さるフェス'23のお礼と、恥御殿のステージの振り返り
改めまして、
「新春！（有）さるハゲロックフェスティバル'23」
https://sarufes.com/sarufes23
にて、恥御殿（はじごてん）のステージ、
無事に行うことができました。
ご覧くださった方
（ご来場、配信とも…💖）、
応援してくださったたくさんの方、
ありがとうございました💐
✋あ、
恥御殿（はじごてん）ていうのは…
わたしが言い出しっぺの
宴会芸チーム、
“エレガントで、豪華で、バカバカしい
移動式キャバレー🎪”です。
・コンセプト決め
・選曲、作曲依頼
・メンバーのスカウト
・ダンスの振付
・進行、MC
・ビジュアルのプロデュース、
（時に衣装やヅラ作成も）
・物販発案
・SNS運営、会計、ブッキング等の裏方作業
すべて自分でやってます。
単なるバンドや、ダンスチーム…ではなく、
音とダンスとMCも含めて、
お客さんと演者、双方で楽しむ
エンターテイメントなのです
✋今回の振り返りを、
8つの分野に分けて書いてみます。
①選曲
お休み中に作った2曲を中心に、
すべて恥御殿オリジナル曲でした。
「クレロマニマニ」🌟new🌟
「TOKIO」
「恥なれど」
「アンチレトロ宣言」🌟new🌟
「画面がバッキバキのLady」
テーマ曲のTOKIOのみ、カバー。
（実はダンサーちゃんの
着替え時間捻出のために
歌ったという…
いや、ちゃんと頑張りましたけれども！
えへへ。）
ブランク明け。
初めて見てくれる方も多いなか、
受け入れられるか？は
チャレンジではありましたが…
毎回さるフェスは
「自由に挑戦させてもらう場所」
だしなぁ〜と。
今回も臆せず、そうしました。
②新曲について
・クレロマニマニ
なんと、ハワイアン🌺
毎回オープニングにやってる
恥御殿の物販＝お札チップの説明を、
歌にできたら、もっと楽しい…🌟と、
妊娠中の3年前に
依頼して、作ってもらってました。
小倉の美魔女、
ミステリアスケイトこと、
秋元多恵子さん作詞作曲。
自分の衣装替えの都合もあり、
2番をコーラスの山田参助さん
（人気漫画家でもあります。多芸！）
に歌ってもらうことにしたら…
モー！エエ声で😍💕
着替えは安心、
お客さまに2人分のボーカルも
楽しんでいただけるしで、
両得でした。
ゆーったりした
心地よいメロディーに歌詞🏝で、
お客さまもまさに夢心地…
（でもしっかりと
説明はされている👍）。
20分という短いさるフェスの中で、
恥御殿の特製チップも
たくさん売れました💴✨
これもこの曲のおかげかなー♪
・アンチレトロ宣言
コレも産休入ってすぐ
尊敬する
“モバイルファンクの帝王”
サイモンガーさんに
作成依頼しました。
Burning My Bridges Behind Me
という曲を
朱里エイコさんが歌ってるのにシビレて、
“アレみたいに、一つのことを強く叫んでる…
例えばめっちゃくそ怒ってる歌
作ったらどうかな〜”
と思って😁
一回仕上がったのが、
今と同じメロディで
全然違う歌詞。
それも、とてもとてもよい歌詞だったけど…
“恥御殿でなくてもいいかもしれない”
という理由から、
苦渋の判断で
没にさせてもらいました。
そしたらモンガさんから
“順子さんが、恥御殿で
大切にしていることはなんですか？”
ときかれて…
うーんと唸って、
お伝えした内容から、
「わかりやすい昭和歌謡を歌え」
と押し付けてくるおじさんに
わたしが全力で怒り、語る…
という、現在の歌詞が
産まれたのでした。
…がなってて聞き取りづらくないかなー？
とか、色々、まだまだ試行錯誤です。
とにかくカッコいい
この曲の良さを
もっと伝えたいなぁー。
③振付
足掛け一年半…
じっくり時間かけて
新曲の振りを作りました。
🌺「クレロマニマニ」は
気持ちよーくフラダンスの
エッセンスを吸収したのち
「💴マニーをくれろ💝」的な
動きも取り入れ、
開放感と包容力、
少々のトランス感のある
お気に入りの振りができました。
👊アンチレトロ宣言は、
メンバー一人一人の
「ムカついたエピソード」から
踊りのパーツを作ってもらい、
それを織り交ぜつつ構成。
（実にバラエティに富んだ、かつ
もれなくムカつくw
エピソードだったなぁ…🤣）
パンチとか、強め・大きめな動きが多く、
踊ると🔥お焚き上げ🔥の
効果も得られる
ダンスになりました。
④衣装・メイク
フラ衣装も安価に
