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pictSQUAREで2023年9月開催予定だったwebオンリーを延期して10月に開催したよレポ

はじめに

2023年10月8日(日)pictSQUARE内でオベキャスwebオンリーを主催させて頂きました。塩タンです。
サークル参加者数は28人、一般参加者数は累計で72人ご来場していただきました。合わせてちょうど100人!皆様のご参加、誠にありがとうございました!

当webオンリーは当初の予定なら9月3日に開催する予定でしたが、ピクスクの情報漏えい事件により、10月8日に延期を余儀なくされました。
しかし、多くのwebオンリーがピクスクから撤退する中、当webオンリーがピクスクから会場を変更することも無く、イベントを中止せず開催できたことは、参加者の皆様のご協力あってのことです。重ねてお礼申し上げます。
(追加会場としてとらのあなwebオンリーも用意しました)

さて、無事にイベントも終わり、手元にはこれまでの経緯をメモしたカレンダーがあるので、主催が当webオンリーの開催を決めてからピクスクの情報漏えい事件に巻き込まれたあと、無事イベントが開催されるまでの過程を紹介したいと思います。

先に言っておきますが、今後ピクスクでwebオンリーを開催する予定のある方の参考には…ならないと思う!ピクスクの使い方とかは書かない。
あくまで私個人の時系列まとめ、備忘録です。
一応、どういうことを考えながら計画を立てていたかの経緯は書くので、参考になるかも…なるかな?

かなり長くて読みにくいので、よほど時間に余裕のある方か、興味のある方のみどうぞ。

イベント開催までの時系列

2月16日 某氏とオベキャスwebオンリー企画妄想で盛り上がる。
某氏「試しにイベント用TOP画像作ってみたんだけど、良い感じに出来た。お前、主催しないか?」
塩タン「いいね、しよう」
この時、某氏は2023年9月開催の別ジャンルのプチオンリー共催をしていたので、必然的に塩タンが主催をすることに。

イベント名の候補は5個くらいあったのですが
「初心者でも取っつきやすい(ネタバレやゲーム進行を気にせず参加しやすい)イベント名にしたい」
「略しやすく覚えやすいイベント名にしたい」
ということで
イベントタイトルは『ホラ吹き王子とおてんば姫 #ホラ姫になりました。
可愛くて親しみやすい、いいイベント名です(自画自賛)

某氏が提供してくれた最初のTOP画像。ちなみに動画版もある。

2月19日 情報収集と相談窓口の為にもくりを始める。
この日から定期的にもくりを開くことになる。
具体的には「ジャンルの活動規模」や「webオンリーというイベント形態そのものの知名度」なんかを探ってました。
もくり覗きに来てくれた方へ「webオンリーするかも~」みたいな話をちらほらする。

2月20日 企画運営用Twitterアカウント開設
企画管理者が主催の独りだけでは万一の場合に困るので、某氏は「共催」として名を貸してくれたものの、某氏は別ジャンルの共催で忙しかったので、当webオンリーの運営は実質、塩タンがひとりで行いました。
(一応、塩タンの相談に乗ってくれたり、いちサークル参加者として某氏は頑張ってくれています)

3月上旬 情報収集とピクスクのイベントページ編集、Twitterに投稿する用の案内画像の作成に専念する。
HTMLと和解することが出来ず、ピクスクのイベントページはただ情報を羅列して枠で囲んだだけのものになりました。まぁ複雑なことは出来ずともイベント概要が読んで分かれば良いのです。
あと、ピクスクのイベントページは限定公開ができるので、誰かに相談しに行く際にピクスクのイベントページを企画書代わりに見せていました、なので「誰が見ても分かりやすく」そして「こいつちゃんとやる気なんだな」って思ってもらえるように内容を詰めて書くことを意識していました。
ただ、PCで書いたのでスマホで見るとレイアウトが絶望的になる問題は解決できませんでした…。読みにくいと思ってたみんな、ごめんね!

