Friends of Figma Chiba AIイベントレポート #fof_chiba #03
どうもひげのあんどう ひげあんです。Figma Community AdvocateとしてFigmaコミュニティちばの企画運営イベント実施をしています。
先日3回目のイベントを開催できました、この記事はそのレポートになります。今回のイベントビッグバナー 登壇者の掲載があるとイイですね
イベント企画
イベント企画 (当初)
2024年1月年明けから企画を話しはじめま、ジェネレーティブAI(生成AI)の話題やイベントが各所で開催されとても盛り上がっていました。ビジネスマン、開発、デザインでも、生成AIを使うのが当たり前、なんでもやってくれる、使ってないの?みたいな感じでした(私見)
業務で使っているひと、使ってみているけど実践ではない、まだ、いろいろでしょう。ぼくはChatGTPでテキスト草案して触っているくらいです。それならばこのコミュニティfof千葉でも、AIに関するイベントをしよう、すこしでも知っていこうということになりました。
当初企画は「話題の生成AIツール」を触ってみようということでした。ChatGPT、Adobe Firefly、Photoshop AI、Illustrator AI、DALL、Midjourneyなど、そしてFigjam AIも紹介しようと思っていました。
イベント企画 (実施)
もう一方でゲストをお呼びしたいと思っていました。生成AIのツール視点ではなく、活用事例や現場話を聞けたらそれはオリジナルなのではと思い、fof仲間しげたさん、以前より仲良しまるこさんにお声を掛けました。おふたりとも快くお引き受けてくれました(今回おふたりにしか声を掛けておらず100%ですよかった。ご負担になることは間違いないのに本当に感謝しかありません謝意)
イベント
司会進行をしました。普段のミーティングと同様にフラットなスタンスでお話ししました。プレゼンや司会って息継ぎが大事、テンション上がり過ぎたり焦ると息継ぎを忘れてふがふがします。落ち着いて楽しむフガフガ。
イントロダクション(導入) 安藤
イントロダクションもぼく安藤(ひげあん)がおこないました。
コミュニティ説明
Figmaコミュニティ、Friends of Figmaについて、コミュニティアドボケイトCAの説明をさせていただきました。
JAM プロフィール作り
Figjamを使ってプロフィールを作り、どこからきたのか地図上にポイントしていきました。Jam中はタイマーを使って時間を測りました。(毎回しているチーバくんマップと千葉県誕生150周年アピール失念)
JAM AI所感調査(ポジティブ、ネガティブ)
セッションを聞く前に生成AIについてどんな風に感じているかポジティブとネガティブについてみんなで意見を出し合いました。
付箋で集めた意見をFigjam AI機能のサマリー化で見てみました。
明日にはどうなっているか暫定的なことも多かったり。法規制が追いつかない、現場も追いつかない、実感が無い。同義でもあるけれど逆には可能性や広がりを感じるという意見もありました。
トーク
3人のAIや生成AI、活用についてお話しいただいきました。
「デザインとAI」櫻井さん
アプリ開発、デザイン企業のフラー株式会社CDO櫻井さんの「デザインとAI」デザイナー視点とアプリプロダクト開発、経営からのデザインとAIの概論と今と今後などお話しいただきました。
デザインのどの領域にAIが入ってくるか(どの領域で活用できるのだろうか)。UXの5段階モデルを大きくデザイン領域として説明してくれました。
例えば表層をやってくれる
例えば、草案の草案、作業としてこなしてくれる。ではどうしてほしいのか、そのためにAIに対してどう指示をして使いこなすのか。
魔法は無い、生成AIもどう使うか、どう指示を出すかで結果がまるで違ってくる。ということはAIに的確な指示をするスキルが必要になってくる。ますますデザインに人間は必要なんだ、本質を捉えたデザイナーが生き残っていくんだろうと思いました。
「日本と海外の教育現場のAI活用」しげたさん
しげたさんとのご縁はFigmaコミュニティ、同じfof CA仲間です。ぼくは教育へのデザイン思考の落とし込みに興味があって、Figma Educationコミュニティのイベントに参加したこともあります。
