【初心者歓迎】住宅ローン”変動金利”を4つの特徴で解説【後編】
5人の息子を育てる不動産屋、野上俊彦です^ ^
住宅ローンの金利について、イマイチ理解していなら、ぜひご覧ください^ ^
変動金利の前半はこちら
変動金利とは
では早速進めていきますが変動金利は、その名の通り金利が変わっていく商品です。
その特徴を把握することで、理解度はかなり上がっていきますので確認しておきましょう。
今回は特徴を4つに分けて解説してきますね^ ^
変動金利が持つ4つの特徴
では、まずは結論から伝えます。
① 他の金利に比べると金利が安い
② 半年に一度、金利の見直しがある
③ 5年ルールがある
④ 金利上昇は1.25倍まで
今回は後編として③と④を解説します。
③ 5年ルールがある
変動金利といっていますが、実は、変動金利を選択したとしても”住宅ローン開始日から5年間”は支払額が変わりません。
これを5年ルールと言います。
どういうこと?と思うかもしれないので、簡単に説明します。
今の時代ではあまり考えにくいですが、一気に金利上昇してしまうと変動金利を選択した人の住宅ローンの支払額は変わってしまいます。
ただ5年ルールがあることで、たとえ変動金利を選択していたとしても5年間は支払額を変えずに対応できます。
急激に返済額が上がると”特に子どもの教育費や生活費”など、上がっていく支出がある場合、返済額の変動が大きく家計に影響するので5年ルールはとてもメリットがあります。
ただ、もちろんデメリットも存在します。
④を説明した後にまとめて伝えていきますね。
④金利上昇は1.25倍まで
先ほど説明した通り、変動金利を選択しても5年間は支払額が変わりません。
ですが、その間の5年間では10回(2回×5年)の金利見直しが行われています。
そのため、10回の変動合計で”金利が上昇していた場合”次の6-10年間の支払額は上がります。
ただ、仮に上がりすぎたとしても支払額は、1.25倍までしか上がらない仕組みになっています。
イメージ
最初の5年間の支払額が10万円だった場合、どれだけ金利が上がっていても次の5年間の支払上限は12.5万円までということ
なぜ、このようなルールが有るのかというと、先程と同様、金利が上がりすぎると、返済が出来なくなる可能性があるからです。
銀行は貸したお金を返してもらうことで収益を上げています。
そのため、極力滞納してもらわないような対策として1.25倍ルールを設けています。
変動金利の大きすぎるデメリット
ということで、全部で4つの特徴を解説してきました。
この説明だけ聞くと、支払額が変わらなかったり、上限が決まっていたりめちゃくちゃ良さそうに見えますよね?
ただ、絶対に忘れてはいけないことがあります。それは
”支払いが免除されるわけではない”
ということです。
1.25倍ルールで支払いをしていない金利は、当たり前ですが繰越されていきます。
そのため35年間後、返済完了する際に”繰越分の返済が残っていたら一括”で支払わないといけません。
金利が上がれば上がるほど、繰越分の金額も上がっていくので、大きなデメリットがあることはしっかりと頭に入れた上で判断していきましょう。
7割以上は変動金利を選択している
私の経験談ですが、お客様の7割近くは変動金利を選択しています。
確かに現在の景気や利率を考えると、変動金利が人気なの頷けます。
ただ、私は金利を理解した上で判断することが大事だと思っているので、今後のライフスタイルにあった金利を選択していきましょう。
では、明日は固定金利について解説していきます^ ^
ということで今回の投稿を終了します。
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