
【暴露】不動産の売り方:不動産屋がオススメする媒介契約の種類を本音で語る
5人の息子を育てる不動産屋、野上俊彦です^ ^
これまでに媒介契約について解説してきましたが、シリーズ最後として”私が不動産を売るなら選ぶ媒介”というテーマで話していきます。
理由は、昨日までに解説した内容は誰でもできるからです。
誰にも出来ない差別化として、不動産屋の本音をご覧ください^ ^
媒介契約は売主の状況で変わる
ただ、媒介契約の種類は”売主の状況と不動産の価値”によって変わってきます。
そのため、今回は”このような価値の不動産を持ってるなら、この媒介契約を選ぶ”という内容にしていきます。
もし、これから不動産を売却しようと考えているなら、絶対に役立つ知識になっているのでぜひ参考にしてください。
専属専任媒介を選ぶ時
まずは一番ルールの厳しい、専属専任媒介を選ぶ時を解説します。
結論
エリア(市場)に出ている不動産と比べて
あなたの不動産が”状態としては良くない”と感じた場合
状態が良くない不動産のイメージを伝えるとこうなります。
・変形地
・高低差が2mを超える
・2段擁壁になっている
・再建築不可・建築不可
・駅までの距離が遠い
・利便性が悪い立地にある
その理由は全部で5つあります。
理由1:レインズへの登録によって、幅広く周知することができる
理由2:状態として良くない場合、囲い込みのリスクは低くなる
理由3:報告頻度が高いので、市場と売出のバランスを知るための情報収集が早めにできる
理由4:情報をもとに価格更新などの戦略が取りやすい
理由5:SUUMOやアットホームなどネット掲載してくれる可能性が高い
以上の理由から、不動産の状態が良くない時には専属専任媒介でキッチリと販売してもらうことがベストです。
専任媒介を選ぶ
次に専任媒介を選ぶ時について解説します。
結論
エリア(市場)に出ている不動産に比べて
あなたの不動産も”同じレベル”だと感じた場合
査定をしてもらった時に、あなたの所有している不動産と似たような不動産が多い場合は専任媒介が良いでしょう。
理由は全部で4つあります。
理由1:レインズへの登録によって、幅広く周知することができる
理由2:絶対に売れる確証がない不動産なので囲込みのリスクが少ない
理由3:報告頻度が2週に1度あるので、不動産業者が動きを判断できる
理由4:SUUMOやアットホームなどネット掲載してくれる可能性が高い
専属専任媒介や専任媒介で一番のリスクは囲い込みなので、その部分を防ぐためにも、不動産の価値と照らし合わせることは非常に重要になります。
一般媒介を選ぶ
最後は一般媒介契約を選ぶ時の解説をしていきます。
結論
エリア(市場)に出ている不動産と比べて
あなたの不動産が”かなり良い”と感じる場合
あなたの保有している不動産が圧倒的に良いものであれば、絶対に一般媒介契約でいきましょう。
良い不動産の特徴
・整形地
・高低差がない
・角地
・駅からの距離が近い
・適切な坪数
・主要な市町村にある
なぜ一般媒介契約が良いのか、その理由は全部で4つあります。
理由1:囲い込みのリスクがない
理由2:確実に売れるので。一般媒介でも不動産業者が力を入れてくれる
理由3:他社に売られるリスクがあるので、広告宣伝をしてくれる
(SUUMOやアットホームなどネット掲載してくれる可能性が高い)
理由4:レインズへの登録もしてくれる可能性が高い
すぐに売れる物件であれば、絶対に仲介したいと思うのが不動産業者の気持ちです。
なので、良い不動産であれば自動的に動いてくれるので、一般媒介契約が絶対オススメです。
ただ、これは不動産業者側としては、言ってもあまり得しない内容です笑。
とはいえ、一番は売主にとってベストな選択をすることなので、余すことなく知識を伝えました。
私の感覚的なものもありますが、メリットの恩恵を受けつつデメリットを消すためにも媒介契約の種類は重要です。
これから売却する方は参考にしてください!
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ではまた次回以降も不動産知識を提供していくので、お楽しみにしててください。
ということで今回の投稿を終了します。
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