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ベトナム田舎町ギアローで何する?【まちなか観光スポット編】

みなさま、シンチャオ!こんにちは!スズキです。
青年海外協力隊としてベトナムのイエンバイ省ギアロー市で活動中です。とうとうギアローに来て半年経ったということで、まちなかマップを作成してみました!これからこのマップを使い、「まちなかのおすすめスポット」を紹介しようと思います。

今回は観光スポット編です!


ギアローまちなかマップ

まず初めに・・・こちらが半年間ギアローに住んだ私が作成した「ギアローまちなかマップ」です!

ギアローまちなかマップ
(2024年10月作成)

まちなかのメイン通りであるDien Bien Road の一番上から一番下(Nghia Lo millitary post and prison から Golden Field)までは約1.6km、どこにも寄らずにまっすぐ歩いて20~30分ほどです。各観光スポットを見て回るのであれば、2~3時間程度を想定しておくと十分だと思います。

Golden Field 付近はエアコン完備のカフェもあるので、マップの上から下へ向かうルートがおすすめです!

観光スポット

それでは、ここからはギアローまちなかの観光スポットの紹介です!

1.ギアロー国家歴史文化遺跡エリア (Nghia Lo millitary post and prison)

ベトナム語表記:Khu Di tích Lịch sử Căng và Đồn Nghĩa Lộ
門は無いので基本的にいつでも出入りできます

こちらは以前紹介したことのある場所で、ギアローのまちなかで戦争の歴史について感じ、学ぶことができるスポットです。

↓ 詳細はこちら

2.翡翠寺 (Ngoc Bich pagoda)

ベトナム語表記:Chùa Ngọc Bích
門が開いている時間:毎日06:00~18:00
(お寺の方へ聞き取りしましたが、確実かは分からないです・・・)
毎月旧暦の1日と15日はご先祖様を祀るために多くの人が訪れます

ギアロー国家歴史文化遺跡エリアから歩いて5分ほどで着きます。グーグルマップ上では裏から入るようになっていますが、裏側からは入れません。正面の大通り(ディエンビエン通り)側、もしくは横の道の門から入ることができます。

特産品の「翡翠」が名前になっているお寺なので、翡翠によく似た石を使用しており綺麗な緑色をしています。ギアロー市のあるイエンバイ省は宝石でも有名だそうです。

お寺は階段を上り、中に入ることもできます。(中に入る際は靴を脱いでください)こちらには英語を喋るお坊さんもおり、運良く会えたら施設について紹介をしてくれることもあります。また、タイミングが合えばお経を唱えている間の見学(後ろに座ってお経を聞くこと)も許可してくれます。2階にはメインの建物の裏にもいくつか建物があり、そちらも見学可能です。

敷地内には大きなガジュマルの木が3本あり、
これはベトナムの樹木遺産
(ベトナム語表記:Cây di sản Việt Nam)
に登録されています

3.マーケットストリート (Market street)

ベトナム語表記:Tuyến phố văn hóa thương mại
【 注意 】市場は昼間の暑い時間帯はお店が閉まっていることが多いので、午前中もしくは夕方(16時半頃)以降に行くことをお勧めします!

グーグルマップ上には表示がないので入口付近にあるこちらの電気屋さんを目印にさせていただきます。(この電気屋さんの店員さんたち、いつも手を振ってくれて優しいです)

ここから道に入って行くと野菜や肉、春巻き、おこわ等を売っている通りがあり、ムオンロー市場へも続いているので、ムオンロー市場へ行く際はこのマーケットストリートから行くのがおすすめです!

4.ムオンロー市場(衣類) (Muong Lo market / Clothes)


ベトナム語表記:Chợ Mường Lò
【 注意 】市場は昼間の暑い時間帯はお店が閉まっていることが多いので、午前中もしくは夕方(16時半頃)以降に行くことをお勧めします!
屋根があるので、雨の日も安心して買い物できます。

ムオンロー市場はイエンバイ省の中でも最大級の市場で、朝と夕方に現地民で賑わいます。ギアローには21もの民族が住んでいるため、ここでは様々な民族衣装を着ている人を見ることができます。民族衣装の仕立て屋さんもあり、観光客でも少数民族タイ族やモン族等の民族衣装を購入することができます。入口付近には布製品のお土産屋さんがあり、ここは金額表示があるので観光客でも安心して買い物ができます。

ギアローにある市場は完全に現地民向けの品揃えで、まだまだ観光地としては知名度の低いギアローだからこそ、現地の人々の暮らしをより身近に感じることができると思うので、市場はギアローに来たら絶対に行ってほしい場所の1つです!

