【Radio】…おや!?尾藤のようすが…!(ていうかポケモンかな?)【FMくらしき/『テッセイのそうじゃ総社!』】
あけましておめでとうございます!
2021年になったらなにかがすこし変わるかな?ともおもっておりましたが、ぜんぜんそんなこともなく、
※ や っ ぱ り 尾 藤 イ サ オ が だ い す き !
な自分を発見し、うんうんやっぱりね、とにこやかにうなずいている初春のながおかです。
■ ていうかですね、
すきすき度が、ゆるやかになる隙すら与えてくれないんです。
年末年始くらい、穏やかな気持ちでゆったりと過ごしたいきもちもあったんです、私にも。
だけど!
なんか!
〈やめてよもっと好きになっちゃうじゃない!〉
てことしかしてこないから、あのひと!!!!!
…ていう新年一発めの萌え臨死体験(=もうちょっとで萌え死ぬところだったけれども九死に一生を得て助かった系のやつ)について、聞いてください。
■
あれは2021年になって、まだ二日目のひるさがりでした。
FMくらしき『テッセイのそうじゃ総社!』特番内の、新春紅白歌合戦、的なやつに尾藤イサオが登場するよ、と聞いたわたくしは、
※ とりあえずスマホに、地域外のFMラジオが聞けるアプリをインストールしました。
…くらしきに住んでいないからね。
ちなみにこれが私の、2021年〈初・ちょっと本気を出したこと〉です。
それまで完全にお正月モードでのらりくらりしていたにんげんが、急にちょっとやる気を出したとおもったら、スマホにラジオアプリを落としつつビトウビトウ言い出した…という現象を、どこかの宇宙人が地球観測のサンプルとして抽出していないことを祈るばかりです。そんなことになったらいつかそのうち、おいお前のデータ偏ってるぞ!って宇宙人の上司から叱られるとおもいます。年明け一発目にはFMラジオで尾藤イサオの声を聞かなきゃならないなんて風習は地球上のどこにもないらしいぞ!って叱られるかもしれないとおもいます。でもどちらかというと、そんな風習がある時間軸のほうの地球で、わたしは暮らしたいかもしれない。
■ (ラジオの話に戻りましょう)
パーソナリティのテッセイさんが白組司会、
ゲストのあべ静江さんが赤組司会、
で進行する番組のもよう。
わりとはじめのほうに、出演者と、おおよその出演時間のアナウンスがあったんだけれども、そのときにどうしてだか尾藤のところだけ、びみょうに、
「尾藤イサオ?さん?」
って感じで半疑問になってて、いや、半、てほどでもないんだけど、よんぶんのいち疑問、くらいになってて、どうかしたのかしら、とは、ちょっとだけ、思っていたわけですが、
そこから尾藤登場、までの間も
…細木数子さんの占いで、今年目立ったら死ぬって言われた総社の市長さん(キャラ立ちすぎだろ)とか…
…一卵性双生児らしいんだけどラジオだからよくわからないご当地アイドルデュオとか…
…なにより、ときどきけっこうな毒舌を発揮してる気がするけどぜんぜんいやなかんじがしないあべ静江さんの小悪魔トーク(艶)とか…
で、なんだかんだけっこう楽しんでしまい、よんぶんのいち疑問形のことはすっかり忘れてしまっていたのです。
で、ね。
待ってました!の16時台後半、
尾藤イサオ氏登場、にて、謎はとけた、わけなんですが。
あのね、尾藤ったら…ふふふ…
■
(…スタジオ、間違えてたんですってよ…?)
え、え、なに、なにそれかわいい。
いやこういう場合、おそらくは出演者本人のミステイクではなくて、間に入って伝達したひとたちのどこかで伝言ゲームがゆきちがったのでしょう、ということは、じゅうじゅう承知の上ではあります、が、
だけどもさ!
