大学経由での名古屋復帰を期待する4年生(前編)

 どうも大学のレポートそっちのけでnoteを書いてる男グラベスです。
突然ですがユースからの大学経由での復帰ってロマンがありますよね。4年間でたくましくなって帰ってくる。可愛い子には旅をさせよみたいな感じで良いですよね。ついこの前もFC東京に岡庭選手が大学経由で復帰していました。特に最近では大学経由で川崎に帰ってきた三笘選手の大活躍は記憶に新しいと思います。しかし我ら名古屋グランパスも負けてはいられません。今回は大学経由で復帰する可能性のある2選手を前編で1人後編で1人取り上げてみました。今回は杉浦選手を取り上げようと思います(本当は一気に2人書く予定でしたが、杉浦選手への愛が溢れすぎて2人分書く文字量がなくなりました(笑))

杉浦選手ってどんな選手?

 杉浦選手は毎年たくさんのプロを排出している名門の明治大学で10番を背負っている逸材です。今年のキャンプにも参加していたので、ユースを追えていないグラサポでも知っている方は多いんじゃないでしょうか。

明治の10番といえば最近では札幌の小柏、大宮の小野。名古屋関係では小川、和泉、矢田、橋本など明治の10番というだけで名古屋との繋がりを意識せざるを得ないですね。ユース時代も10番を背負っており、後編で紹介する杉田選手とともにダブルキャプテンを務めていました。3年生の時は16試合に出場して2G3Aの結果を残しています。ちなみに参考程度に三笘は3年生の時に18試合11G6A、4年生の時に17試合7G0A。旗手選手は3年生の時に12G5A、4年生の時は5G6Aの結果を残しています(得点やアシストのデータはこちらから引用させていただきました)。流石にこの二人と比べると若干見劣りしてしまう感はありますが、得点とアシストだけが全てではないので、気にすることではないと思っています。例に出すと現在浦和の小泉と明本は大学時代にそこまで得点とアシストが多かったわけではないですが、現在大活躍してます。

プレースタイル・特徴

 プレースタイルはドリブル能力、パス能力が長けていて、一人で違いを生み出せる選手です。ドリブルのスタイルは名古屋でいうと学のドリブルに近いような気がします。結構天才肌で上手いより巧いが似合う選手だと勝手に思っています。またポジションは左サイドハーフを主戦場としていますが、この前の駒澤大学戦ではトップ下で出場するなどのユーティリティ性も発揮していました。非常に万能な選手でやれるプレーの幅も広い選手ですが、本職のポジションがどこなのかは気になりました。このあたりは同じく明治大学で10番を背負って名古屋入りを果たした、和泉と矢田に重なるところがありますね。個人的には4-3-3のCMFとか勝手に合いそうだなと思ってます。

期待したい点

 杉浦選手は今の名古屋の選手は持っていない特徴を持っているため、試合に変化をもたらせることが出来ると思います。また明治ではセットプレーのキッカーを務めているので、相馬が試合に出場していないときの右足のセットプレーキッカーとしても計算することが出来ます。そして試合を見た印象では非常に賢い選手であると感じました。つまりプロに入って周りのレベルが上がることで大化けする可能性があると思っています。

不安な点

 明治の監督の指示かもしれませんが、守備に戻る機会が少ないように感じました。イメージは今年のシャビエルのような感じです。最近の名古屋は前線の選手にも非常に多くの守備タスクを要求されます。実際前田などは守備でのタスクがマッシモの基準に達していないために、出場機会が減ってしまっているというのが現状です。この状況が改善されないと、内定が決まっても試合に絡むことが難しくなってくると思います。前評判守備しないと聞いていたのに、キャンプで魔改造されて超守備をするようになった柿谷化に期待しましょう。ハードワークする天才は最強です。
 また知っての通り名古屋の2列目は想像を絶するほどの激戦区です。あの児玉ですら今シーズンの出場はまだありません。さらにユースから昇格濃厚な甲田も天才肌で、杉浦選手と近いスタイルを持っています。能力は申し分ないですが、層の厚さで内定が見送られてしまうと非常に残念です。

まとめ

見ていて楽しい選手で、内定が決まっても決まらなくても応援したくなるような選手です。内定が決まれば、必ず名古屋に良い影響をもたらせてくれます。今僕らに出来ることは大森さんと素さんに祈ることくらいですかね。もし内定が決まったら、マッシモにはキ〇タマの付いた采配をしてくれることを期待してます。

大森さん、素さん頼みますぜ!

後編はこちら


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