Avey Tare & Panda Bear (Animal Collective) / Spirit They're Gone, Spirit They've Vanished (2000)
ボルティモア出身のアニマル・コレクティヴ”一門”による最初のアルバムは、エイヴィー・テアとパンダ・ベアの2人名義。
のちの彼らの音楽性に繋がる、明滅するエレクトロ・ビートとサイケデリックな音像、ときにトライバルなリズムが、混沌の中で胎動し、コズミックなサウンドスケープを作り出している。
エクスペリメンタルなノイズに隠れてはいるが、アコースティック・フォークな叙情が息づき、フリーキーさだけでなく歌心も持ちあわせている。
くそ、体調が悪い。昨日の夜から倦怠感が。仕事を早退し、腰が痛くなるほど眠り、それでも復調しない。歳なのか…。
連休前には万全の状態にしたいものです。仕事はそこそこにね。
ブルックリンのインディ・シーンを代表する実験的音楽集団、アニマル・コレクティヴ。オフィシャルのファースト・リリースはヴォーカル兼マルチ奏者のエイヴィー・テアとパーカッション担当のパンダ・ベアのコラボによる作品。
アーシーなリズム感が生む祝祭感、コズミックなサウンドによる浮遊感や酩酊感、そしてアコースティック・フォークの繊細な叙情。自由度や表現力を増しながら、参加者を替えながら、この音楽性はキャリアを通じて一本筋を通している。
2000年代に傑作を連発していく彼らの最初の一歩は、すでに彼らの脳内の音楽世界を自由に描いた充実の作品。
なんだか頭がふらつくので今日はこの辺で。