メルカリで購入できる、
いい時代ですね♪
衣装替え後の
私の装い（赤ドレス白ヅラ）は、
イベント趣旨等関係なく、
身につけたいものをつけました🤣
・特撮悪役の女王、曽我町子さんになりたい
（我が人生における壮大なテーマ）
でもカッコいい、キュート。独創的なキャラデザに負けない存在感。
・歌舞伎みたいなデカい頭になりたい
という２つのイメージがベースで。
かみしもみたいに
肩のとんがった赤ドレスは
昨年夏に衝動買いしてて。
（みんなに笑われた）
イメージ話してたらベースの堀田さんが
「エルガイムのポセイダル」
じゃん！
って言って爆笑してて。
なになにー？と調べたら
永野護デザインの
“シュッとしてあーコレな🤣”
なキャラで。
エルガイムは知らないけど
80'sのアニメだし
かっこいいからそれも取り入れよう、となり
ネットでコスプレ用ウィッグと
白いエクステ買って
自分でカット＆加工しました。
もっとカクッと、毛量も増やして
歌舞伎やモード寄りにしたかったし
ドレスも体に合うよう縮めたかったけど
小さい子が2人いて（2歳と6歳）
仕事もしてて
今回さるフェスのために
あえてとった作業時間は有休一日。
昼間の7〜8時間という短い中で
できる作業では限界が…💦
それでも、よくやったよ…と
自分を褒めることにしてます。
イベントテーマの
「うろおぼえ80年代」
にちなんで、ダンサーは
“当時のマドンナとかNOKKOみたいにして
色はシンプルに黒と赤基調で”
…と考え、直前に衣装合わせしたら
思いの外寂しすぎて😱
カラフル🌈に変更。
オシャレなみんなのアイデアや
手持ちの服を持ち寄ったり、
ヘアメイク参加のみずみっち
（お仕事では衣装もやってます）が、
本番当日に、おっきなカワイイリボン🎀を
作ってきてくれ、
テンション爆上がり❣️
ダンサーのアイメイクは
アイメイクをカラフルに、強く。
チークもシュッと濃く、で統一。
メイク番長のチカコが中心となり
がんばってくれました。
結果、
みんなとてもカラフル🌈でパワフル👊✨な
80'sビジュアルの
饗宴となりました〜‼️
私もメイクを工夫すべく
流行りのカットクリースなんかを取り入れて…
みたけれど、
結局いつもとおんなじ、
ダブルラインのただ怖い顔に🤣
みずみっちに
「曽我町子さんになりたくて
試行錯誤してたのに
結局いつも通りのメイクだよ…」
とぼやいたら
「前から悪役顔だったのよ」
と言われて、
なんか…救われました😊✨
🎸ミュージシャンは、
フェスのTシャツ合わせで
あとは自由に…と言ってたんだけど
ご本人達のアイデアの放出が止まらず💡
じゃメイク頼もう💄
となり、
ミュージシャンにメイクがつく
（私やダンサーは自前メイクよ🤣）
…異様な事態になったのでした。
ギターの伊藤さんは
えんじ色のジャケット買ってきて。
コーラスの参助さんは
上下デニムでシャツはイン、の
高度な80'sオシャ。
ベース堀田さんは
自前のロス五輪帽子（！）に、
マッドマックスTシャツ、
靴はゴーストバスターズモデルのマーブル柄。
実はメイクの言い出しっぺ、
フルート＆サックスの拓海ちゃんは
ケミカルジーンズにバンダナ巻いて。
ドラムのみきやくんは
ヒョウ柄シャツにネクタイに
丸サングラス🕶
オシャレ大好きな
トランペットの松尾くんは
ピンクのセットアップ
（半ズボンだった）に、
紅白水玉のシューズ、
そして、絶妙〜な、赤茶色みたいな
ネイル💅を綺麗✨にしてきてて、
驚くやら感心するやら…。
みんなメイクしてもらって
キラキラしてたなー🤩🌈✨
⑤演奏
・トロンボーン欠席で
薄めのホーンセクションに、
いつもはフルートの松村拓海ちゃんが
サックスでも参加してくれ、
整えてくれました。感謝！
・お客様から「各プレイヤーさん
手タレ（音が立ってる）！」と
言ってもらえて鼻高々。
でしょでしょー♪
自慢の仲間です。
・参助さんをさらに活かしたい…
と思ってます。
当たり前に上手くて、個性の塊なんだけど、
恥御殿での輝き方はいかに。
今回クレロマニマニの2番や、
アンチレトロ宣言では
「自分の昭和感を押し付けてくるおじさん」
というヒール役
をしてもらいましたが、
もっともっといけるはず…！！
・歌。強めの声張る歌が続いたので
アレだけど…もうちょい力を抜いて、
豊かに表現したいでーす。
・ラスト、演奏の熱が
どんどん上がってきて…
ミュージシャン全員の圧がグッと
全身にせまってきて…