Twitterに投稿する用のイベント概要の紹介や案内の画像は「これが上手く作れないならイベント自体を白紙に戻そう」と思ってたくらい、企画運営する上で重点を置いていた部分なのですが、思ったより良い感じ作れたので調子に乗った。案内画像はイベント公開前に一通り作って準備しておきました。

3月上旬 イベント日程を決める。
ジャンルのリアルイベントやゲーム内イベントと日程が被らないように決めました。(のちにそれどころではなくなります)

イベントページ公開&サークル受付開始日が決まったので、もくり覗きに来てくれた方へ言いふらす。
主催の個人アカウントであまり目立ちたくないな…という思いがあったので、情報拡散をもくりに来てくれた方の口コミにかなり頼ってました。
もくり覗きに来てくれた方々ありがとうございました!

この頃には『当webオンリーの開催コンセプト(目的)』ははっきりと決まっていました。
・できるだけ沢山の人を集めたい!
・そのためにはイベント初心者でも気軽に参加できる、参加難易度の低いイベントにしたい!
・誰から見ても楽しそうなイベントにしたい!

人を集めることしか考えてないのか!?
まぁそうです!みんなで集まって楽しくして「オベキャスここにあり」と高らかに宣言したい!という思いがありました。もちろん、人を集めるからには全員を楽しませるための施策が必要で、それはイベント初心者でも参加しやすく、サークル参加者や一般参加者も一緒に楽しめるものにしたいと考えていました。そのための「webオンリー内企画」です。

3月14日 ピクスクのイベントページ暫定で完成、もくりで限定公開。
イベント日程を公開。

この時点ではまだ「webオンリー内企画」についてまとめてなかったのですが、やりたいことは頭の中にありました。
「アバター配布」や「ドロライ共同企画」は特にやりたかった企画の一つで、この頃から準備を始めました。

3月31日 イベントページ公開&サークル受付開始。運営用Twitter稼働。
準備期間を終えて、ついに始まった!前もって用意していたwebオンリーの案内やピクスクの使い方を運営用Twitterで定期的に投稿するようになる。
具体的には
・イベント概要
・イベントタグ宣伝
・店舗外観、アバターの説明
・ハウトゥー
・出展区分の解説
・デモ会場の案内
・支援印刷所

定期ツイート多すぎ!正直ここまでしなくても良い。
しかし、塩タンは止まると死ぬタイプの魚、何もせずにはいられないのでこれをほぼ毎日ツイートしてた。
情報収集の中で、イベント参加者のほとんどが「ピクスクどころかwebオンリーが何なのかも知らない」レベルの初心者であることも分かっていたので、とにかく「初めての人が分からなくなった時に調べるきっかけになれるような情報」の周知を徹底することにしました。
ピクスクに関してはまとめサイトもあるので、大抵のことは調べれば分かる。

4月上旬 会場マップを作り始める。
期待のため24spだけでなく50spも作っておいた。

4月下旬 ドロライ共同企画の告知
幸いにも、当ジャンルでは前から有志の方が運営するドロライアカウントが存在していたので、是非このチャンスを活かしたい!ということでお声を掛けさせていただきました。
毎週推しCPが増える上に、ドロライで作った作品をwebオンリーで展示することも出来る!完璧な計画。

4月下旬 「webオンリ―内企画」の提示
ドロライ共同企画の告知をしたついでに、ピクスクのイベントページを更新
「webオンリー内企画」を改めて提示しました。
内容は以下のとおり4つ。

①アバター配布&募集企画
アバターは運営Twitterで毎月配布して話題性を提供する。
webオンリー告知当初から自作アバターを作っている方が少数見受けられたので、有志による提供や話題性を狙って募集企画を立てました。

②ドロライ共同企画
当webオンリーの目玉企画と言っても過言ではない。

③寄せ書き絵チャット(当日企画)
ある程度は放置できる&主催独りでも管理できそうなので採用。
思い出作りとして用意。のちに予想だにしない文脈が生まれる。

④写真撮影(当日企画)
コアタイムを却下した代わりに採用。記念になるものとして用意。

企画コンセプトは
「主催ひとりでも管理しきれること」
「サークル参加者も一般参加者も一緒に楽しめること」

「webオンリー初心者でも分かりやすく、複雑になり過ぎないこと」
「ジャンル規模に見合った、大規模すぎない企画」
です。
参加者に負担がかかるので、パンフレットやカウントダウン企画は却下
(今思うと日程絡みのイベントをしなかったのは正解だったな…)
これで、前もって予定していた分のスケジュール告知が全て終わったので、
あとは当日まで決めたルーチンを回すだけ…。

