機能を訴求するより、シーンを訴求したほうがユーザーに刺さる!?Uber Eatsの広告に家計が乱される
新宿駅でこんな広告を見かけました。
新宿駅で「Uber Eatsでいーんじゃない?」と甘い誘惑で誘っているのです。
「今日はもう料理する体力ゼロ。」ともいっています。
こんなの見たらUber Eatsの魅力には勝てません。帰ってからすぐに頼みましたよね。
まあ、そのおかげでカードの請求はどんどん膨らんでいくんですがね、、、
なんでこの広告にそんな力があるのかと考えると、使用シーンを適切な場所で適切な人に伝えているからだと思うんです。
よくある広告としては、この商品のこの機能がすごい、価格が安いなど、製品の機能にフォーカスするものが多いですが、このUber Eatsの広告ではUber Eatsの機能などには一切訴求していないんです。
訴求しているのは、Uber Eatsをどんなシーンで使うのかということです。
疲れて料理がする気が起きない時には、Uber Eatsだと楽できるよ!的なことを伝えています。
この広告を見た人は「あ、なら今使ってみようかな」と持ってくれるはずです。機能は差別化が難しくなっているため、このシーンならこのサービスだなと第一想起を狙っているんだと思います。
疲れて料理をする体力なんて残っていない時は、とりあえず「Uber Eats」でラクしよう的な。
そして重要だと感じたのは広告を出している場所です。
新宿駅を利用する人はどういう人か?
それはどこかに出掛けていた人です。
どこかに出かけていて、新宿駅の人混みに揉まれて疲れている状態の人がこのUber Eatsの広告を見たら、きっと心がなびくでしょう。
サービスの使用シーンをそのサービスを欲している人が集まる場所で欲している人に届けたいい事例だと思ったので、紹介しました。
こちらの記事でもシーン訴求が心に刺さることを述べていますので、参考までに。
では!
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