優れた選手は万に通じる
佐北74回生の堀奈津菜さんからご指名頂きました佐北69回生で長崎大学医学部4年の坂田雄也と申します。先々週から続いている佐世保北出身者リレーの締めを務めさせていただきます。
まずは軽い自己紹介から。
私の出身は、佐世保の早岐というところです。このあたりの地域は佐世保の端っこですが、微妙に発展していることやハウステンボスが程よく近いなどもあり中途半端な田舎となっております。
さて、今回なにについて書いていこうかと考えた時に、テスト 期間真っ只中の人も多くいるのではないかと思い
文武両道
について書いていくことにしました。
自称進学校の多くがここぞとばかりに特徴として挙げている「文武両道」(佐北もしっかりあげております)ですが、その実はいかがなものでしょうか?
箱根駅伝を舞台とした小説『風が強く吹いている』のなかではキャプテン 清瀬がこのようなことを言っています。
私自身は高校時代、文武両道が出来ていたとは到底言えません。(学業の成績は理系に進むのも厳しいと言われ、陸上も中学時代の同期との差が開く一方でした)
一方で、陸上の世界でも「文武両道」を果たせている選手は多くいます。(東大生が箱根駅伝に出場していたり、医学科生が日本インカレに出場していたり)
そこで、「文武両道」を成すためには何が必要か私なりに考えてみました。
「文武両道」を成すために必要な要素として、まずはこのnoteでも岡本が述べていた「計画性」があるのではないかと思います。
陸上では試合、勉学では試験の日程は前々からわかることです。その日から逆算し、どの時点でどのようなことが出来ていないといけないかを考える力が必要なことは当たり前のことです。しかし、「文武両道」を成すためにはさらに予期せぬ事態への対応ができる余裕も必要ではないかと思います。急な予定が入ったりといくら逆算して予定を立ててもその通りに行くことのほうが少ないと思います。
また、メンタル面も大事になってくると思います。陸上では、練習中きつくても最後までやり切ることや、勉強でもスマホやゲーム、漫画の誘惑に惑わされないことなど精神力は必要となってきます。よく学校の先生に「長距離みたいなきついことやってるから勉強なんか楽でしょ!」と言われ腹たつことがありました。
確かに陸上のキツさと勉強のキツさは全然違うと思います。しかし、きついことをこなしていく遂行力、もっと言うと楽な方へと逃げないようにする忍耐力という点では共通するのではないでしょうか
今年のチームの目標は「島原駅伝優勝」で、生活において陸上に費やす時間が多くなっています。しかし、学生である以上は勉学から逃げることもできません。「優れた選手は万に通じる」という言葉通りになるために、以上に書いたようなことを達成することはごく一部の要素でしかないと思いますがみんなで「文武両道」を成し遂げていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次の投稿者ですが、「北」繋がりで岡崎北の、、、と思いましたがやめます。長崎県の中高一貫校繋がりで諫早高校出身の樋口みさきさんお願いします。