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Neon Indian / Psychic Chasms (2009)
2000年代終わりから2010年代にかけて生まれた「チルウェイヴ」の旗手となったネオン・インディアン(ことアラン・パロモ。メキシコ生まれテキサス育ち)のファースト・アルバム。
その後数多の”チル”なバンドが次々に生まれるわけだが、ウォッシュト・アウトやトロ・イ・モアとともにオリジネーターであるネオン・インディアンは、80年代のシンセ・サウンドをローファイな宅録でアンビエント・ハウスやディスコ・サウンドとともに鳴らし、チープでありながらノスタルジックでサイケデリックな音像が立ち上がる。
割れたシンセの音にエコーがかかり、くぐもった中にエッジの立った本作は、チルウェイヴらしく心地良いメロディがふと顔を覗かせる。
流行りもので終わらせない聴き応え、チルアウトだけで終わらせない気骨もある。
2曲目の”Deadbeat Summer”が、曇り空の下の蒸し暑い空気によく合う。
ネオン・インディアンといえば2作目の評価が高いようだけど、このデビュー・アルバムも、宅録で趣味性に溢れて、80年代風シンセが運ぶノスタルジーやゲーム音楽のチープさとキャッチーさを含有した佳作。
夏休み初日。今日は昼から外で飲む。予定はそれだけ。帰って余裕があったらフジコ・ヘミングのドキュメンタリーでも観よう。それぐらいです。(誰に報告してるんだい?)