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SBBのラゲージサービスを利用してみた

スイス鉄道のラゲージ配達サービス「door-to-door service」を先日利用したので、情報をシェアしたいと思います。

海外旅行でネックになることの一つとして、スーツケースを運びながらの移動。ちょっとした段差や階段の上り下りが本当に大変だし、また移動中のスーツケースの管理も毎回ひやひやしていました。
一人の旅行の場合だとまだなんとかなるのですが、家族を伴う旅行の場合、家族への注意も図りつつ、荷物の注意も図る必要がどうしても発生しています。特に、家族が高齢であったり、まだ世話が必要だったりする場合は、スーツケースの移動の煩わしさはできるだけ解消したいもの。

スイス鉄道(SBB)のラゲージサービスは、そんな煩わしさを解消してくれるサービスの一つ。今回私達が利用したのはSBBのラゲージサービスの中でも、指定した住所から指定した住所まで配達してくれる「door-to-door service」というもの。

SBBホームページより

スイス・リヒテンシュタイン国内なら、どこでも配達可能。オプション料金を払えば、当日受け取りも可能です。

気になる料金は

SBBホームページより

物価の差はありますが、かなり良心的な価格だなと思いました。

特に、チューリヒからジュネーブなどに移動する際に、途中寄り道したいような場合や、移動するにあたって、乗り換えが沢山発生するような場合には、特に良いなと思います。

今回は、移動の際にグリンデルバルトに立ち寄りたかったので、ホテルからホテルまで荷物を届けてもらえるように、当日受け取りができるオプションをつけて利用しました。

利用の注意点

利用にあたっては、オンラインか駅に直接申し込むかの2通り。オンラインの場合は、利用の数日前に申込を完了する必要があります。

door-to-door serviceの場合、利用者の住所を記入する必要があるのですが、スイスかリヒテンシュタインの住所しか入力できないため、途中までは日本の住所を、そして滞在先のホテルの住所を入力しました。
(この方法でなにか問題があるかなと思ったのですが、当日は特に問題ありませんでした。)

購入後バウチャーが送られてくるので、これを印刷して持参しておきます。(後の作業でも必要になるので)

現地での利用前の注意点

利用の前日に、door-to-door serviceを利用することを伝えるとスムースです。また担当者によって二転三転することはよくあるので、前述の持参したバウチャーをわたして、コピーして保管してもらいました。
ホテルによっては、荷物を受け渡す時間が決まっているので、それも確認でできるとよいです。

利用中の注意点

door-to-door service expressの場合、当日の引き渡し時間が6時~9時、受取り時間が18時~23時となっています。

そのため、前日にあらかじめ荷物を用意しておくことが必要になりました。当日切る服や使うアメニティは出しておいたほうが、当日慌てなくて良いと思いました。

また、受取時間が18~23時となっていたのですが、2回利用して、どちらも21時過ぎに荷物を受け取ることになりました。当日移動後のホテルですぐに利用したいものについても、あらかじめ別の荷物として持ち運ぶとよいと感じました。特に下着やメガネ、部屋でくつろげるような服などは、万が一遅く受けとることになっても、楽だなと思いました。

あったら便利なもの

Apple AirtagのようなGPS機能のあるデバイスをスーツケースに入れておくと、今荷物がどのあたりにあるのかを調べることができて、便利でした。
もともと、旅行の乗り継ぎの際に、荷物がどこにあるか分かると便利だなと思って、いれていたのですが、こういうサービスを利用するときにとても役にたちました。
このサービスのおかげで、ホテルの人にも荷物の場所を教えることができ、受取もスムースに行えました。


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