語学学習者の語学エッセイ未満vol.3
皆さま、大変お久しぶりでございます。
最近ばたばたとしており、noteがかなりご無沙汰になってしまいました。
今日はわたしの大好きなディズニー映画「塔の上のラプンツェル」についてちょこっと。
この映画の冒頭でラプンツェルが歌う「自由への扉」という楽曲があります。
この曲が私は大好きなのですが、日本語版しか今まで聞いたことがなく。
それがちょっときっかけがあったもので、英語版の「自由への扉」を聞いてみたんです。
日本語版の曲の中で
「ひとり部屋で長い長い髪をとかしながら」という歌詞が出てくるのですが、この「長い長い髪をとかしながら」の部分が英語版だと
「I'll brush and brush And brush and brush my hair」なんです。
めっっっっっっっちゃ髪の毛といてますよね(笑)
日本語ではラプンツェルの髪の毛の長さを「長い」という形容詞2回で表しているのに対し、英語では「ブラシをかける」(日本語的に言うと髪の毛をとく)という動詞を何度も使うことで、彼女の髪の毛の長さを表現しているんです。
(まあ英語版が先なので日本語版がといてといて~を長い長いに訳したというのが正しいのですが)
なんだろう。
「長い」という形容詞、つまり「long」を使うよりも、「ブラシをかける(とく)」という動詞「brush」を何度も使う方が、髪の毛の長さだけでなく、ラプンツェルが髪の毛をとくことにうんざりしている様子が伝わってきてすごくいいなあと思いました。
まあ伝えたかったのはこれだけなんですが、感動したので共有(笑)
やっぱり日本語版と原作版の両方を見たり聞いたり読んだりすると、新たな発見があっていいですね。
他の作品も調べてみよーっと。
ではまた。