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島原 × SPINNS
こんばんは!
今回は、東京・原宿を中心に展開する「SPINNS」さんとコラボして町おこしを行いました!
きっかけ
きっかけは、大学のゼミの先生の紹介からSPINNSのミヤポヨさんこと宮崎洋輔さんと、SCBイノベーションアカデミー福岡の矢野ちんこと矢野裕樹さんとつながることができ、僕の地元、島原で
「僕が活動している島原の活性化の手助けとして、商店街の空き店舗を使って、地域と『若者』の接点作りをし、高校卒業して進路や就職で県外へ出ても、また島原に帰ってきたくなるような仕組みづくりをしよう」
というお話をいただいたことが始まりでした。
実はチラッと8月にお話をいただいていましたが、本格的に準備スタートしたのは11月に入ってからです。
市長表敬・宣伝活動
先週の水曜日には、佐賀県武雄市で活躍されてらっしゃる永田さんという方が、役所やラジオ局と取り合ってくださり、急遽市長表敬とラジオに出演してきました!
急すぎてびっくりしましたが、なかなか直接市長に会って自分の想いを話す機会はないので福岡から日帰りで島原へ行ってきました!
当日はバタバタでゆっくりとは話すことができませんでしたが、僕の祖父や曽祖父とも知り合いということもあり、島原のこと以外の話で盛り上がりました笑
4年間の大学生活がコロナで色々な機会を損失してしまっていることを大変心配してくださり、そして残りの卒業までの期間をたくさん楽しんで、いろんな経験を積んで、そして島原へ帰ってきてほしいとお話をいただきました。
他にも市内の各高校やお店へ宣伝活動をしに行きました。
その時に感じたのは、島原という街が衰退していることへの問題意識はもっているが、タラレバで終わってしまってて何かしてくれる人がいればな〜ともう次の世代へ任せている感じが強いなと感じました。
< 1 日 目 >
出店1日目は、スタートして夕方くらいまでは学生は授業があるということもあり、主に主婦の方が平均として30分に1組くらいのペースで来られていました。
古着や雑貨、アクセサリーなどの多くの商品が並べられました!!
今回の企画では、『はたらきかたワークショップ』というものを開催しており、
多くの高校生が参加していました!
アパレルショップの販売員体験ということで、仕事内容は商品整理・レジ・販売員などのショップスタッフ業務などがありました。
アパレルを通して働くことの楽しさや、自分のやりたいことへの実現、地域との繋がりというところが狙いであり、そして何よりも”服を畳む”という作業をプロの人から教わり、それを自分の家で親の手伝いなどで活かしてもらえるとやりがいを感じるとSPINNSのミヤポヨさんが話していました。
そうです。僕もまんまとその楽しさにハマってしまい、普段なら服を畳むのを
面倒くさがっているのですが、気づくと自ら店頭の乱れている服を畳み直していました笑
この活動をする前は、個人的にはアパレルというものにあまり興味がありませんでした。ですが、一緒にアパレルを運営させていただいたり、服に興味がある人たちとコミュニケーションをとる、また地域の人と服を通して会話をすることの楽しさを感じることができ、アパレルっていいなあ〜と純粋に思いました。
この1日目で、ワークショップのような体験型のコンテンツが必要だと思い、
帰ってきたい!仕事がしたい!と思う街づくりを目指すには今自分に何ができるかなあとすごい考えるようになりました。
もしかしたら、島原の学生・若者が働きたいと思う仕事や会社が島原にはあるかもしれない。ただそれを知らないだけ、出会っていないだけなのかもしれない。
だって、文面だけだと興味を持ちにくいから。こうした体験型のものが必要なのかも?
