人生まっすぐ歩んできた私が無職を選ぶまで|①ファーストキャリアでのモヤモヤ
こんにちは。Nagaです。
9ヶ月のキャリアブレイクを経て、10月から環境コンサルとライフキャリアコーチの二足の草鞋での独立を目指し、動きはじめました(ちゃっかり「キャリアブレイクは卒業」という気持ちですが、執筆現在はまだ無職です笑)。
このマガジンでは、28年間、自分で引いたまっすぐなレールの上を進んできた私が、次を決めずに会社を辞める決断をするまでの道のりを綴ります。
仕事にモヤモヤしてるけど身動きがとれないあなた、モヤモヤするけど頑張れちゃうあなたに、キャリアブレイクという選択肢もあるということをお伝えできたらと思います。
まずは私のファーストキャリアから、順を追って筆を進めます。いくつかの記事に分けるので、あなた自身が気になるところだけ、読んでいただいて大丈夫です。
理系大学院を卒業後、環境コンサルタントに。
子どもの頃から道端に生える草花や海が好きで、漠然と環境問題に関心を持つようになりました。その関心は中学、高校と続き、大学ではあらゆる環境問題について学びました。その中でも特に関心と危機感を持ったのが、化学物質とプラスチックによる環境汚染、私たち人間も含めた生き物への影響について。大学院まで、海鳥によるマイクロプラスチック摂食について研究していました。
↓ どんな研究をしてたの?と気になってくださった方にはこちらを。海鳥のお腹を開かずに、「この子はプラスチックを食べてたの?食べてなかったの?」を推定する研究です。おしりから出る脂を分析して。おもしろいでしょう?笑
理系まっしぐら。研究と知識が活かせる環境コンサルティング企業に入社し、キャリアをスタートします。
環境コンサルタントの葛藤
入社して2年間は、仕事を覚えること、面白いと思うプロジェクトに手を挙げることで必死な毎日でした。
3年目になって、仕事もある程度はできるようになり、プロジェクトを主導する立場も経験し始めた頃、プロジェクトや自分自身を俯瞰する余裕が生まれます。
その頃は、国内でのスマート一次産業の実証事業のプロジェクトマネジメントや、途上国の脱炭素化に向けた技術調査等を担当していました。
気の合うチームメンバーと一緒に仕事ができて楽しい。先輩、同僚に恵まれ、日々自分の成長を感じる。出張で行ったことのない国に行けて最高に刺激的。
そんなポジティブな感情がある中で、モヤモヤの登場です。多くの方に共感いただけるものではないと思いますが、書かせてくださいね。
(念の為補足すると、これは決して環境コンサルという職業を否定するものではありません。でも、コンサルとして環境に関わるのであれば、見過ごしたくないと、今も思っています。まだ力不足かもしれないけど、このような課題意識を持ったときに、逃げ出さず、見て見ぬふりもせず、問題の核心に向き合う努力をする人に、私はなっていきたい。)
この頃の私は、モヤモヤした気持ちを、ひたすらメモアプリに書き殴り、吐き出す、ということをしていました。
当時のメモを見返していたら、2022年(退職する2年前)の目標を見つけました。
その後、「他分野の人と会う」を実践している中で、理念に共感できる企業と出会います。
「動けば、何かが動き出すんだ」そんなふうに気づき始めた頃、社会人5年目になっていました。
次の記事で、また続きをお話しします。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!