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【大岡越前】魚屋の恋。【第6部/17話】

こんにちは!
物欲の8割が尾藤イサオ関連ですよ、ながおかです。

あのですね、まことにありがたいことに、
ピン留めしてある自己紹介記事にひゃっこめのスキがついてました!
ふだんあんまりスキ数とかを細かく見るタイプではないのですが、
この「100」という数字を見たときには、あまりのキリの良さゆえか、
はっとするものがあったわけなのです。

この数字は…! つまりは…!
この世で(すくなくとも)「100人」の方たちが、
〈ながおかとは=尾藤イサオがだいすきなにんげんである〉
という事実を知ってる、ということをあらわす数値!!!とも言える!!!

なんかすごくありがたいとおもいました。
…ありがたがり方があさっての方を向いてる気はすごくするけども、実感です。
そうなんです、好きなんです、大好きなんです、ありがとうございます。

■ (さて、)
ありがたいとか言っておきながら! またしても!
(よくいえば)マイペースに、
(わるくいえば)自分勝手に、
『大岡越前』第6部/17話 「人情仇討ち裁き」!
について語ります。

この流れでいきなり大岡越前てナニ、
しかも東山紀之さんじゃなくて加藤剛さん時代てナニ、
その上唐突に第6部って、さらに突然の17話って、
 ど ゆ こ と ?
…というような疑問は、たぶんもう、お持ちではないことでしょう、
ああ、こころやさしきnoteの国のみなさん…!(←甘えすぎ)

そうです。いつものやつです。
※ 尾 藤 イ サ オ の 出 て る 回 だ か ら !
のやつです。


『大岡越前』第6部は、1982年の放映だそうです。
なのでおそらく、尾藤イサオ38歳のときのドラマ。
(生まれ年を引き算すると39だけど、お誕生日前なので、たぶん38かと)
…が、もうこのへん、

※ 数 字 に は 、 ほ と ん ど 意 味 が 無 い 。

と言って良いかとおもいます。
もう、わたくしは驚くのはやめましたというか感覚が麻痺してきてるのですが、

この17話は、ざっくり言うと、〈身分違いの恋のお話〉です。
魚屋の兄ちゃんが、武家のお嬢さんに恋をしたあげく、相手の父親に大反対され、しかるのち、その父親を殺した犯人に仕立て上げられてしまう…
というお話なのです。

つまりは!
尾藤は!
〈切ない恋に身を焦がすboy & girl〉的なアレの
〈boy〉!的なアレの役、ということに、なります。
ちょっとけんかっぱやいけれど、実直で純情な好青年の役です。
役ですっていうか、見た目もまさにそのもの、どんでぴしゃりの、

※ 超 絶 か わ い い 魚 屋 さ ん !

なのです。しかも恋に落ちた魚屋さんなのです。
そのかわいらしさを目にしたあとで、
…えっと、この魚屋さん、たしかアラフォーでは…
みたいにおもったところで、
〈とりあえず己の視力が心配になる〉
のがせきのやまなのです。

だから!繰り返すけど! もう、このへん、

※ 数 字 に は 、 ま っ た く 意 味 が な い 世 界 。

ああもうかわいい。あの魚屋さんほんとうにかわいい。
あの魚屋さんのかついでるお魚の、ぜんぶぜんぶがきっと新鮮にちがいない。
だって、ほら見てよ、

※ か つ い で る 魚 屋 さ ん が ピ ッ チ ピ チ だ も の 。

■ (……)
ええとですね、
ゆるぎなく変態くさい入り方をしておいて今更なんですが、
実を言うとわたくし、このお話を初めてみたとき、

ちょっと泣いてしまいました。

尾藤がかわいくて。
尾藤が。かわいくてけなげで、かっこよくていさぎよくて。

ヒロイン(父親が殺されたお嬢さん)は武士の娘なので、
殺した(とされている)清吉(≒尾藤)はいわゆる〈仇討ち〉の対象になっちゃうのね。
で、大岡越前(加藤剛さん)のお許しをもらって、
あの例の、白い着物に白タスキ、白ハチマキの〈仇討ちスタイル〉で、
いざ尋常に勝負!
って、なるわけなんです。

で、清吉(≒尾藤)も、刀を渡される(魚屋さんなのに…)んだけど、
それは!もちろん!無理! だって相手は大好きなお嬢さんだから!!
で、抜きもしない。
 自分はお父さんを殺した覚えはないけれど、
 もうお裁きはついてるようだし、
 ましてお嬢さんを刀にかけることなんてできないから、
 それであなたの気が済むものなら、ばっさりやっておくんなさい。
…的な。ことを。ゆって。
彼女の前に膝をついて、首をさしだすわけですよ。

※ そ ん な か わ い い も の が 、 斬 れ ま す か ! ?

