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【NFT活用事例】作品飾る広告枠をNFT化 オークションへ
NFT(Non Fungible Token)を企業活動に活用する事例が増えてきています。「自社はまだまだ(検討にすら入っていないよ)」といった企業でも、今の段階から社内での情報共有はしておくべきだと思いませんか?
今回は広告業界におけるNFT活用事例をご紹介していきます。
「NFT WEEKS TOKYO」で作品展示する権利をNFT化 オークション販売へ
株式会社CoinPostとBridges株式会社が、現在銀座で開催されているNFTイベント「NFT WEEKS TOKYO」にて作品を展示する権利をNFTにし、オークション販売することを発表しました。
8枚のモニターをNFT化?#NFTWEEKSTOKKYO で作品を飾る権利をNFTで販売開始。#THERHETORICSTAR https://t.co/unQBM2MzFf
— NFT WEEKS TOKYO / THE RHETORIC STAR (@THERHETORICSTAR) December 23, 2021
今回のオークションは個人でも企業でも入札可能。
落札すると、解像度「3840 × 2160」、フルハイビジョンの約4倍、約829万画素の4K高画質を実現している業務用デジタルサイネージにデジタル作品を表示・展示されるようになります。
【オークション詳細】
☑︎スケジュール:2021年12月27日(月)15時〜12月30日(木)18時
☑︎参加資格:個人でも企業でもOK
☑︎オークションURL:後日Twitterより発表
☑︎参加する際に必要なもの
・展示したい作品の画像(5MB以内)
・画像の説明文
・遷移先URL:作品の横にQRコードを置き、特定のサイトにユーザーを誘導可
・落札に必要な量の仮想通貨MATIC
オークションを行うURLは後日プレスリリースもしくはCoinPostのTwitterアカウントから発表される予定なので、引き続きチェックが必要ですね。
参考記事:銀座に「NFT作品」飾る枠、NFT化してオークション販売 コレクター参加DAYも年明けに開催【NFT WEEKS TOKYO】|PR TIMES
広告枠取引のDX(デジタルトランスフォーメーション)に繋げる
TVや屋外広告のような広告枠取引の門戸は一般には開放されていないもの。
取引の内容や広告枠の価格などの詳細は半分以上がブラックボックス化されており、FAXや銀行振込の利用など取引の過程でデジタル化されていない部分も残っているのが現状です。
このオークションでは、そんな広告枠取引の新たな形を生み出します。
「広告枠に出稿する行為」=「権利」と考え、今回はこの権利をNFTとして出品するように。
今回のオークションによって、スマートコントラクトで取引・交換・請求・支払いの処理ができると証明できたら、広告枠取引のDX(デジタルトランスフォーメーション)に繋がるとも言えるでしょう。
また、米国では自分が保有しているNFTをデジタルサイネージに掲載するトレンドも生まれています。
広告を出稿する権利をNFT化し、その権利を使って広告を掲載する行為は、メタバースやWeb3.0時代における新しいエンタメ体験となっていく可能性を秘めていると考えられるのです。
その可能性をひとりでも多くの人、そして企業に体験していただきたいという想いから、今回のオークションが生まれました。
TwitterでNFT作品展示キャンペーンも
詳細はこちらhttps://t.co/OVvWJWnkQL
— NFT WEEKS TOKYO / THE RHETORIC STAR (@THERHETORICSTAR) December 21, 2021
また、リツイート頂いた方も対象としたNFTプレゼント(抽選)を予定しています。
一緒にNFTアーティストを応援しよう!
また「NFT WEEKS TOKYO」では2022年1月3日に開催予定の「みんなのNFT銀座展」に展示するNFTアートを募集しています。
企画の意図としては「これまでネット上でしか見ることができなかったNFTアートを、リアルなギャラリーで展示することで、作家やそれを支えるファンに作品を見てもらう喜びを感じてもらうこと」とのこと。
12月26日(日)18:00までにTwitter経由で応募、厳密な審査の結果、国内8名、海外4名の計12名のアーティストが選ばれる予定です。
【応募方法】
1. therhetoricstar_をフォローする(https://twitter.com/RHETORICSTAR_)
2. この投稿に「いいね!」を押す。
3. コメント付きでRTする。展示したい作品のURL、作品の紹介、アピール。
また、特に目を引く作品を制作した3名のアーティストには、展示当日または別日にインタビューを行い、後日「CoinPost」と幻冬舎「NEW ECONOMY」が共同で運営するYoutubeチャンネル「CONNECTV」にて公開する予定です。
参考記事:“NFT Ginza Exhibition for Everyone” to be held on January 3, 2022|THE RHETORIC STAR / NFT WEEKS TOKYO
まとめ
今回のニュースをまとめると下記の通りです。
・「NFT WEEKS TOKYO」でNFT作品を展示する権利をNFT化、オークション販売へ
・TwitterでもNFT作品展示チャンスのキャンペーン開催中
・広告枠取引の新たな形をつくる試みに
「広告枠を使える権利」をNFT化し、販売する。
NFTによって広告取引の新たな形が作られましたが、これは広告に限らず様々な取引に対して応用できると考えられます。
1つの事例として、今後の動向に目が離せないですね。
【記事執筆】
kon(こん)
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Blog:https://mama-nft.com/