オデッセイの時に落合さん(日本縦断ギネス記録保持者)と走りながらこのことについて会話したのですが、あまりにも共通認識が多すぎてやっぱそうですよね!」となった知見を共有したく、今回記事を書きました。

皆さんの動物衝突リスクが少しでも減りますように。




はじめに

衝突例

2年前に少し話題になったとれたまさんの映像です(苦手な方はスルー推奨)(掲載許可頂きました)。
このレベルに関しては正直もうほとんどだと思っています。国道の志賀坂峠ですし、日中、対向車も来る程度には交通量もある(と推測される)ので。


今回は、これよりはもう少し回避可能な状況、というよりは、「動物の飛び出し事前予測」に焦点を当てて話をしていきます。



衝突可能性のある動物の種類

衝突回避するにはまず敵を知りましょう
動物はその種類ごとに行動パターンが結構違う(経験則)ので、行動パターンを知っておくだけで初見の敵でも上手く対応できる可能性が上がります。ブルベ勢であればほとんど遭遇したことあるかと思いますが。

ということで、道路で遭遇する動物を一通りまとめました。ライオンが入ってないよ!という指摘は随時受け付けています(?)。


  • たぬき

恐らく遭遇回数としては一番多い動物。動物落車原因トップ3には入ってると思われる。小柄なので衝突しても大落車にはなりにくいが、踏んだら普通に怪我する程度には落車するし、スピードが出ていたら結構やばい。
日が暮れてから林道のいたる所で遭遇する。逆に昼間はあまり見かけない気がする。
頭はあまり良くなさそうで、後ろから自転車が来ているのだからスッと脇道に逃げればいいのに、ノコノコと自転車の前を道路沿いに逃げ続ける、20km/hぐらいで。
こいつは出る場所が結構決まっている印象なので、後述するシチュエーション別走行ラインを守ればだいたい大丈夫。


  • イタチ

意外と見かけない。いや、もしかしたら見かけているのかもしれないが、素早くてあまり姿を見ない
夜間であればライトの光ですぐ逃げていくので、警戒する必要性は低いかもしれない。


  • イノシシ

普通に見かける。動物落車原因トップ3の一角。こんなに可愛くない
大柄なので衝突したら自転車なんて全然負ける別に勝っても嬉しくないけど。
夜間も見かけるが、意外と昼間にも見かけるな、と思ったらどうやら昼行性らしい。
日本全国どこでも見かけるが、東北地方のイノシシは他の地方のそれとは違い一回りも二回りも大きく、牛みたいなのでより注意。群れることもあります。
私は千葉の鹿野山でeverestingしてたら、夜のヒルクラでイノシシと50mぐらい並走したことがありますドヤァ
頭は案外悪くなさそうで、姿を見せたらすぐに逃げていくことが多いが、突然飛び出されたら流石にキツい。


  • ネコ

いわゆる野良猫。林道ではあまり見かけないもののたまに出くわすすばしっこく頭も良いので、ネコでの落車はあんまり聞いたことが無い印象。
ちなみに私は下りでネコが横切ってクランクの下を抜けていったことがあります、なので意外と警戒してる。


  • 鹿

言わずと知れた我々自転車乗りの敵動物落車原因ダントツトップ
「馬鹿」という漢字の半分を担っているだけある
(語源は違うようです)(※諸説あり)

昔の日本では、馬と鹿は生活には欠かせない動物だったそうです。
当時の生活を支える二つの動物は、自分たちにとって大切なもの。
そのありがたいものに対して、感謝しなかったり、関心がなかったり、軽く見ることは愚かな行いだという意味で、馬鹿と書いてバカというようになったそうです。

引用、一部抜粋 https://fukui-kateikyousi.com/blog/27360

大柄なので衝突したら普通に負けるし、衝突を回避しようとハンドルを切ると何故かこいつも追従してぶつかりに来る迎撃○ ミートS 緩急○ 打球反応○

衝突こそしたことないにせよ、ある程度自転車に乗っていてこいつに冷や汗をかいたことの無いロード乗りはいないはず。もしそんな経験が無いのなら、あなたは平地大好きor眼球にサーモグラフィーを搭載してるかのどちらか。

