【NFT活用事例】大阪府がメタバース参入!都市連動型メタバース「バーチャル大阪」
NFT(Non Fungible Token)を企業活動に活用する事例が増えてきています。「自社はまだまだ(検討にすら入っていないよ)」といった企業でも、今の段階から社内での情報共有はしておくべきだと思いませんか?
今回は自治体におけるNFT活用事例をご紹介していきます。
都市連動型メタバース「バーチャル大阪」リリースへ
大阪府・大阪市とKDDI、吉本興業ホールディングス、博報堂の三社で組成する「KDDI共同企業体」(以下 KDDI)は、都市連動型メタバース「バーチャル大阪」を2022年2月28日にリリースしました。
「バーチャル大阪」は大阪府、大阪市が提供、KDDI、吉本興業、博報堂からなる「KDDI共同企業体」が受託、制作。
2025年大阪・関西万博に先がけ、
・大阪の都市魅力を国内外に発信し、万博への期待感を高める
・“City of Emergence”(創発する都市)をテーマに、様々な人が集まる
・一人ひとりの新たな体験や表現を通じ、大阪の新たな文化の創出・コミュニティの形成にも寄与する
を目的に構築された都市連動型メタバース。
自宅や外出先から多様なデバイスを使用して「バーチャル大阪」に参加することで、リアルタイムで世界中の人とコミュニケーションを取りながら、バーチャル音楽ライブ等のエンタメコンテンツやアバターを介したユーザー自らの創作活動など、様々な楽しみ方を体験できるということです。
「バーチャル大阪」概要
エリアの1つである「新市街」エリアには
・道頓堀をモチーフに大阪の街の雰囲気を再現したエリア
・大阪城やスカイビル等代表的なランドマークが配置されたフォトスポットの広場
があります。
広場ではビルを上ることができるアスレチックなど、バーチャルならではの新しいアトラクションも登場しているということ。
また、エリアや体験の拡張は今後も予定しており、「バーチャル渋谷」とワープゾーンで接続され、ふたつの空間の往来が可能になります。
また、現在2つのイベント開催を予定しています。
【auじぶん銀行 Presents VIRTUAL MUSIC LIVE】
実施日時:2022年3月12日 午後7時開始予定
開催場所:「バーチャル大阪」特設会場
内容:複数のVTuberによる音楽・トークライブイベント
主催:KDDI株式会社
協賛:auじぶん銀行株式会社
【旅立つ君との超応援祭】
実施日時:2022年3月下旬予定
開催場所:「バーチャル大阪」特設会場
内容:ライブイベント
予定ゲスト:au CM楽曲アーティストのHalf time Old、もーりーしゅーと他
主催:KDDI株式会社
特設サイト: https://www.au.com/pr/ouensai/
いずれもメタバースアプリ「cluster」にて開催、参加費は無料です。
詳細はバーチャル大阪公式サイト( https://www.virtualosaka.jp/ )をご確認ください。
【cluster参加リンク】
clusterアカウント作成:https://cluster.mu/
clusterアプリダウンロード: https://cluster.mu/downloads
精密なアバター作成ができる「AVATARIUM(アバタリウム)」
株式会社Pocket RDが開発する自分自身のアバターを自動生成できるプラットフォーム「AVATARIUM」は、one ID = N AVATARの考え方でTPOに合わせた「なりたい自分」を提供するプラットフォーム。
今回のリリースにあたり、吉村大阪府知事は「AVATARIUM(アバタリウム)」で全身を撮影し、アバターを作成。
自分とそっくりなアバターを見た吉村大阪府知事は「ここまで精巧に出来上がるんですね。自分そのままで、生まれ変わりのようです。」と驚き、アバターが再現できる走る・ダンスなどの動作も楽しんだということです。
なお、アバターの生成は完全無料。
「バーチャル大阪」など気軽に参加できるメタバース空間が増えることで、
需要が高まるサービスであると期待されますね。
まとめ
本日のニュースをまとめると下記の通り。
・大阪府・大阪市とKDDI、吉本興業ホールディングス、博報堂がタッグを組み
メタバース空間「バーチャル大阪」をリリース
・3月には2つのライブイベントを開催予定
・精密なアバター作成が無料で可能な「AVATARIUM(アバタリウム)」を
使用し、府知事のアバター作成
メタバースやNFTなど新技術はこれからどんどん広がっていくと考えられます。
そんな中で、リアルな都市と連動しているメタバース空間ができることにより、
参加者は無料で新技術を体験でき、運営者はメタバース空間だけでなく連動している自治体の認知拡大にもつなげることができますね。
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【記事執筆】
kon(こん)
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