おおおおおー♪
っていうあの大波に乗る感、
ライブ感が
非常に楽しゅうございました🌊
⑥物販
短時間でお札チップが
とてもよく売れました。
一緒に楽しんでくださったお客さま、
本当にありがとうございます♪
おもちゃのお札を作り、
売り、
その場で頂戴することで
より“キャバレーっぽく”
楽しめるというシロモノ。
こんなの本当のお札を渡せば済むし
その方が我々も実入りがいい。
けど、お客さまは楽しんで
この“ごっこ遊び”に
興じてくれます。
高度なイメージの変換を
頭ん中でしてるのです。
お金を使うのが楽しい。
お気に入りのあの子と
笑顔を交わすのが楽しい。
そう、モノを売る、のではなくて
“コミュニケーションを売る”
をやってます。
実は、長く続くコロナ禍で、
ステージ直前まで、
お札チップコーナー
やるかどうか迷いました。
コロナでイベント自体が
完全配信になる可能性もギリまであり、
そうなったらできないし…
客席に降りる時は
不織布マスクを着用し、
事前にアルコールを
香水のように体にかける
というパフォーマンスも考えました。
売り場には、使い捨ての手袋も
渡せるよう準備して待機。
そしたら
たくさんのお客様が
応じてくれて。
ホッとしたし、
嬉しかった〜✨
「終演後に“お土産に！”って
恥御殿のロゴシールを
もうひと押しするべきだった！」
オシャレー✨
とは、物販のカンコ。
（↑わたしの古い芝居仲間で
恥御殿の物販を熟知してます。
当日は干支のうさぎに
扮してくれてました。）
なるほど、なるほど…！
改善の余地あるね、
いつもありがとう❣️
⑦宣伝、告知
いつも事前にまとめて予約投稿を
しているんだけど
今回は本番直前にストックが切れ
間に合わなそうになり
慌てました。
（1人で他の作業も
抱え込みすぎてるのもネック）
時間の捻出、
どのタイミングで何を伝えたいか、
をさらに前から
計画することが大事かなーと。
恥御殿Facebookや
Twitter、Instagramを
毎回楽しく見てくださってるかた、
リアクションくださるかた、
本当にありがとうございます💐
⑧お客様対応、トーク
・来場チケット買えなかった方がちらほら。
コロナ禍で人数制限もあったかもだし、
何よりゲストが豪華すぎて…
（生細野晴臣さんを間近で見れる
なんて他にないよね）
なのでやむなしとはいえ、
もっと前に告知するなど
やりようはあったなーと反省。
・物販とチップ受け渡し、
コロナ禍の工夫をプラスし、トライして
受け入れてもらえた感はある。
引き続き、アナウンスや
スムーズな受け渡しの工夫がいるかな。
みんなで話し合おうっと
・MC、久々でやっぱり緊張が…
あのー、とかえー、とか
ノイズが多かったな。
去勢をはらずもっと
柔らかくしてよかったな。
次回の課題です。
・バタバタすぎて、
お客さまへの終演後挨拶が遅れた
…改善要。
※※※※※
ダンスの練習は
産後動けるようになってすぐから
弛まず続けてきたので、
安心して作り、ダンサーのみんなに
お任せできました。
演奏も
恥御殿にしちゃぁ多い4回のリハで
うまく調整して、お聞かせできるレベルに
持ってけたかとは思います。
（わたしの歌の表現力について
改善の余地は大いにありますが）
けど、
3年間のステージブランクは
やっぱり大きく
特に制作事務モノ…物販モノ等が
どこに行ったかわからなくて慌てるとか、
メイク道具がダメになってたとか🤣
そういう分野の思考、
手配力が足りなかった。
MCももっと無駄なく丁寧にできるよなぁ…
イベントを見据えての準備に
もっと早い段階から
取り組むべきだったかなー
という反省はあります。
でもまぁ、
怪我も、コロナ罹患もなく、
みんなで本番を楽しめ、
お客さまの前に恥御殿を出すことが
できたので、成功かな…？
と思っています。
ご覧になった方がいたら、
ぜひぜひ、ご感想お聞かせくださいませ。
まだまだ不安でしょうがないw
※※※※※
恥御殿はね、私にとって
長く続けていきたい
「レジャー♨️🚌🛩」なのです。
こんなにわかりづらくてマニアックな、
私のこと・
自分の好きなことを、
なんとか伝えたいって思ってて、
なにより、一緒に楽しみたくて
やってます。
メンバーや皆さんと
より仲良く
面白おかしく行脚できたら
とても嬉しいです。
ここまで読んでくださり
ありがとうございます。
これからもどうぞ
よろしくお願いしまーす！