5月上旬、スパコミの影響でサークル参加が一気に増える!
ルーチンワークとして、もくりでの情報収集や、運営Twitterによる定期ツイートや、ドロライ企画のRTをしながら日々を過ごす。
5月から7月の間に塩タンが体調を崩したりしたのですが、ルーチンを決めていたおかげで企画に支障をきたすことは無かったです。
生活習慣の維持、大事。

6月中旬 この頃、企画進行に余裕が出てきたせいか、某氏から「webオンリーやるならプチオンリーも開催したいよね」の話が出てくる。
「いやまだwebオンリー終わってないし、企画の掛け持ちは自信ないなぁ…」とゴネていたら、6月27日に某氏がプチオンリーサイトの草案を提出してきたのでビビる。
腹を括って、webオンリーと同時進行でプチオンリーの計画を進めることに。

7月上旬 プチオンリー計画と同時進行でwebオンリーのルーチンを回す。
つつがなく計画は進みます。

7月29日 水着アルキャス発表で大騒ぎ!
webオンリーへの期待も高まる!
7月30日 オベロンの水着霊衣で大騒ぎ!
webオンリーへの期待も高まる! 

8月11日 サバフェス2023が始まる!その勢いでサークル参加も増える!
8月13日 夏コミの影響もあり、ついに当初予定していた24spが満了!会場拡大!
8月14日 会場拡大を祝い、Twitterでwebオンリーへのサークル参加を呼びかけるなど、テンション最高潮!

残りのスケジュールも、サークル参加締切と参加表明カードの配布、ドロライ共同企画ラストのみとなり、
このまま何事も無ければ、無事にイベント当日を迎えられる。
9月3日にイベントを開催できる!

こ の ま ま 何 事 も 無 け れ ば

8月14日 夜になってからピクスクのイベントページに繋がらなくなる。
ほどなく復活したので特に気にしなかった。
8月15日 ピクスクに繋がらなくなる。情報漏えい事件の発覚。

大 変 な こ と に な っ た


8月16日 ひとまず当webオンリーの今後の方針を考える。
8月17日 運営Twitterで暫定、今後の案内を出す「とりあえず様子見!」

落ち着いて考えよう…。
8月18日 エアブーやとらのあなwebオンリーなど、万が一の引っ越し先について調べる。
本当に引っ越すかどうかより、とにかく気持ちのやり場が無いから調べていた…という感じ。
8月19日 ピクスクの様子を見ながら、とらのあなwebオンリーに開催申請を出す。
やるだけタダなので。
8月20日 webオンリーの今後の方針を決める、ピクスクに開催延期の申請を出す。
相談に乗ってくれた方、ありがとうございました。
この時点でピクスク残留を決め、ピクスクが復旧しているであろう10月8日に開催日を延期することにしました。
この時はまだ、ピクスクからイベント延期申請の受付告知は出ていなかったので、私個人としてはかなり覚悟が要りました。

ピクスクから他のプラットフォームに移行する案は当然あったのですが、
ピクスク残留を選んだ理由としては以下、

  • 使ったことがない他プラットフォームをいちから勉強しながら参加者に案内する体力がもう無い。

  • 使ったことがない他プラットフォームの会場デザインやアバターを、今用意しているピクスク会場やアバターと同程度のクオリティで用意する自信と時間が無い。

  • やっとピクスクを覚えたばかりのwebオンリー初心者の多いジャンルで、その知識を生かすこともできないまま、他プラットフォームの使い方を覚え直させるの、酷じゃない?

  • 情報漏えいがすでに起きてしまった以上、他プラットフォームに登録し直させるのは悪手では?