という話ですよ!!!
(いやそういう話ではないが)
こんなの、涙なくして見れますか、という話ですよ!!!

■(落ち着け)
もちろんお嬢さんにも斬れなくて(うんうん、わかるわかる)、
ていうかその仇討ち自体が、真犯人をあぶりだすための罠でしたよ、
という展開になるんですが、
その時点では、恋する二人はそのことを知らないので、
ああ、〈すっぱり斬れるタイプのお嬢さんでなくてほんとうに良かった〉、
とおもいました。
だって真剣かまえてるんだぜ、大岡さんの計略、ちょっとおおざっぱじゃなかろうかしら、まんがいち尾藤(ちがう)の身になにかあったらどうするのかしら、プンスカ。

■でね、
おもったのですけれど、
それは私はもう、尾藤イサオが尾藤イサオであるかぎり、
どんな作品のどんな配役であっても だいだいだいすきだいだいすき!なものなのですけれども、
それにしてもこの、〈清吉くん〉という魚屋さんについて、

※ だ い ぶ ん 泣 け る く ら い 好 き ! !

なのはおそらく、この、〈惚れた女の刀の前に、己が首を差し出す〉ロゥクラスの男の子、という設定そのものが、
(たぶんドラマの作り手もちょっと意識してるのではという気がするのだけど)
かの名曲「悲しき願い」、からの一連の、

《 か た お も い の う た の 歌 い 手 》

としての尾藤イサオと、カチンと音を立てて、ええそりゃもう、昔懐かしい二つ折り携帯を開くときのような小気味良いカチンという音を立てて、ぴたりと重なるからではなかろうか!みたいなね!!

このドラマでは、お相手のお嬢さんも尾藤(ていうか清吉)のことを憎からず思っていて、だから厳密に言えば片想いではないのだけれど、
人柄も良くて商売もうまくいってて男前(♡)な好青年にたいする、〈身分違い〉とか〈親の反対〉とか〈冤罪〉とか、あげくに当の恋人に〈親の仇と思い込まれる〉とかいった、《状況が許さない恋》がもたらす、

【 み ん な お い ら が 悪 い の か ? 】 感

かつまた、

【 そ ん な 話 が あ る も の か 】 感

はものすごい破壊力をもっており、
あの「悲しき願い」という曲が、尾藤イサオという歌い手の、声ともビジュアルとも、漂わせている雰囲気とも、絶妙にマッチしたがゆえに大ヒット曲になった(とわたしは思っている)のと同じように、
このかわいいけなげな魚屋さんは、尾藤イサオという演じ手と、ものすごく親和性の高い、共鳴力の高い役柄だったのではないかと、おもう。

■ そして、
嬉しいことにはね、「大岡越前」というドラマは、
うつくしいまでに勧善懲悪スタイルな時代劇なので、
清吉とお嬢さんの恋は、めでたく成就してエンディングを迎えるのです。

なんというかこう、尾藤の歌うすべての片想いソングのぶんまで、
〈良かったね、ほんとに良かったね!〉
としみじみとふかくふかく祝福するものであります。

■ あと、
最後になりましたが、

※ 魚 屋 さ ん コ ス プ レ が 、 ほ ん と う に か わ い い 。

先端がちょっと斜めな町人の髷も粋だし、
着物の中に穿いてる短パン的なアレもかわいいし、
振り売りの天秤棒担いでるとことか、もう、

※ そ の 中 の 魚 、 ぜ ん ぶ く だ さ い 。

て手を挙げたくなるほどの愛らしさでした。


ああ、またしてもやや変態的な結びになり、
かつ、またしてもそこそこ長くなってしまった。

…そんなに尾藤イサオが好きかよ…うん、好き…

みたいな、反省の色の見られない自問自答をしつつ、
〈大岡越前〉界隈からは、以上です! 礼。







( 写真の  ↓ )
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