山奥に行けば昼間でもそれなりに見かけるし、夜間なんてもう当然のように出てくる東北地方の鹿はそれはもう巨大(定期)。

落車確率を上げている最大の要因はこいつの行動パターン
道路脇で目が合っているのにも関わらずこちらに飛び出してきてわざわざ横切る、脇道に入れるのに何故か道路沿いを散々逃げた後横切る突然ガードレールを飛び越えて横切る、そもそも道路上に凛とした姿勢で立ってて全く逃げない、など、異常行動の例は枚挙にいとまがない
まあそんなところに立ち入る人間が全て悪いんですけどね・・・。

衝突したらこれが体に刺さると思うと怖すぎる。


  • カモシカ

鹿に似てるちょっと違う動物。生息域は広いらしいがほとんど見かけない。標高1,500~2,000mの険しい山岳地帯を好むらしい。
渋峠に行くと途中の道で結構見かける
鹿よりも賢い?のかあまり危険な目にあったことは無い、けどTL見るにまあまあ危険らしい。

これは人間のカモシカです(迷文)。


  • キョン

千葉(と伊豆大島、茨城の一部)にのみ生息している動物。
鹿と挙動が似ているので、千葉県民の筆者にとっては結構敵
ただし、鹿と比べて小柄、かつ千葉にしかいないので普段は警戒してない。


  • カエル

哺乳類ではない。知ってる。
衝突落車した話は聞かない(当たり前)が、雨が降る夜の峠だと意外といる。踏むとスリップ落車するので意外と危ない。
夜、田舎の田んぼ地帯を通ると大合唱が聞こえてくる。めちゃくちゃうるさい。100dBぐらいあると思うのあれ。


これも哺乳類ではない。知ってる。
衝突落車することは無い。たまーーに見かける。踏むとスリップ落車するので危ない。山中で毒蛇に噛まれたら実は一番やばいかもしれないので近づかないように。


言わずと知れたラスボス。日本にはヒグマツキノワグマの二種類がいるが、自転車乗っててヒグマに遭ったら諦めましょう。何とは言わんけど。
熊に関しては、自転車乗りでも見かけたことある人は過半数いないと思われます。アンケート取りますか。(取りました)


349票中、あるのは32.4%(113人)と、偏ったTLでも過半数はいませんでしたね。
でも三人に一人はいるんですね、怖い。
私も、熊にはそんなに会ったことないので詳細な情報は分かりません。めちゃくちゃ会ったことある人は多分生きてないんじゃ…。

岩手県にはいました。北海道には無限にいるはず。
あとは八幡平、安比高原、蔵王、栃木県、扇ノ山での目撃例が多そうですね。


野犬、と言った方が正しいか。飼い犬ならいいんですが、夜に遭遇する野犬は怖い狂犬病が。
日本ならまだいいですが、外国(特に台湾が多いかな?)で遭遇する野犬は何よりも怖い、との話をよく聞きます。
SR600紀伊山地には生息している、という話。


結構見かける。集団行動していることがほとんど。
群れている猿は意外と結構怖い、けど遭遇してからの対処は本記事のテーマではないので詳細は割愛します。低い声で怒鳴れば大抵逃げます。それか一緒に温泉入るか。


  • キジ

たまーーーーーに見かける。道路脇にしかいないので衝突できたらむしろ運がいいと思う。


節分の日各家庭から逃げてきた鬼が路上にあふれ、遭遇確率が上がるらしいです。きびだんごでも投げときましょう。岡山では絶滅したとかしないとか。


  • キツネ

北海道を中心に、実は広く生息しているらしい。
わりと素早い印象、北海道なら結構見かける
エキノコックスが怖すぎるので、北海道と愛知県では沢の水は飲んではいけません。原価ゼロ水ダメゼッタイ。当然ながら、キツネには触ってもいけない。