しげたさんは神戸にあるインターナショナルスクール、Canadian Academyの小学部ICTインテグレーションスペシャリストです。ICTや思考、デザイン、アートを楽しんで学んでもらう専門家です。すごいです。
小学校全般のこと、しげたさんのインターナショナルスクール小学部の現場のお話をしていただきました。日本の小学校にももう生成AIは来ている。分からない、触らないでは済まないところにきているそうです。
さらにしげたさんのCanadian AcademyではAIを使用することが先生の業務効率化、業務品質の向上として、学校としてマストになっていることを教えてもらい、海外小学部の先進性に驚いたことがご縁です。
大切なことは使い方だけでなくリテラシーも学んでもらうこと。基本的な概念の理解、ルールや注意事項を知ることです。教育機関での視点は複数有り大変なようでした。
まず先生達が知らねばなりません。
そして子供達は知る、使う、結果も感じる。また子供達には年齢のグレードがありセキュリティや配慮が必要です。
保護者も知っていかねばなりません。
先生向け、子ども達向け、保護者向けそれぞれに、ワークショップを行い理解を進めていっているそうです。機関も先生達もみんな試行錯誤、今できることという状態で推し進めているということでした。
幾つかの(たくさんの)ツールもご紹介いただきました。
日本語で使えて、年令に合わせた説明にしてくれるところがすごいです。小学2年と6年生にする説明はまるで異なるでしょう。すごい。そしてできた文章をさらにサマリー化して要約してくれるのも良いです。文章の引用ソース元も参照しやすくなっています。Question形式も作ってくれて先生や学びのためのツールと思いました。
外からは分からない教育現場の新鮮なお話しでした。AIは小学校に来ている先生がんばれ。(ぼくも小学校や中学校に行ってお役に立ちたい。デザイン思考や楽しくツールを使うワークショップしたい)
「EdTechスタートアップ企業が開発したAIツールの活用例紹介」まるこさん
まるこさんとはぼくがカレーライスを食べているのをそっと見守ってもらうほどのご縁です。EdTech業界のプラットフォームLMS企業、Learning Boxの広報として活躍しているところ、生成AIを活用しはじめたということを昨年より聞いていてそれはもうお声掛けしました。
EdTech が Education × Technorogy ということは分かるけれど、まさかここまで広がっているとは思いませんでした。オンライン学習プラットフォーム、リスキリング、学習支援、教育支援、、、。エドテック細分化と数すごい
教育現場は混沌としているし、先生のリソースも足りないのかもしれない。教員のICT活用、指導力が求められている。
LearningBoxは教育機関・企業向け(LMS)には学習塾や先生の業務の効率化、時間の確保、質の向上を支援をしている、そのなかですでにAIを活用している。個人向けにはAIのタッチポイントを増やす、AIにフレンドリーになってもらうことを促進している。
気をつけるのは情報や安全性のこと、年令のこと。やはりリテラシーの普及も考慮しながら、AI機能を活用していく。タイヘン
開発時に苦労したこと。よかったことをお聞きしました。こんなことを聞きたかった。、これから活用するひと、企業にも見てほしい。
URLを入れるとその領域内でクイズを作ってくれるツールを提供している。自分のWebサイトを入力してみたら楽しいエゴ。すこしでも触ってもらうという意図、教育業界はもちろん、すべてのひとが生成AIフレンドリーになるといいと思う。
登壇者トークセッション
まさにデザイナーの質が問われる時代になってきている。ビジネス領域、教育でも、なぜAI、生成AIを使うのか。そしてどう使うのか。
デザイナーでいえばデザイナーの仕事が効率的になる、楽になる。その結果、節約できた時間でもっとクリエイティブ、思考に時間を使えるようになる。結果として質の高いデザイン、アウトプットができる。オッシャ
最後にピーナツショット∞🥜
楽しかった、最後の最後までみんな笑ってたのでGood。
追伸)
登壇していただいた、しげたさん、まるこさんが後日実際にお会いして繋がりを深めたというご連絡をいただきました。これこそコミュニティ、イベントのやり甲斐ですサイコーです。
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