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令和6年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 受験の振り返り

昨日、情報処理安全確保支援士試験を受けてきました。受験された皆さまお疲れさまでした。
合格発表はまだ先になりますが、忘れないうちに振り返りをしておこうと思います。


受験の動機

皆さんは何か勉強中の資格試験、またはこれから学びたいと思っているものはありますか?

私はITエンジニアとして働いており、仕事に活かせるように情報処理技術者試験の勉強をしています。
既にAPとDBを取得しており、今回の秋期試験では情報処理安全確保支援士試験(SC)に挑戦しました。

IPA試験区分一覧

勉強方法と教材

春期試験終了後の4月末から、今回の試験に向けて勉強をはじめました。

試験勉強のスケジュール

参考書の読み込み

まずは、知識を身に着けるために参考書を読み進めました。
参考書はどこでも読めるように電子版を購入し、後述する午前対策・午後対策と並行して読んでいました。

使っていた参考書
解法テクニックやテーマごとの解くべき過去問などの情報もあり、
限られた時間でも効率よく学習を進められると思います。

午前2対策

午前2の四肢択一試験の対策には、過去問道場を使いました。

ブラウザ上で過去問を解くことができ、不正解だった問題やチェックを入れた問題を重点的に復習することができます。
シンプルで使いやすいので、基本情報技術者試験(FE)の時からずっとお世話になっています。

4,5月に参考書と並行して知識をつけるために1周し、試験直前の10月に入ってから、間違えた問題やチェックを入れた問題を中心に復習を行いました。

午後対策

今回の試験対策では、午後対策に時間をかけるようにしていました。
6月から過去問演習を始め、前回試験~2017年春期試験まで遡って解きました。

参考書にも一部の過去問の解説が載っていましたが、載っていないものはネットで調べると解説を公開している方がいて、参考にさせていただきました。

また、解説を読んでも分からないところや、似ている言葉の違いなどについては、分かるまでChatGPTに聞いてできるだけ理解するようにしていました。

ChatGPTの質問例
何でも答えてくれるので助かっています。

試験当日の様子

都内某所の会場で午前2試験から受験しました。

午前2

例年通り過去問からの流用が一定割合ありました。
勉強したが忘れてしまったという問題や、まったく初見の用語の問題もありましたが、概ね勉強していた内容で対応できました。

終了後に自己採点し、合格点を取れていたのでひとまず安心です。

午後

午後試験は以前は午後1と午後2に分かれていましたが、昨年の秋期試験から一本化されており、この制度では初めての受験でした。

試験時間が2時間半と長く、集中が続くか心配でしたが、なんとか解き切ることができました。

最初に、問1から問4までの出題内容を確認し、問2はメール、問3はセキュアプログラミングらしき内容だったので、問1と問4を選択しました。
※メールとセキュアプログラミングは、事前の過去問演習で得点率が低かったので、避けようと決めてました。

問1はインシデントレスポンス、問4はセキュリティ診断がテーマで、概ね定番の内容だったと思います。
ただ、過去問ではあった記述の文字数指定がなく、解答を組み立てるのに戸惑い、何度か書き直したりもして時間がかかってしまいました。
最終的に、すべての解答欄を埋めたときには残り5分となっており、見直しは誤字脱字チェックくらいしかできませんでした。

試験の感想と反省点

今回の試験では、午後対策を早めに始めて、過去問演習に時間をかけることができました。結果として、午後試験の文章や設問が頭に入りやすく、解答内容にも手ごたえを感じています。

ただ、まだまだ解き切ることに精一杯という状況ではあるので、引き続き午後試験対策を中心に、勉強が必要だと思います。
また、苦手なテーマも克服して、どんな事象でも対応できるように、理解を深めていきたいです。

これからの展望

来年の春期試験は、ネットワークスペシャリスト試験(NW)を受験予定です。
その前に、年内にAWS認定試験に挑戦したいと思っています。

良い勉強方法がありましたら教えてください!


(おわり)


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