島原に住む同級生がずっと昔から、自分でアパレルをやりたい!と言っている人がいます。その子も今回ワークショップに参加してくれて、終わった後に自分で本当にアパレルショップをやるんだ!と話していました。
僕はこうした人を見て、自分も心動かされる人がいるなあと思いました。
ゼミの先生です。
昨年の大学の授業で今のゼミの先生の授業があり、そこで街づくりや地域活性化ということについて学ばせていただき、そして先生のゼミに入ってからは、いろんな地域へ行く機会を提供していただいたり、まちづくりの分野で活躍されている木藤亮太さんを紹介してもらったりと僕の人生が大きく変わろうとしています。
こんなことを書くと、『俺は機会を与えているだけ、やるかやらんかはお前次第やろ、自分で変えろ』みたいなことを言われそうですが笑
僕も人に良い影響を与えることができる人材になりたいと目指したい像が見えました。
< 2 日 目 >
2日目の朝はゆっくりと、温泉に浸りながら朝日を堪能。
そして2日目のSPINNSは、高校生が多くきてくれてとても盛り上がりました。
ワークショップ参加者は、2人!
1人は、隣の市から将来はアパレルショップで働きたい!という女の子。
もう1人は、僕の同級生で僕の活動や島原への思いに共感してくれている男の子。
最初はぎこちなく、緊張もしていた2人でしたが徐々に慣れて声かけも行っていました!
高校生が多くきてくれたこともあり、やはり、古着や写真にもあるようなスウェットは若者に人気でたくさん売れました!
また、僕が地元ということもあり高校の後輩や、近くの商店の方、町おこし協力隊の方などが顔を出してくれたりで、たくさんの人から支えられてこのような活動ができているなあと感じました。
高校生が服を見ながら、友達と『どう?似合う?』とか話して、試着して、、、
このような若者が集まれる場所が他にも作れないかなあと、めちゃくちゃ考えるようになりました。
今回、大学の同じゼミから一緒に活動してくれているあやみと、お店が一区切りしたくらいにお互い思ったこと、考えていることを急遽ディスカッション。
普段から色々話をするけどこの日はとても深い話をしました。
お互い、地方から福岡に出てきていることもあり、似たような考えや想いはたくさん。だからこそ、同じ目線で物事を話したり、違う出身というところから時には違う視点から話したりとすごく切磋琢磨できる1人だなあと改めて感じました。
ありがとう。
今回を通して思ったこと
売上としては、目標売上金額を達成しました!
黒字!!!!
この企画を次にどう繋がれるかなあと今ずっと考えたり、noteにまとめたりと整理しています。
今回の活動を通してはっきりしたものがあります。
この記事でもちょいちょい出てきましたが、若者が帰ってきたい!と思う街づくりをしたい。です。大きすぎますが、そしてまた一ヶ月後とかにはこの想いはもしかしたら変わるかもしれませんが、島原には若者が少なく、そして出て行ったまま帰ってきません。それはさまざまな原因があるとは思いますが、でもやはり若者の層がいないと地域は成り立たない。
そして、一つ思ったのは、長崎県の教育を変えたいなと。なぜか。
まず、原則アルバイト禁止という制度を無くしたい。ワークショップ体験に参加している高校生を見て強く思いました。
経験や体験をすることで、自らと向き合い自分自身のキャリアについて考えることができると思います。
体験型のものが何かできないかなあ。
服に限らず、最近はなんでもネットで購入し家まで配達してくれるサービスがあります。僕も服をネットで買うことことがあります。
でも、いつもは消費者だけど、今回アパレルショップを運営する立場に立ってみて、改めて服を買うより、選ぶことが楽しいんだと感じました。服を買って着るということも楽しいですが、やはり自分に合う服、好きな服を選ぶというこの時間とか行動がアパレルショップでは価値になっている。そう感じました。
そして、今回一緒に活動させていただいたミヤポヨさんの
クラウドファンディング企画、第二弾!!!
『地域の若者に「働く楽しさ」と「地域のつながり」をつくるアパレルカーで全国を回りたい!』
というコンセプトのもと、島原で行ったその地域と若者をつなぐ企画のようなものを全国で展開し、もちろんワークショップも開催されます。
詳細はこちらから!!!
ご協力、よろしくお願いします!
文字数、約3400文字。レポートかよ笑
では!
またふりかえりを通して何かあれば書きます〜。