ベテランデザイナーがブランドマネージャー資格を取得した理由。
どうもひげあんです。今年はいろいろやるぞ、寅衣(トライ)の年だぞと年賀状で示したことのひとつ。自分への投資がありました。そして、
独学で勉強したり、講座には時間と費用が掛かりましたが、トライしてみて結果良かったです。今後の自分の進み方にも良い影響があると思います。
よかったこと
さてわたしは制作業25年、世間で言うなればベテランです。いろいろ経験しています。 ひげあん経歴はこちら→ 。それでもいつでも情報の整頓、デザイン、提案には悩みます。これでいいのか?この方向性でいいのか?初案は気に入っていただけるか、ドキドキします。初学者でもベテランでも一緒です。制作に絶対は無い。こちらの方が良いですよ、おすすめですよ、ぼくの考える良いものをおすすめしています。
なんのためにデザインするか
制作当初はデザインはかっこいいもの作る、おれのデザイン(かっこいいを)作るぜ。と思っていました。しかし経験を積むことで商業デザイはお客様のもの、お客様の成果を目的としたものであることを学びました。
お客様は素敵なデザインも求めているけれど、それを使って売り上げがあがったり成果が出ることを期待してデザイン、案件を依頼してきてくれているんですね。
しかしお客様のなかには、お任せでいいの作ってよ、プロに任せるよ。という方もまだまだいらっしゃいます。これは作ることが目的になってしまっている例です。作ったものでどうしたいかをご依頼いただくことで、目的へ効くデザインへとして、情報設計をして、それを伝えるために表現しています。
そこでデザインをするわたしの方針、
デザインする前のヒアリングが大切だよ。5W1Hも考えて、構成案考える。場合によってはペルソナって言葉も出てきたり、調査にお世話になったり。
メーカーさんの商品パッケージデザインを担当していた頃。そうすると商品のカタログ、パンフレット、POP、広告、WEB、キャンペーン、グッズ、展示会、流通チャネルもの。リニューアルなども担当して10年ほどそんなことに関わる幸運な機会があり大変学びました。
資格を取得しようと思ったきっかけ
大手メーカーさんと調査を踏まえて情報を構築したり、自分ではお客様のブランドを作っている、ブランディングしているという気持ちがありました。持てる力で提案してきて間違いではありません。
しかしプロとして自信をもって提案することは必要ですが、経験と勘が大きい部分がありました。
これでブランディングなの?本当にいいの?
いつも思っていたこと。これってもっと前段階を考えるってことだよな。
考えるって思うことと違うよな。
論理的、言語化ってこともできたら。それが設計っだろう。とずっと思っていたところ、ブランディング講座を知り、企業や商品の情報を段階的に視覚化して進めていくことができる。
まさにこれ。
資格取得のきっかけです。そんな手法が知りたかったんです。
ブランドマネージャー3級独学のこと
ブランドマネージャーの資格を取得しようと思ってからは、自分で勉強もはじめました。ブランドマネージャーには等級がありますが3級の参考書を入手して独学で勉強しました。
3級の独学でももやはすこし晴れ世界はすこし鮮明になりました。
独学を進めるとブランドについてはWEB上や書籍はいろいろあり、言ってることや定義もまちまちでした。
そこでこのブランドマネージャー認定協会はそれを定義して手法も定めているということ。これは転機(自分への投資)だと思い2級の学びにも寅衣(トライ)しました。
2級講座のこと
2級取得は対面講座で2日間ありました。10時から18時までみっちり。大人になってから長い時間椅子に座って授業(講義)を受けていられるのかと心配になりました。
ところが協会講師の守山先生の分かりやすく親しみのある講義で時間は溶けるほど早く有意義でした。ブランド概論、BI(ブランドアイデンティティ)構築技術、そしてワークショップ、発表。あっという間でした。一気に駆け抜けた感です。
そしてブランディングはみんなで一緒に進めていく、チームブランディングで行うことで効果が大きくなる、ということでチームブランディングがマストということでした。
誰となんのために働くか、やるなら一緒に最高を目指す。というわたしの方針に合っていました。ブランディングを学びたいなかでこの協会の資格を取得しました。
受講の様子をすこし。
お世話になった講師陣:守山菜穂子さん、しんちゃんありがとうございました。活かしていきます。一緒に受けた仲間たち:ケイさん、あべちん、あいさん 、みんな今後ともどうぞよろしくお願いします。
ブランドマネージャー資格を取得して
これまでもデザインをするうえで前段階は大切で考えるべきこと、実際のお客様のことを考える顧客起点が最重要であること。ブランディングとデザインの目指すところ(思考方向性)は一緒でした。
コミュニケーション、チーム活動(コラボレーション)の大切さを知る部分も大きかった学びでした。
事業の方向性、推進について経営層や管理層へのコンサルティングも可能になります。実際に消費者へ届くにはデザインも必要です。企業、商品、サービス、店舗、農業、教育、地域、個人。良い方向に進めたらいいなと思います。
取得したばかりなんでもできるわけではありません。だからこそしっかり考え、ふわふわしてる、もやもや霧の中のブランドというものを論理的、言語化、可視化していきます。
しめ
ぼくにはぼくにしかできないことがあります。ぼくとご一緒すると新しいこと、新鮮さ、変化をお約束します。ご一緒しましょう。
Profile
ブランディングとデザインで事業を推進する、結果社会に良い影響をもたらしたいと思っている、自然と畑とものづくりが好きな千葉県流山市に住む穏やかなブランドデザイナー
安藤(ひげあん
bento ando
追伸)
年始の寅衣Tシャツ届きました、SUZURI