キャラクターに”もう一度”出会うことができる

 テイルズオブエターニアはテイルズオブシリーズ3作品目だ。シリーズといっても、それぞれの世界に繋がりはない。しかし、シリーズというのは共通点がある。技、モンスター、魔法(テイルズはシリーズによって表記が違うが、ここではこう表現する。)に共通点があった。そして何より、ゲーム終盤のサブイベントが衝撃的だった。
私「・・・! クレス・・・っ!?」
 前作主人公の「クレス・アルベイン」が登場した。もう二度と会うことないキャラクターともう一度出会えた。嬉しかった。本当に嬉しかった。作中にはデスティニーのキャラクターも登場する。(この時私はデスティニーをまだ知らなかったが)エターニアには過去のシリーズのキャラクターが登場した。
私「もしかしたら、シリーズが続けばもっと多くのキャラクターに出会えるかもしれない。」
 その願望は「テイルズオブファンダム」で叶うことになった。ファンダムはファンディスクだ。中でも一番気に入ったのは、フェイスチャットといって、キャラクターの顔グラフィックと共にアクション付きで進行していくボイスドラマだ。過去作のキャラクターが再登場したのは本当に嬉しかった。
 キャラクターは余程の人気キャラクターでない場合、使い捨てだ。私はそう感じていた。私は思い入れが強く、執着する性格だ。なので、キャラクターとの別れは辛く苦しかった。こうやってもう一度会うことができたことによって、私はこのスタッフに興味がわいた。また、愛着がわいた。
 赤い文字でnamco
 ゲームを始めると出てくる企業ロゴ。ナムコ、と読むらしい。
私「どこかで見た気がする。」
 私は自分の記憶を探る。ファンタジアにはナムコキャラクターの彫像がアイテムになっていた。エターニアでは、ワルキューレシリーズの主人公であるワルキューレと戦うこともできる。キャラクターを大切にするnamcoに、私はのめりこんでいった。

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