くらしきのスタジオにいてほしかったひとが、
※ 東 京 に 居 ま す 。
って、なにそれ、なにその新兵器、
対わたし的にはかなり破壊的な効果をもたらしてるんですけど、
どうしよう、
【 め っ ち ゃ す き 。 き ょ ね ん よ り す き 。 】
いやもう、ちゃくちゃくと自己ベスト更新しつづけているんですけれどどうすれば。
■ (や、あのね)
落ちつけ私。落ちついてきちんと説明しよう。
(そんなことできたためしがあったか?は、さておき)
まちがっちゃってるね、ていうところが、おもしろかったわけじゃないんです。
たぶんこういうトラブルは、ないにこしたことはないわけだし、伝言ゲームのどこで生じたミステイクにしろ、たぶんまちがっちゃった地点にいる誰かはあとから叱られただろうし。
ですけれども、
そんなこんなで、きゅうきょ(東京から)電話でのご出演、ということになった尾藤イサオさんですが、つながった電話でね、状況を説明する、その、
★ 声の、根っこのほうが、もう、笑っちゃってる。
わけです。
実際に笑ってるってわけではなくて、
こういう状況なんだよね、って、話している声の奥のほうに、音として笑いがにじみ出してきちゃってるかんじ、というか。
■
尾藤は、歌の中でも、ときどき笑う。
声だけ聞いていても、
あ、いま笑ったね、ってわかる表現をする。
(あれはたぶん確信犯的に、表現として出してる音だろうとおもう。)
たとえば『サラマンドラ』の、二番。
歌詞的にも「サラマンドラ…」の、ところとか。
ああ、笑ってるな、このひとはサラマンドラにやさしい気持ちをもってるんだな、って、聞くたびしあわせなきもちになる。
『サラマンドラ』という歌は、
〈この世で最後のサラマンドラ〉
〈砂漠にひとりぽっちのサラマンドラ〉
について、三人称(≒サラマンドラ本人ではない誰かを歌い手とするかたち)で歌われているので、
ちょっとだけ分析的にゆえば、
その三人称視点は〈神さまの視点〉であるともゆえる。
(…砂漠でひとりぽっちのはずの、サラマンドラを見てるのはだれ?)
それはいわゆる、宗教的な〈神さま〉ではないんだけれどつまり、
そのうたをつくったひと(その物語を生んだひと)
を、継承する者としての、
そのうたをうたうひと
=きみのことは、ずっとまえから知っていたよ、
=きみのことは、ぜんぶぜんぶ知っていたよ、
と言えるところにいるひと、
として、そのうた世界の〈神の子〉ポジションにいる者、が、歌い手である、
ということもできる。とおもって、だからつまり、
あの歌の中で、尾藤の声がやさしくなるのは、
あの世界の中で、ひとりぽっちのサラマンドラが、
それでも愛されているんだよ、っていうことの証明のようで、
いつも私はほっとして泣きたくなるのだけれども、
って、ええとなにが言いたかったのかちょっと軌道があやうくなってきたので、現時点で自分にわかってることだけをきっぱりと述べるとすると、
すなわち、ほんのワンフレーズの歌い方で、そういう世界観のすべてを表現してしまえる、
【 尾 藤 イ サ オ は め っ ち ゃ カ ッ コ イ イ ん だ よ !】
という、ことだ。
これだけは、ぜったいぜったいまちがいないこととして言える。
【 尾 藤 イ サ オ は め っ ち ゃ カ ッ コ イ イ ん だ よ !!】
だいじなことなので二回書きました。
感嘆符もイッコ増やしておきました。
■(ラジオの話に戻りましょう)
その、電話ごし(からのラジオごし)の声に含まれる、〈笑い成分〉に、これはもう、ほんとにもう、どうしようもなく、致命的に、このひとがすきだなあ、と思った。
本来いるべき(はずだったらしい)場所に、自分がいないこと、とか、
だけどどうしてそうなってるのか、はっきりとは認識できてないこと、とか、
本来だったら対面しているはずの相手と電話で話していること、とか、
そういうもろもろの状況に対して、
【ごめんなさいね、って、言ってるのに、おもしろくなっちゃってもいる。】
その感じが。
ほんとうにすきだなあ、と。
この場合、ごめんね、って言ってるのも嘘なんじゃなくて、だけどそれと矛盾なく、〈俺、なにやってんだろ〉っていう状況をおもしろがってもいる、みたいなのは、
(たぶんそれが、本人のせいでなくて他の誰か同士の伝達事項がこんがらがっちゃった結果だと思われるだけによけいに)
もしかしてなんのトラブルもそつもなく完璧に何もかもをこなすひとより、ひゃくばいもカッコイイ生き方だな、と、おもった。
■ (ところで、)
とつぜんの電話出演で、わりとワタワタっとした、なおかつ自由奔放な(このふたつを両立させてるのがそもそも神業だとおもうのだが。)そのトーク内で、
(司会のテッセンさんとほぼ同時期にオハイオ州にいたらしい、という話題から、尾藤が、)
※ ケネディvsニクソンの選挙のとき、
ニクソンの選挙カーに乗って、ジャグリングしたんだよね、
というなんかものすごいエピソードにさらっと触れ、〈え? 今の、え?〉って思ってるうちに「同じころにオハイオにいたんですね、なつかしいなあ」みたいな世間話風のテイストでのどかに流されてゆくので、〈あれ、今のなんかすごいエピソードだと思ったの私だけ??〉っていう、
【 置 い て か れ 感 が す ご い 。 】
※ほめています。
■
尾藤の曲は、音源による「あしたのジョー」だったのだけれど、
流れたあとに、あべ静江さんが、
〈この歌、今の尾藤さんが歌ったほうがもっといいのよ!〉
っておっしゃっていて、
いやもうほんとにね、ほんとうにこころからね、
よくぞ言ってくださいました!