  • そもそもサーバー落ちる前日にサークル参加を募ってピクスクに登録させた後ろめたさがある!

webオンリ―を中止にする案は無かった。絶対にやると決めていた。
ただ、参加者の皆さんが付いてきてくれるかどうかだけが、ひたすら心配だった。

8月26日 当初予定していたドロライ共同企画の最終日を迎える。
当webオンリーの事前企画のはずだが「今日がイベント開催日だったか?」って言うくらい盛り上がった。肝心のイベント当日がどうなるか分からないので主催は元気が無かった。

そういえば、「これだけ時間があったのだからプチオンリー計画はさぞ進んだのだろう」と思われるかもしれないが、実際はwebオンリーのことが心配過ぎて、プチオンリー計画はあまり進んでなかった。無念…。

8月29日 運営Twitterで開催延期のお知らせを出す
ピクスクからの返信が来るまで粘っていたが、さすがにイベント開催5日前にして何も言わないのはキツイので、諦めて延期のお知らせを出す。
この時点で、ピクスクからの返信はまだ無い。本当に延期できるのか自信が無かったので不安で仕方なかった…。

8月31日 ピクスクから延期申請の対応が案内される
9月1日 当webオンリーの開催延期申請が受理される
ひとまず安心…か?
気を取り直して、新たな開催日「10月8日」に向けて、9月3日までしか用意していなかったスケジュールを一から組み直す作業を始める。

9月2日 ドロライ共同企画が復刻!
実は、共同企画最終日にドロライアカウント様から共同企画の延長のお声がけをいただいていました。本当にありがたかった。主催以外にも当webオンリー開催を諦めていない方が居てくださることは本当に心強かったです。

9月3日 当初予定していたイベント開催日を迎える。
こちらから延期の案内を出すのが遅かったせいもあり、参加者の方々の中には9月3日に向けて準備を済ませていた方もいらしたので大変申し訳なかった…。ただ、参加者の皆さんが9月3日に用意していた作品を一斉に公開したことで「前夜祭」や「エア開催」のような雰囲気が生まれ、他の皆さんもハッシュタグを使って盛り上げてくださったおかげで、お祭りのような楽しい日になりました。そして、参加者の皆さんによるwebオンリーへのモチベーションが非常に高いことも分かったので安心しました。

9月4日 とらのあなwebオンリー開催の告知を出す
一応、用意していたので。
いずれピクスクでサークル受付再開するとしても「ピクスクでは不安」という方もいるだろうということで、当webオンリーはピクスクととらのあなwebオンリーの同時開催という形にすることにしました。

9月7日 ピクスクのサービス再開スケジュールが出る
ピクスクの報告通り9月21日に復旧することを期待して、サークル受付再開などの予定を決める。

9月8日 とらのあなwebオンリーのサークル受付が開始
当然、こちらの案内も宣伝もする。

9月21日 13時にピクスクが復旧する。
ついに待ちわびた時が来た。復旧直後は様子見して触らなかった。
夜になってからピクスクのイベントページを確認、イベント概要の修正作業などをしました。

修正部分は以下
とらのあなwebオンリーの宣伝
・サークル参加費について

ピクスクでは一連のトラブルによる補填として『新規で申し込みをしたサークルのみ参加費が無料』を行っていましたが、すでに申込済(サークル参加費を支払った)サークルがサービス無償化を受けるには、一度サークル参加をキャンセルし、再度イベントへ申込みする必要があったので、その案内を追記しました。

『イベントそのものを中止し、再度イベントを立ててサークルを再募集する』という方法もあったのですが(ピクスクからも「イベントを中止してから再開する場合はサークル参加がリセットされないよう補填する」案内もあった)
『一度イベントキャンセルすると、自動メールで参加者全員にイベント中止メールが送られる』のが嫌なのと『イベントキャンセル後にサークルがリセットされない保証が無い』ので選びませんでした。
とりあえず、ご希望の方は主催へ連絡してくれ(意訳)と追記。
結果的に、主催の元へキャンセル依頼が来ることはありませんでした。

9月22日 ピクスクのサークル受付再開
サークル受付〆切まで残り1週間…というところで止まっていたサークル受付を再開!
今更サークル参加申請なんて来るのか?いやまだ希望はある!1週間分の心残りをここで果たす!という気持ちで再開させました。