5.ムオンロー市場(食品) (Muong Lo market / Foods)

ベトナム語表記:Chợ Mường Lò mới
【 注意 】市場は昼間の暑い時間帯はお店が閉まっていることが多いので、午前中もしくは夕方(16時半頃)以降に行くことをお勧めします!
こちらも衣服の市場同様、屋根があるので雨の日も安心です。

こちらもムオンロー市場なのですが、主に野菜や果物、肉、海産等の食品を扱っています。衣類の市場とは建物は完全に分かれていますが、270mしか離れておらず、すぐ近くにあります。

果物は品揃え豊富で、東南アジアの国だと感じます🥭日本では高価な果物も安価で買えますので、挑戦してみてください!また、犬肉やカエル、昆虫など、日本ではなかなか見ることのできないものも並んでいます。

6.ホーチミン主席記念エリア(Memorial site of president Ho Chi Minh)

ベトナム語表記:Khu lưu niệm Chủ tịch Hồ Chí Minh
門が開いている時間:06:00~18:00か19:00頃まで
(職員のいる時間に合わせて変わるみたいです)
18:00~ライトアップあり

ここには首都ハノイにあるベトナム建国の父ホーチミンさんが生前住んでいた家のレプリカがあり、ギアローの人々がホーチミンさんに会いに行くための記念エリアとされています。

ベトナムではホーおじさんと呼ばれ尊敬されているホーチミンさん。戦争にも関わりの深いこの地でも、ホーおじさんは慕われているようです。特にホーおじさんの誕生日である5月19日あたりは、綺麗な民族衣装を着た人々がこの場所を訪れます。

高床式になっている家の2階部分は基本的に施錠されており入ることができません。お供え物をするときやお祝い事のときは開けるようです。もし、観光客が2階を見たいのであれば、すぐ隣にあるオフィスに職員がいる(7:30~11:00、13:30~16:30)ので気軽に声をかけてねとのことです。

正面の門が開いていなくて
Nguyễn Du通り側の入口が
開いていることが多いです
豪華な感じもなく一般的な広さの高床式の家
ホーおじさんの生前の暮らしぶりがわかります
これが国民から慕われる理由の1つなのでしょう
ホーおじさんについての展示もあります
夜はベトナムらしくキラキラ✨
手前に池があり、水鏡になって綺麗です

7.ゴールデンフィールド (Golden Field)

ベトナム語表記:Quảng Trường Bông Lúa - Golden Field Nghĩa Lộ
広場なのでいつでも入れますが、イベントがない限り日中は何もありません。

広場周辺には飲食店やカフェ等が多くあり、地元民で賑わう場所です。朝や夕方はウォーキングやサイクリングなど、運動をする人たちも集まりますが、夜になると子どもたちの遊び場になります。また、プールやレストラン、売店、トイレなどの設備もあります。

夜は子どもたちが乗って遊ぶ車のおもちゃが出現
週末夜には小さな遊園地まで出現します
乗物がすごいスピードで突進してくるので
ぶつからないよう注意してください
ゲームも大人気!
広場の奥には宿泊施設も完備しています
Agodaに「Khu Nghỉ Trải Nghiệm Golden Field」で掲載されています
宿泊施設には高床式のお部屋(8人部屋)や
蓮の池のフォトスポットも!

最後に

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

ギアローでは少数民族のホームステイで生活文化体験できることも大きな魅力の1つですが、まちなかにもたくさんの見どころがあります!ギアローのまちなかマップ、是非活用して観光してみてください!

これからナイトマーケット(夜の歩行者天国)の予定もあるようなので、さらにまちなかが賑わいそうです✨

ちなみに、今回紹介した観光スポットはすべて入場料はかかりません。(Golden FIeldの宿泊施設は宿泊料がかかりますが、見学するのは無料です)

↓↓ 「ギアローまちなかまっぷ」PDFダウンロードはこちらから


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