【映画・舞台】舞台グッズにNFT特典付き、NFTコレクション映画化…NFT活用事例まとめ
NFT(Non Fungible Token)を企業活動に活用する事例が増えてきています。「自社はまだまだ(検討にすら入っていないよ)」といった企業でも、今の段階から社内での情報共有はしておくべきだと思いませんか?
今回は映画・舞台業界のNFT活用例をまとめてご紹介していきます。
ホリプロ舞台でNFT特典つきグッズ販売へ
株式会社メディアドゥと株式会社ホリプロは、2022年5月18日より、人気俳優の高畑 充希さんと平 祐奈さんが出演する舞台『奇跡の人』公演開始を記念し、NFTデジタル特典付き公演グッズを販売を発表しました。
NFTデジタル特典が舞台の公演グッズと連携するのは初の事例です。
NFTデジタル特典はこれまで出版物で展開してきましたが、今後はコンテンツホルダーの各社と共同で、広く出版物以外の物販との連携も進める方針。
ホリプロとの連携においても、舞台をはじめさまざまなジャンルでのNFT関連商品の展開を検討中ということです。
国内NFTコレクション「Zombie Zoo」映画PV配信へ
日本初のNFTアートのアニメ化プロジェクト「Zombie Zoo(ゾンビ・ズー)」のアニメ化映像が、東映アニメーションYouTubeチャンネルにて5月21日(土)に配信されることが発表されました。
原案は、9歳の日本人少年・Zombie Zoo Keeper(ゾンビ・ズー・キーパー)によるNFTアートコレクション。
子どものクリエイティビティを出発点に、アニメーションが生まれる驚きや喜びを共に分かち合える文化を作っていきたいということです。
なお、映像のテーマソングは、ドラマ出演や主題歌タイアップ、大型CMタイアップなどで大活躍中のFIVE NEW OLDによる書き下ろし楽曲「Nowhere」に決定しました。
と、コメントを寄せており、Zombie Zooの世界観をグッと広げる楽曲となっていることが窺えますね。
映画「キッズ」× 「アール・ティー エム ギャラリー」限定Tシャツ販売&NFTオークションへ
フォトグラファーのラリー・クラーク氏が初監督を務め、ニューヨークのストリートキッズのリアルな日常を描き話題となった1995年公開の映画「キッズ」。
今回、本作のアイコンとして映画同様にファンが多いサウンドトラックアルバムのジャケット写真を基に、日本の「アール・ティー エム ギャラリー」が新進のアーティスト集団 ペイン(ト)キラーを起用し、ラリー・クラーク氏公認のNFTアートをドット欠けの部分が異なる作品として世界で5点のみ制作。
そのアートのひとつをデザインしたTシャツをバーニーズ ニューヨーク限定で
5月13日(金)より販売いたします。
またNFTアートの内4点を日本のバーニーズ ニューヨークにて顧客向けに抽選販売し、残りの1点はラリー・クラーク氏の要望により世界最大級のNFTマーケットプレイス「OpenSea」にて、オークション形式での出品が予定。
また、4月27日(水)より限定Tシャツの発売を記念したウィンドウディスプレイを各店で展開。
5月13日(金)よりNFTアートも展示予定ということです。
海外人気NFTコレクション「BAYC」映画化へ
米最大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースは4月12日、NFT界の代表的コレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」をテーマとする映画を制作することを発表ししました。
映画は「The Dengen Trilogy」という三部構成。
BAYCのNFT所有者が自身のAPEをオーディションに出すことが可能で、キャスティングされれば約125万円(1万ドル)に相当するAPEコインのライセンス費を受け取れるように。
オーディションの提出は4月14日11時(PST)が締め切りで、一作目は6月20日〜23日にニューヨークで開催されるNFT関連カンファレンス「NFT.NYC」にて公開される予定ということです。
また、BAYCの関連シリーズであるMAYC(Mutant Ape Yacht Club)は二作目でオーディション可能。
映画のプロローグによると、本作は2020年代の「混沌とした」ミッドタウン・マンハッタンを舞台に、「初めて、市場における価値の尺度として、デジタル商品とサービスが他のすべての指標を上回った」時代としています。
インフレが進行する現実経済の背景に置かれたWeb3.0時代の始まりを象徴する作品になるとみられるようです。
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