【NFT活用事例】リモートワーク時のコミュニケーション課題解決に「メタバースオフィス」
NFT(Non Fungible Token)を企業活動に活用する事例が増えてきています。「自社はまだまだ(検討にすら入っていないよ)」といった企業でも、今の段階から社内での情報共有はしておくべきだと思いませんか?
今回はメタバースオフィスを使用したNFT活用事例をご紹介していきます。
リモートワーク時代のコミュニケーションにつながる
「メタバースオフィス」
メタバースオフィス『RISA』とは、株式会社OPSION(以下、OPSION)が立ち上げた仮想空間上のオフィス。
リモートワークにおける
・テキストでのやりとり時での誤解
・話したいときに話せない
・会議のたびにURLを取得することが面倒
といった課題に対して解決できるサービスとなっています。
仮想空間だからできる様々なギミックや体験、コミュニケーションを通して、人が人を信頼し、共に目標に向かえる関係を生み出せるような仕様となっており、現在大手の企業をはじめとし約5000人のユーザーが使用しています。
リモートワークでの気軽な相談や雑談だけでなく、ちょっとしたオンラインイベントやオンライン教育現場でも利用できるため、ビジネスだけでなくさまざまな活用ができると考えられますね。
NFTアバター販売は「仕事をゲーム化する」第一歩
2022年3月5日、OPSIONは「OpenSea」にて、サービス内で使われているアバターをNFT化して販売開始したことを発表しました。
このアバターNFT販売には、RISAが「中長期的に仕事をゲーム化する」という
目標を立てていることが背景にあります。
仕事を頑張るとその分NFTがもらえて、そのNFTを使ってRISAをカスタマイズしたり、マーケットプレイスで売ることができるというインセンティブ構造の変革です。
従来は仕事をすると給料がもらえるのが一般的でした。しかしこの仕組みには限度があり、どれだけ成果を出しても頭打ちになってしまうという課題が。
しかし、RISAはこの会社と働き手のインセンティブ構造をテクノロジーによって
根本から覆し、「仕事=熱狂」へと再定義すると信じており、プロジェクトを始動しました。
この仕組みを実現するためにIPとしてのRISAの価値と流動性を高めていく必要が
あり、その第一歩としてアバターをNFT化して販売を開始したということです。
今後、NFTで保有するアバターをメタバースRISA内で活用したり、RISA内で得られたNFTをマーケットプレイスで販売できるようにアップデートしていく方針です。
「仕事のゲーム化」までのロードマップ
元々クラウドオフィスとして始まった「RISA」は、ブロックチェーンの新技術を
使用して「仕事のゲーム化」を目指してプロジェクト進行中。
「タスクをこなしたらNFTがもらえる」というインセンティブに価値をつけなくてはいけないのです。
そのために「RISA」だけでなくアバターNFTにも価値がつくようにNFTコレクション運営にも力を入れています。
軌道に乗ればRISA内で得られたNFTをOpenSeaなどで販売することで利益がもらえるようになり「RISA」で働くことによって他にはないインセンティブを得られることができるようになります。
まさに働き方を根底から覆すサービス。
興味のある人はロードマップを参照したり
無料で参加できるDiscordコミュニティをのぞいてみると良いでしょう。
まとめ
今回のニュースをまとめると下記の通りです。
・メタバースオフィスサービス「RISA」がリモートワークの課題解決へ
・サービス内で使えるNFTアバター販売もほぼ完売
・「仕事をゲーム化」するロードマップが公開 コミュニティにも注目
リモートワーク普及の中で、出社しなくていいというメリットはあったものの、
実際に会わないでコミュニケーションをとるという難しさも浮き彫りになってきました。
リモートワークの課題解決から、新たにNFT技術を使用した「働き方の根底を覆す」プロジェクトにつながったのは非常に興味深い取り組みであり、多くの企業が使用していることが注目の高さを表しています。
無料体験もあるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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自社の強みやサービスとNFT技術を組み合わせることで新たな事業の切り口が見えてくるかもしれません。
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