The Impressions / The Never Ending Impressions (1964)
ソウル界の巨匠、カーティス・メイフィールドが所属したシカゴ・ソウル・バンド、ジ・インプレッションズのセカンド・アルバム。
大半の曲をカーティスが手掛け、初期のヒット曲⑧もあるが、一方でデューク・エリントンのカヴァーの③などジャズ寄りのスタイルや、カントリー、ロカビリー風のスタイルも取り入れているのが特徴的。
比較的シンプルで王道のアレンジで、インプレッションズとしての記名性はそれほど高くないが、良質なソウル・ナンバーを揃えた本作も充分にスタンダードたりえる風格を持っている。
僕が持っているのはカーティス時代の1~2作目が「2in1」になっているお徳用CD。
こちらは前作に比べるとゆったりとした、ふくよかな音楽性が特徴的。
上にも書いたように、カントリーとかロカビリーとか、いわゆる”白人音楽”にも近い雰囲気がある。
スモーキーさが薄れたこともあり、個人的には前作の方が好きだけど、こういうアップリフティングなのも、これはこれで良い。ホリデイ・ミュージック的なね。
1stのときより薄口になってるのはご愛嬌ということで…
この週末は天気が悪く、土日ともステイ・ホームでした。今日はのんびりと高校野球を見ながら、新しいPCに溜まっていたCDを取り込んで過ごす穏やかな日でした。
明日は外に出ようっと。
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