9月25日 参加表明カードの配布
もう一つの心残り、参加表明カードを配布しました。
参加表明カードもイベント内企画の一つとも言えたのですが、サークル参加締切を迎えることなくイベントが中断されたので頓挫していました。
あと動きが全く見えない参加者達が今どうしているのか確認するために上げたとこある。(多分イベント2週間前だから原稿でTLから人が消えていた)
イベント用タグをあまり増やしたくなかったので、参加表明用のタグを作るべきか悩みましたが(管理が大変、参加者が覚えなくてはならないことを増やしたくない、ハッシュタグを使いすぎると凍結される噂、など)記念なので作りました。
結果的に、参加表明タグは大活躍したので、分かりやすいタグって大事ですね。

10月1日 ピクスクのバグでサークルカットが表示されなくなる
ピクスク復旧以降、あらゆるバグの報告がされていました。当webオンリーはそれほど重度のバグに見舞われませんでしたが、新規サークル参加者のサークルカットが表示されないバグは数件発生しました。困る。
ピクスクのサポートセンターが当てにならない中、Twitterで「pngをjpegにすると直る」との噂を聞き、参加者に試していただいたところ直った。ありがとうTwitter集合知。

10月6日 ピクスク&とらwebともに、サークル受付が終了
当webオンリーはサークル自動配置だったので、かなりギリギリまでサークル受付を延長できたのが良かった。ピクスク復旧後にサークル受付を再開してから4サークル増えたので、再開して本当に良かった。とらのあなwebオンリーにも2サークル参加があったので、用意して良かった。

10月6日 寄せ書き絵チャットの告知、写真撮影会の告知
最初の予定では絵チャットの練習会をするはずだったのだが、告知がギリギリになったことで練習会はできないまま終わってしまった。

10月7日 ドロライ共同企画復刻が終了
共同企画が2度目のエンディングを迎える。最後までお付き合いくださり、本当にありがとうございました!

10月8日 webオンリ―当日!
当初の予定から1か月と1週間の延期となりましたが、やっとこの日を迎えられました!
朝9時開始から(たまに私用で離席しつつ)ずっと観察していたのですが、平均的に25名程が常に会場にいて、累計参加人数を見る限りは結構出入りがあったようです。
朝には作品展示が無かったサークルも、昼を過ぎてから展示を置いたり、夕方になってから作品公開するサークルがあったりと、みんなギリギリまで原稿してるな!って思った。

写真撮影や散策で楽しんで貰えるよう作った会場マップとアバター、みんなで気軽に参加できるよう用意した絵チャットも、主催が想定して期待した通りに、参加者の皆さんに楽しんで貰えたことが嬉しかったです。
やりたかったことを全てやれた達成感と、トラブルが起きた後でも、何も失わず、何も諦めることなく、ここまで来れたことへの喜びがありました。
ピクスクで情報漏えいが起きた時は本当ふざけんなよと思いましたが、それでも、ちゃんとここまでたどり着きました。本当に楽しい一日でした。

おわりに

この半年以上に渡る長々しい時系列を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。最後に、今回私が用意した計画の振り返りをして終わりたいと思います。今後、皆さんがイベントを企画する時の参考にしてください(参考になるか…?)
なんと、振り返るだけなのに十分長いぞ!

・pictSQUARE
情報漏えい以降の対応などに難はあったかもしれないが、開催当日に会場が落ちるなどは無く、無事にイベントも終えられたので満足している。サービス自体はとても良いものだと思うので、今後も頑張ってほしい。ただ、外部URLは複数貼れるようにして欲しいし、出展区分は分かりにくいから何とかして欲しい。あと、開催前日に「お問い合わせでサークル参加キャンセルしたはずがサークルが消えてない」報告が1件あってやきもきしたので、本当にしっかりしてくれ。来年以降も利用するかどうかは来年以降に考える。個人的には利用したいけどね。

