一番近くで
島原学生駅伝が終わり、1ヶ月弱経ちまして
先週は雪の降る日が2日と大雨が1日
勢いだけで走り続けてきた結果
絶賛コロナなう、コロナウの3年 出口達基です
ご迷惑おかけしております
さて、駅伝後1ヶ月みなさまはいかがお過ごしでしょうか
長崎大学は8位と言う結果で終わり、、、
と言う文章はここまでnoteを追ってくださっている方なら何度も見たことでしょう
悔しかったですか?
悔しいを超えて呆然としましたか?
悔しいを超えて呆然を超えてなんかよくわかんなくなりましたか?
その気持ち忘れてませんか?
人間意外と簡単に忘れてしまうものらしいです。
あの日あの時感じた感情も1ヶ月経てば忘れてしまう。
いま、駅伝が終わったその日の報告誌や振り返ったこのnoteを見返して恥ずかしくならない走活できてますか?
私は来年そうはなりたくないです。
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メンバー外
私は去年今年と2年連続、補欠という形で駅伝が幕を閉じました。
当然去年駅伝を走れなかった悔しさを今年まで忘れなかったことはありませんでした。
ただ何かが足りませんでした。
去年は、「走力」「調子」「信用」「やる気」「オーラ」など挙げればキリがないほど駅伝を走るに値しない選手でした。
今年はタイムもPBを出し、朝練に行き、練習も考えて行い、月間走行距離も伸ばしました。
正直駅伝を走る気しかなく、走れないはずがない。調子に乗っていたわけではなく自信を持ってメンバーとしての自覚を持って練習をしました。
いま思えばその意識は駅伝1ヶ月前からだけだったかもしれません。
日々の忙しさを理由に練習の質が落ちた日が数日あり、調子を落として糧にできなかった練習の日が数日あり、気持ちがきれやる気が著しく低下した日が数日あり、、、
そんな日々の積み重ねが私の走りの弱さであり綻びだったと思います。
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「渋い」選手
今年の駅伝の数日前、自分で書いた去年の駅伝の日の報告誌を見返しました。
恥ずかしくなりました。
これでは有限不実行の出口と言われてもおかしくないなと思いました。
今年は自分なりに時間を作り、気持ちが切れても頑張って修復できるように、走り続けてきたつもりでした。
「選手」としては頑張ったのかもしれないが、「優勝するチームの選手」としては渋かった。
今年の駅伝後に前ブロック長に言われた言葉です
ぶっ刺さりました。
前ブロック長の言葉はなぜこんなにも核心を突いてくるのでしょうか。(いまこれを見ている前ブロック長、くれぐれも調子に乗らないでください)
去年報告誌に自分で書いた内容はまさしく「優勝するチームの駅伝メンバー」としてふさわしいタイムと覚悟の表明でした。
これを見失ったもしくは見ないようにしていた?ことが自分にとって今年の「敗北」に繋がったと思います。
なぜ2年間もメンバーを一番近くで見れる補欠という位置にいながらこれに気づけなかったのか。
意識を高く持つということ。
覚悟を決めるということ。
自分のおこがましさと、メンバーが見ていた高みの高さを今更ながら知りました。
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2024年
来年、最後の年になりました。
ラストイヤーかそうではないかでやる気にあまり差はないだろうといままで思ってきましたが、
これから最後の夏、最後の春イン、最後の駅伝が待ち構えているわけで、思った以上に身が締まります。
来年は今年に負けないくらい忙しくなるのは覚悟の上で、さらに上を目指して練習を積んでいきます。
駅伝直後はフラフラとしていた私のモチベーションも目標もいまはきっちりと定まり、気合いが入っております。
チームの目標がどうであれ「最強」の名に恥じない長大の一員としての結果を残していきます。
他大学の方々、長大は来年警戒すべきと思います。
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終わりに
出口は間違いなく速い選手だった。
ただ俺はそれ以上に強い選手だった。
今年7区を共に争い、勝ち取った4年生は
こんな感じのことを言ってくれたと思います。
今年の4年生はとても「かっこいい」人達でした。自分の心が折れそうな時に支えてもらったり、チームを引っ張りまとめ上げてくれました。
本当に尊敬です。頭が上がりません。
ありがとうございました。(とよちんさんは早くカラオケ行きましょう)
4年生はワンピースに例え、海賊王になるための道標と大きな船と心強い仲間を残していってくれました。
これからこの船の指揮を取るのは自分達です。
確実に着実に頂点を目指し、成長していきます。
速い選手になるだけでなく、強い選手になれるように。
来年結果を残した時、「去年1年間があったおかげだなあ」と言えるように。
一番近くで見ていてください。
藤永晃世直属の後輩 3年 出口達基