  • ヌートリア

これもごく稀ですね、台風通過後の島根で初めて見ました。


野生の牛は見たことないですが、放牧されている牛なら結構見かけます。
道路脇にいたこの牛は、もしかしたら道路上にいてもおかしくないぐらいの距離感ですね。


榛名山富士スバルライン五合目にはいますね。野生では見たことないかもしれん。


私は道路上で見たことはありません(これは外国です)。


  • 雷鳥

我々自転車乗りが見れる場所はせいぜい乗鞍ぐらいでしょう。写真撮っておきましょう。


・・・少々本題から逸れましたが、特に危険なのは鹿、イノシシ、たぬき、といったメジャーどころですね。野犬とか熊とかは別ジャンルの危険なのでここでは深くは触れません。



遭遇する可能性が高いタイミング

本題に入っていきます。
相手も動物なので、寝ている時間、起きている時間、その中で活動的な時間は当然あります。その上で気をつけるべきタイミングは項目分けすると以下の通りかなと思います。

  • 時間帯

  • 気温変化 / 天候変化


  • 時間帯

日の入りの時間帯が一番多く動物を見かける気がします。まあこの辺は常識ですね。
日が落ちる一時間ほど前、辺りが少し薄暗くなってくる頃から、日が落ちた一時間後ぐらいまででしょうか。
この時間帯はべらぼうに動物を見かけます。地方の林道なら見かけないことがむしろ稀なぐらい。大体はたぬき、イノシシ、鹿ですね。
少し日が落ちてきたな?と感じたら警戒しましょう。

ダウンヒルで何も気にせずぶっ飛ばす、とかはもうただのニーブラ志願者です。


あ、そうそう、この時間帯を過ぎたからといっても油断はできません夜中は普通に動物は出てきます。あと昼間でもいる時は全然います。


  • 気温変化 / 天候変化

気温や天候が変化するタイミングで出てきやすいと感じます。
雨が降りそうな時の、"なんとも言えない土の匂い"、ブルベ民なら伝わると思いますが、きっと動物も感じているのでしょう。レインウェアとか着たいですしね分かる。
雨が降り始めそうなタイミング、急に北風が吹いて気温が下がったタイミング、など、気象条件が変わった時には動物の出現を警戒しましょう。


私も何となく気配を察して衝突を回避したことがあります。
関東民ならよく行く富士あざみライン、あの日本一スピードが出るラスト3kmのドストレート区間で鹿とニアミスしたことがありました。
あざみライン、もう20本弱登っていますが、あそこで鹿を見たのはこれが初めてです。そもそもいるんですね。。。
天候変化&日の入りの時間帯とあれば、警戒するに越したことは無いです。


ちなみにこれは蛇足ですが、気温が0℃を下回ると動物にはほとんど遭遇しなくなります(経験上)。
さすがに動物も活動限界なんでしょう。動物にも末端冷え性とかあるんかな。



遭遇する可能性自体を下げる

当たり前ですが、遭遇しなければ衝突することはありません
可能か不可能かは一旦置いておいて、取れうる選択肢を列挙します。

  • 動物のいない平坦路、例えば荒川CRなどを走るだけにする

  • 走るのは昼だけにする

  • 音楽を鳴らす、歌を歌う、熊鈴を付ける

  • 夜に下りで車を見つけたら、抜かさずに先導してもらう


  • 動物のいない平坦路、例えば荒川CRなどを走るだけにする

これが可能なら、恐らくこのページは見に来ていないですね。
理論上可能、っていうやつです。


  • 走るのは昼だけにする

これも理論上可能、ってやつです。まあ夜に走らない方は相当数いると思われますが。ただし、昼だから動物は絶対いない、っていうことは無いのでお気をつけて。最初に挙げた衝突例も日中でしたね。


  • 音楽を鳴らす、歌を歌う、熊鈴を付ける

意味があるのか無いのかいまいちわからない。熊とかには効いてそう知らんけど
ブルベ中に歌を歌うのはあるあるだと思いますが、果たして動物を遠ざけられているのかは不明。まあマイナスでは無さそうなので積極的に歌いましょう。カラオケ行くぐらいなら山に行け。LIVE DAMより臨場感あるだろ。


  • 夜に下りで車を見つけたら、抜かさずに先導してもらう

これ。地味に必須のテクニックだと思います。
峠道の下りではほとんどの車よりも自転車の方が速いので、日中は余裕で抜かしますよね。
車は、夜は立派な鉄壁(文字通り)なので、イキって抜かさずに先を走ってもらいましょう。動物が出てきても先に衝突してくれます(申し訳ない・・・)。
あとはシンプルに車の方が明るいヘッドライト持ち走行音もあるので、動物に気づいてもらいやすいです。自転車とか本当に無音なので。
あまりに遅い場合には普通に抜かしますが・・・。



