タビオナツアー(7/16)行きのバス
「汚い自分、最悪最低な自分自身をあらわに味わってください」
というメッセージがウユニさんから届いた。
本当に味わうことになった。
そして味わって良かった。
タビオナツアー。
スカイライダー ウィルダーネス農場。
YOUNG LIVING創始者ゲリーさんのお墓のある場所。
楽しみにしていた景色、自然、空気を感じたい。ウユニさんからイヤシロチであると聞いていた。(イヤシロチ 植物、人にとって良い土地)
伝聞ではなく、自分のこの身体で素晴らしさを感じたい。
自分の目的をハッキリさせてくれる。
〝人生の目的をハッキリさせる旅〟
そう意図していた。
人生を賭け、自費で参加した。
エッセンシャルオイルと出会って月日は短い。そんな私がなぜ農場に行くのか?
行ってどうなるのだ?
行ってどうするのだ?
行って何になるのだ?
何のために参加するのか?
理由は自分にも分からなかった。
今思えば行きたかったから。
子供の頃は理由なんて要らなかった。
行きたい!
行って見たい!
ただそれだけでよかった。
大人になったとたん躊躇するようになった。
理由が必要になった。
お金が・・・
家族が・・・
大人になるとはいうことは子供心を忘れるという事なのかもしれない。
今回それを飛び越えて参加した。
リトルアメリカのロビーへ向かった。
仲間と待ち合わせをしていた。
ウユニさんは当初から参加しないと聞いていた。ナツコさん、アヤちゃんの2人も急遽不参加だと聞いた。
参加メンバー8人で歩いてバス待ち合わせ場所へ向かった。
人の中に入って自分自身を観察する。
私がこれまで無意識のうちに避けてしまう行動の1つ。大人数の中からひとりになろうとする行為。
バスの集合時間間に合うのか?
不安がよぎる。
迷惑をかけてはならない。
遅れてはいけない。
ちゃんとしなければならない。
はみ出してはいけない。
こんな風になったのはいつからだろうか?
問題なく間に合った。
すべては上手くいっていた。
2台のバスが止まっていた。
前日の飛行機、空港で見た人達が集まっていた。すべてキラキラして見えた。
農場へ向かうバスに乗った。
きんたろうさんの横に座ってもいい?
許可を求めて横に座った。
バス全体を見渡すにユトリがあったので
2人掛けのシートを独りで座ろうと思い移動した。きんたろうさんは後ろの座席に移動していった。
バスの出発時間になり動き出す。
街から山の方へ走っていく。
アメリカに来て感じる事。
すべてが大きい。
山の方に向かうにつれてワクワクしてくる。
気持ちは前のめりになっていたが喉の調子が悪い。
身体も何となくしんどかった。
前に座る人も咳をしていた。
後ろに座るキョウコさんに「飴ありますか?」と尋ね飴をもらって舐めた。
どこか懐かしい風景。
自然はいつもある。
ただある。
そんなことを感じながら
外の景色を眺めていた。
YOUNG LIVING JAPANの社員の方が挨拶をする。農場までの道のりは約2時間くらいだったと思う。
EINKORN CRUNCH(古代小麦の一種であるアインコーン、ヒトツブコムギ)
ニンシアレッドが配られた。
4種類のエッセンシェルオイルが前から順番に回ってきた。
ヤングヴァラー、ワイエルハーモニー、
ワイエルジョイ、ホワイトアンジェリカ。
バス全体がいい香りで包まれた。
それぞれ感じることは違うが一つの体験を共有できて良かった。
農場のマップも回ってきた。
タビオナスカイライダー ウィルダーネス農場。設立は2017年。
牧場の広さは1万7000エーカー。
サッカー場9139個分。
数字ではピンとこない。
とてつもなく広いことが良く分かった。
独りにならないよう注意するように言われた。
メインロッジのある場所は海抜2000m以上に位置しており一晩で雪が降り積もることもあるそうだ。牧場にはヘラジカ、バイソン、鹿、馬、ロバ、マウンテンライオンがいる。WiFiも繋がらない場所もあるのでとにかく離れないようにと再度注意があった。
独りになりたがる私向けのメッセージだと解釈した。
最後に自然と一緒に楽しんで欲しいというアナウンスがあった。
外の景色をボーっと眺める豊かな時間を過ごした。気がつくとバスは農場へ到着していた。
遂にここまでやって来たんだ。
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