・お問い合わせについて
当webオンリーでは専用のマシュマロやお題箱などは用意しませんでした。匿名で変なの入れられても困るのと、ピクスクに関する疑問の答えは大抵ググれば出てくるので「基本的な知識や答えにたどり着くための導線はちゃんと用意しておくから、あとは自分で調べていただく」方式をとりました。
主催は何でも屋さんじゃないし、参加者もお客様では無いので、参加者が自身で出来るところは各自で頑張っていただきたい。
あと、主催ひとりの運営で出来ることの限界ギリギリを常にやっていたので、匿名で気軽に頼まれた程度じゃ対応できない!という思いもありました。不満があるなら自ら名乗り出て訴えてくれ。
もちろん、運営TwitterのDMやピクスクのお問い合わせ窓口は開放していました。

それにしても、「たとえTwitterが使えなくなっても、ピクスクのお問い合わせ窓口があるから大丈夫!」と思っていたら、まさかピクスクの方が先に使えなくなるとは予想できなかったな…。

・とらのあなwebオンリー
なんというか、案内にしても告知にしてもやりにくかった…。とらのあなユーザーならともかく、特段使い勝手の良いサービスじゃないから説明のしようが無くて…。だけど2名の方が展示で参加してくれたので、用意して良かったと思う。

・もくり
フォロワーから「スペースの方が良いんじゃない?」と言われてスペースも何回か開いたんだけど、誰も来なかったので止めた。相談窓口も兼ねて始めたはずだが、事件以降は忙しくてあまり開けなかったのは残念だった。ちなみにもくりでも人は全然来ない。気が向いたら覗きに来てください。

・定期ツイート
毎日ツイートしないと死ぬ病なので、自己満足でもなんか言う。案内画像も作る。メディア欄が賑やかだと楽しいし。本当に参加者の役に立っていたのかは分からないが、主催が自分で情報を確認したいときにも便利だったので、これからもいっぱいツイートする。

・イベント用タグ
「多くても5個まで!」と決めていた。いっぱいあっても管理するの大変だし。内容は以下
・メインタグ
・運営からのお知らせタグ
・配布タグ
・ドロライタグ
・参加表明タグ
もっと企画とかを増やしたらタグも増えるだろうけど、これ以上は私には無理!これぐらいがちょうど良いよ。

・会場マップ・店舗外観
やはりピクスクの会場マップの自由さは、他プラットフォームと比べても捨てがたい良さがありますね…。
当webオンリーが9月(10月)の開催だったこともあり「『秋の森』で開かれたフリーマーケット」をコンセプトにデザインしました。秋の森の妖精達と一緒にイベントを開催している感じが出たら楽しいだろうなと思って、妖精達もマップの各所に配置、店舗外観とアバターで、妖精達がお客さんにも店番にもなれるようにしました。マップの隅には団欒&写真撮影できるような場所を用意。「ここでキャラクター達が集まってるとこ見たいなぁ~!」と想像しながら飾りつけを考えるのは楽しかったです。

参加者の皆さんが一緒に楽しんでくれたからこそできる光景

会場の飾りつけを考える時、「秋の森にありそうなものだけで飾る」ことにはこだわりました。メリーゴーランドとかお城とか可愛いけど、秋の森には無いだろうから置かない!しかし、そういう縛りを入れると写真映えするスポットを考えるのが大変!「秋の森らしく、かつ写真映えするもの」を考えるのはなかなか難しかったです。秋の森に温泉ってあるか?池とボートならセーフだろ!キャンプ地ってギリギリじゃない?でも宿泊するシーンはあったからそういう事で…などなど。ちなみに、会場のあちこちに丸太が落ちていたのは、景観に見せかけたカップルベンチ的なヤツです

・式場
某氏「へへ…私はここに推しCPのための『式場を建てる』と『誓う』ぜ…!」
塩タン「こいつ、サークル名を変えてまで…!?その心意気に応えて、私が店舗外観を用意してあげよう!」
なんて軽く答えてしまったのが運の尽き、これがなかなか大変だった!

なんと参加者の方が式場に合わせてアバターを作ってくださいました!