遭遇すれど衝突する可能性を下げる

今回の本題です。
上で列挙したような、可能性が高いシチュエーションではスピードを下げて警戒する、というのが基本方針ですが、何もそれだけしか策が無いわけではありません状況に応じた走行ライン、ポイントを意識して走ります。

ここからは、を交えて説明していきます。
あ、そうそう。ここからは、全て街灯の無い真っ暗な真夜中だと考えてください。
説明が分かりやすいように動画は日中のものを持ってきていますが、特に危ないのは夕暮れから夜中です。


シチュエーション別走行ライン

  • 壁、崖がある場合にはそちら側に寄って走る

  • ガードレールがある場合にも多少寄る

  • ガードレールも壁も何にもない林が横にある場合は、いつでも飛び出してくる可能性あるよ

  • ガードレールや壁が途切れている場所は要注意、獣道であることが多い

  • 排水溝が道路脇にある場合には、たぬきとかいるよ

  • 場合によってはセンターライン超えて走ることも考える(ド夜間、対向車が全く来ないことが大前提、動物が危険すぎて道交法を遵守しすぎていると危ない場合のみ)


  • 壁、崖がある場合にはそちら側に寄って走る

0:19

こちらの下り(おにゅう峠)ですが、右は絶壁左はガードレール付きの崖になっています。
当たり前ですが、動物にも足があり、物理的法則は満たしているはず。
絶壁から急に飛び出してきたり、崖から這い上がってきたり、というのは基本的に考えづらいですよね(鳥類、鹿を除く)。
そういった状況で動物が飛び出してくる可能性は低いので、ここは比較的安全なダウンヒルと言えます。


  • ガードレールがある場合にも多少寄る

0:14

こちらの下りですが、左は林の手前にガードレール右はただの林、になっています。
左はガードレールがあるので、イノシシやたぬき、鹿などが飛び出す可能性は少し低いです。そういう場合には少し左側の信頼度を上げて左に寄ります。
ただし、鹿などはこれぐらいのガードレールでも飛び越えて飛び出してくるので、過度な信頼はNGです。ガードレール無しの林よりはマシ、ぐらいに考えましょう。

これね。


  • ガードレールも壁も何にもない林が横にある場合は、いつでも飛び出してくる可能性あるよ

0:24

こちらの下り(桧峠)ですが、左は壁右は林になっています。
このように左側が壁右側が壁でもなくガードレールも何もない地続きの林、のような状況では少し壁側に寄ります。
林は、いわば動物の住処なので、いついかなるタイミングで動物が飛び出してきてもおかしくないです。鹿やイノシシが多いですね。
飛び出してきた時に瞬時に減速、または避けられるように、林側から距離を取るようなラインで走行します。
(なお、左側のようなレベルの壁であれば鹿は飛び出せることだけ知っておく必要があります。)


  • ガードレールや壁が途切れている場所は要注意、獣道であることが多い

0:26

同じ動画からもう1シーン。
左側、途中でガードレールが途切れています。
こういった箇所は本当に要注意で、ここからはどんな動物が飛び出してきても不思議ではないです。
獣道となっていることも多く、特に背丈の関係で、たぬきの出現頻度が特に高い気がしますね。
たぬきに限らず鹿やイノシシも数多く出現します。

こういった切れ目、途切れた場所に近づいてはいけません。出ます。
この記事で皆さんに一番伝えたいことの一つです。


  • 排水溝が道路脇にある場合には、たぬきとかいるよ

0:32

左側、微妙に排水溝が見えますが、この辺たぬきが出がちです。
注意しましょう。


  • 場合によってはセンターライン超えて走ることも考える(ド夜間、対向車が全く来ないことが大前提、動物が危険すぎて道交法を遵守しすぎていると危ない場合のみ)

