【写真業界】著名写真アートSTRAYMより出品、公務員写真家NFTオークション…NFT活用事例まとめ
NFT(Non Fungible Token)を企業活動に活用する事例が増えてきています。「自社はまだまだ(検討にすら入っていないよ)」といった企業でも、今の段階から社内での情報共有はしておくべきだと思いませんか?
今回は写真業界におけるNFT活用例をまとめてご紹介していきます。
ファッションフォトグラファー「新田桂一」初となるNFT作品が5日連続でSTRAYMから出品
ストレイム アート アンド カルチャー株式会社は、アート・NFT作品シェアマーケットプレイス「STRAYM」で、今週5月27日(金)19時30分から5日連続、同時刻で、独特なアプローチで活躍するファッションフォトグラファー「新田桂一」初の貴重なNFT作品が出品されることを発表しました。
新田桂一氏は。師であるテリー・リチャードソン氏の意志を継ぎ、独特なアプローチで活躍するファッションフォトグラファー。
現在は日本を拠点に渡米中培った被写体のリアルな内面を浮かび上がらせるパッショナブルな作風で広告、ファッション誌、グローバルブランドのキャンペーン撮影を担当するなど多方面で活躍。
2016年からは東京パラリンピック大会が開催される2020年までの5年間、IPC(国際パラリンピック委員会)×WOWOWパラリンピックドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」のキービジュアルを担当し更に注目を集めました。
2018年には渡辺直美氏の初写真集で第49回講談社出版文化賞写真賞を受賞。
また、東京・ニューヨークでの1990、2000年代におけるストリートカルチャーを同時に根深く体験しており、両都市のキーパーソン達との交流も深く、今なお絶大な信頼を得ているフォトグラファーです。
公務員写真家、北海道の風景写真NFTオークション販売
ブロックチェーンゲーム、NFTサービスの開発を行う、CryptoGames株式会社は、NFTマーケットプレイス「OpenSea」における公務員写真家・鎌田光彦の写真NFT「ICE JUEL」「BLUE FANTAZY」「Northern FUJI」のオークション販売の支援を実施しました。
今回の企画は、北海道文化放送株式会社が、2021年12月31日に放送した「たったひとつの絶景を求めて~公務員写真家・鎌田光彦の見た北海道」をきっかけにスタートし、鎌田光彦氏の写真NFTを通じて北海道の新たな価値を再発見することを目的としています。
オークション販売は、5月9日18時まで開催。
メタバース空間「OnCyber」におけるNFT展示会も同時開催しました。
鎌田光彦は北海道をテーマに日本画のような質感描写、絵本を思わせるファンタジーな情景描写にこだわった「絵画のような」作品と自然の中にある、調和の取れたアートな造形美をコンセプトに北海道の自然風景が魅せる「光」が織りなす感動的な風景の撮影とその唯一無二性によって国内外で高い評価を得ています。
ただアート作品を販売するのではなく、鎌田光彦が撮影した写真「ICE JUEL」「BLUE FANTAZY」「Northern FUJI」をNFTとしてオークション販売することで国内外のより多くの人々に鎌田光彦が作品に込めた思いや創作秘話を届けることが目的。
また、写真のデジタルな鑑賞体験の中長期的な普及促進に向けて美術館や展示会が再開される中、NFTを1つのコミュニケーションツールとして活用することで、リアルとデジタルが溶け合う新たな経済圏の創出が可能となり、より多くの人々が様々な北海道の風景写真に触れ合う機会を創出することが可能と考え、実施したということです。
なお、企画における本年度の収益は各手数料を差し引き、北海道の芸術文化支援団体に全額寄付する方針です。
世界的航空写真家まいけるひとし初のNFTアート販売
東京と米ロサンゼルスを拠点に活動する航空写真家の世界的第一人者である、まいけるひとしは、NFTアート世界最大のマーケットプレイスOpenSeaにて、自身初となるNFT限定の作品「City at dusk. Aerial photograph」シリーズのリリースを発表しました。
NFT限定エディション「City at dusk. Aerial photograph」は、まいけるひとしが初のNFT作品として、ニューヨーク・ロサンゼルス・サンフランシスコ・シカゴ・東京・大阪を撮影したもの。
詳しくはOpenSeaの販売ページをご確認ください。
世界初・フルオンチェーン・プロフェッショナル写真アートNFT
Albertは、ぶどう株式会社と共同でブロックチェーン技術を用いたプロフェッショナル写真アート作品の、フルオンチェーン(オールオンチェーン)NFT発行販売プロジェクトを開始しました。
NFTには「オフ・チェーン型」と「オン・チェーン型」の2種類あります。
Albertとぶどう社は、そうしたブロックチェーン技術の中でも、作品が半永久的に存在し続けるオールオンチェーン書き込み技術を開発したNFT-Drive(特許出願中、開発者:中島理男)、COMSAに着目し、プロフェッショナル・フォトグラファーとしては世界初の、NFT-Driveを用いてブロックチェーン上にオールオンチェーンで写真データを完全に保存して公開し、COMSA上でも同様に公開し、販売を果たしました。
なお、現時点でどちらのサービスも、Symbolブロックチェーン上に記録されるということです。
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