っておもった。
…あの、たまーにテレビ番組で見かけるほめ言葉(なんだとおもう)の、
〈そのお年でそんなに声が出るなんてすごいですね〉
とかっていうやつ。
その前半の枕詞みたいなやつ、必要なくないかなぁ…
って、ずっとおもっていたんですよ。
言ってることはわかる、言ってることはわかるのですよ、70代であんな声が出せるのは、確かにすごいことなんだけど、
そういうテンプレ的なアレを超越したところに、あのキラキラ(※尾藤)は行っちゃってるんじゃないかしら、ともおもうわけで。
だって、あのね、
変わらず歌える、
とかじゃないとおもうんですよ。
【 尾 藤 イ サ オ の 歌 は 、 ず っ と 前 に 進 ん で る 】
の、だと、おもうのですよ。
もちろん、身体的な変化はあると思う、声も変わっているとは思うんだけれども、それがネガティブな変わり方にはなっていかない方向へと、
【 尾 藤 イ サ オ は 、 ま だ 進 化 し て る 】
の、だと、おもうのです。
この件について、私はぜんぜんうまく言えないのだけれど、
たぶん、
今の尾藤が歌っているのを、聞いてもらえれば、ぜんぶわかるんじゃないかな。
とも、おもう。
■
しまった、ちょっと熱くなってしまった。
ので、いつも通り、適度にどうでもよい話をしておしまいにします。
このたび、よその地域のFMを視聴するにあたり、
スマホのアプリを利用いたしましたので、
※ラジオの音は、スマホから聞こえていました。
何をあたりまえのことを、とお思いかもしれませんが、
そのラジオ、いろいろあった関係で、
※ 尾藤イサオは、電話ごしに出演しています。
なのです。
これは、つまり、あれなのです。
〈尾藤が電話で話している声が、私のスマホから聞こえてきます〉
ということなのです。
え、待って、これって要するに、
あれのあれなんじゃないかしら。
『ノーサイド・ゲーム』で、ものっすごく君嶋(=大泉洋さん)をうらやましがっていたあの!伝説の!
《木戸専務理事(≒尾藤)から、電話がかかってきましたよ》ごっこ!
ができるんじゃないかしら!!!
っていうことに、尾藤が話しはじめてから、わりとすぐに気がつきまして、
…やってみました。
(結果、)
すぐにスマホを置きました。
〈電話から聞こえてくるぽさ〉がすごすぎて。
心臓がやばいので、置きました。
医療逼迫が叫ばれている昨今、
〈尾藤イサオの声をスマホで聞いてみたところ救急搬送〉
みたいな事態だけは、絶対に避けなければいけません。
あの、でも、ほんとに、
…けっこういい…
ので、みなさまの推しがラジオに〈電話出演〉する機会がありましたら、
いっぺんやってみてください。
※コツは、ハンズフリーではなく〈ややオールドファッションな通話〉を想定して、スマホを手で持ち、耳にあててみることです。
新年早々、いったいなにを言っているんでしょうか、わたしは。
これほどまでにライフがハックできないnoteでだいじょうぶでしょうか。
まあ、いいや。たぶんだいじょうぶだろう。
こんなわたくしですけれども、
尾藤イサオともども!みたいなくくりで!
(※勝手にともどもにくくられる側のめいわくについては考えない方針で!)
2021年も、どうぞよろしくお願いいたします_(._.)_
( ラジオの写真の ↓ )
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