これは動画はありませんが、言いたいことは分かりますよね。
まあそもそも、山道だとセンターラインが無いことの方が多いですが。



実践編

これは夜間の白布峠の下りです。
夜間の動画なので見にくいですが、上記で挙げた注意点を意識しながら、どこを走ると一番安全そうか考えてみてください。片側一車線なのでまだ走りやすいはずです。
答え合わせ?として、少し下に私がその時考えていることをシーンごとに挙げておきます。


・・・


・・・


・・・


0:03

左側は排水溝のある壁、たぬきとか少し出そうだけど基本的には安全そう
右側は奥が林で手前に柵があるタイプ。鹿とか飛び出てきてもおかしくないのであまり近づかない

0:16

右側、柵の切れ目があってめっちゃ怖い、近づいてはいけない左側に寄ろう

0:24

右側、崖に変わったので近づいても大丈夫そう。相対的に左が怖いので右に寄る

0:40

右側が林に戻ったので走行ラインを左に戻す。

1:21

左側が壁ではなくなり林になったので、両側とも信頼出来ず車道のほぼ真ん中を、速度を落として走る。

2:00

右側、ガードレールが途切れたので警戒する。

2:28

左側、壁が途切れたので警戒する。壁が途切れた箇所は広場になっていたりと、特に獣道として使われていやすいので注意。

2:50

右側ガードレールの切れ目警戒(何度でも言います)。

3:31

トンネル。夜のダウンヒルでは唯一安心できる場所ですね(交通量が全く無い場合)。


以上です。いかがでしたでしょうか。
私の注意ポイントが全てとは思いませんが、夜間走ることが少ない方にとって、走り方のヒントとなれば幸いです。

記事の長さ的に全てはピックアップしていませんが、大体こんなことを常に考えながらダウンヒルをしています。
下りは休憩ではありません。むしろ大事故に繋がりやすい危険なポイントです。足は休めつつ脳はフル回転させましょう。
登りは頭空っぽにしても出来るのでね。そんなことしてるから初回のSR600四国で逆走するんですけど。



さいごに

これまで色々と語ってきましたが、勿論これが全てではありません。
真昼間に道路全体を鹿の軍団が占拠していたり、猿の軍団が占拠していたり、といったこともあります。土砂崩れで道が無くなっていることもあります。UFOがいるかもしれません。あくまで可能性の話をしています(?)。

一番大事なのは、よそ見せずにいつ飛び出してきても対応できるように備えることです。サイコン見ずに前を見ろ。
スマホ?そんなところで見るぐらいなら捨てろ。

また、夜間では頭につけるヘッドライトは非常に有用です。目線の先の視界を確保できるのは重要です。ハンドルに付いたライトだけではカーブの内側は見えません。むしろ、これ無しで夜のダウンヒルは私は無理です

日頃から急ブレーキの練習もしておきましょう。鹿が出たからといって下りで急ブレーキを練習なしにしようもんなら、前輪ロックして前に吹っ飛びますよ。鹿に鼻で笑われたら自転車下りるしかない。

当たり前ですが、道路には動物はもちろんですが、車やバイク、歩行者も存在します。
動物を意識しすぎるあまり車を見落として事故することの無いよう、普段から安全に走行しましょう。


おしまい




あ、使っているヘッドライトのアフィリンクでも貼っておきますね。ブラックフライデー終わりそうですけど。
まあ18650電池なので使う人は少ないでしょう。買った頃に比べて値段丁度2倍になってるし。私はこれをヘルメットに固定して使っています。

18650電池とは、少し前のモバイルバッテリーの中身としても使われていた、単三電池より二回りぐらい大きい電池のことです。
私はライト2つヘッドライト合計3つ全て18650電池で運用しています。替えの電池を低コストで沢山用意出来るのが便利ですね。cateyeの替えバッテリーは高すぎるし携帯性も悪い。

調べて気づいたんですけど、今4000mAhのセル出てるんですね・・・!
今使っているセルは6年前に買った3120mAhなのに。
技術革新ってすげえ。


ちなみにライトはこれです。もう販売していないので似たやつ探してください。細いライトがおすすめです。
6年前に購入しましたが未だに不具合無く使えてます。中華ライトはガチャ。

マウントはゆるふわーくすさんの変換アダプタを使っています。
どんなライトでも変換出来るのでこれ最強。


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