「秋の森にありそうなもの」縛りを入れていたせいで、現代風の式場を作ることに抵抗が生まれてしまい「秋の森においても違和感のない式場」を考えるのに苦労しました…。最終的には「古風で落ち着いた雰囲気の式場」に出来たんじゃないでしょうか!?妖精達は何に愛を誓うんだろう…真ん中にある石像は本当ならモルガン像が立ってたりするのかな…?とか想像してました。
妖精國に結婚式という文化を広めてくれたハベにゃん、ありがとう!

・アバター配布・募集企画

会場を推しCPやキャラクターが沢山うろつくところを見たい…!そんな思いで毎月アバターを配布していました。「アバター配布しても参加者はそんな使わない」という噂も聞いていたので不安もありましたが、開催当日の会場を見た感じ、自アバターにこだわりがある方以外はほとんどの方が配布アバターを使ってくれていたと思う。嬉しい~!頑張って作った甲斐があった!
店舗外観も配布していたのですが、1名の方が利用してくださってました。

夢にまで見た光景

ただ、アバター募集企画はびっくりするほど参加者が少なかった。やはり、お気に入りの自作アバターは自分で楽しみたいという事か?
アバター配布タグは主催がアバターを投稿するためだけのタグと化していたが、参加者ゼロという訳ではなく有志の方から2作品投稿があった。良かった。今後も諦めずにアバター募集企画はしたいと思う。

・ドロライ共同企画
企画当初に勇気を出してドロライアカウント様にお声がけして良かった!
当webオンリーの宣伝やドロライ参加者を増やす意味でも、良い話題になれたのではないでしょうか?
ピクスクが復旧するまでの期間中も共同企画が続いていたおかげで、当webオンリーの先行きが見えない中でも、参加者の皆さんと共に楽しむことができました。本当にありがとうございます。
ドロライアカウントの運営は大変だとは思いますが、これからもよろしくお願いします。

・参加表明カード
一度は配るタイミングを見失ったものの、サークル受付再開後に「誰も使わなかったら恥ずかしいなぁ~、でもせっかくの盛り上げ要素なのでやるかぁ!」と思って配布しましたが、思った以上に使ってもらえました。良かった!タグの見落としリスクを減らすために「メインタグと参加表明タグを併用してね!」と案内してましたが、参加表明タグしか使われなかった。別に問題は無かったので、これからもそうする。

・寄せ書き絵チャット
「主催が不在でも企画が回るもの」と思って用意したものの、本当に参加してもらえるかは自信が無く、最悪主催ひとりでキャンバスを埋める覚悟でしたが、朝から大勢に参加してもらえた。絵チャットって需要あるの知らなかったな…。

大盛況だった絵チャット

しかも、サバフェス2023のラストが「みんなで寄せ書きをしてワンジナに気持ちを届ける話」だったので、夏イベを彷彿とさせる良企画みたいになった。本当に偶然の一致だったので、参加者に言われてから気づいた。神イベントじゃん。

・写真撮影会
コアタイムってよく分からなくない…?それなら最後に「宴もたけなわ」して、みんなで盛り上がる方が分かりやすくない?
というわけで、最後はみんなで写真撮影会することに。
閉場間際にスクショを取るだけなのですが、参加者の皆さんがコメントを残してくれるのが楽しかったです。しかし、ここで主催の無計画さが出てしまう。写真を撮った後、どうするか考えてなかった。
えっ?ピクスクって閉場時間過ぎたら強制的に会場が閉じて追い出されたりしないの?居座れるの?知らなかったなぁ…。写真を撮るのは一瞬なので、残りの時間を持て余す参加者。
「まぁ最後はご歓談という事で…」焦った主催はとりあえず会場を出る。
閉場後に会場から出てしまうと入り直せないことを知らない主催が、会場に戻ってくることは無かった…。

・プチオンリー
現在、企画が進行中のプチオンリーですが、まだ進行途中なのであえて何も書きません。今後の発表にご期待ください。プチオンリーの裏話は、プチオンリーが無事に終わった後、改めてまとめたいと思います。

以上です。
主催業務を行うのは初めてだったのですが、初めてにしては良いイベントになったのではないでしょうか!(元気)
また急に思い出して書き込んだり訂正することもあるかもしれませんが、ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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