【NFT活用事例】NFT認証付きウェブサイトが簡単作成!「NFT Gateway」リリース
NFT(Non Fungible Token)を企業活動に活用する事例が増えてきています。「自社はまだまだ(検討にすら入っていないよ)」といった企業でも、今の段階から社内での情報共有はしておくべきだと思いませんか?
今回はNFTを活用したサービスの事例をご紹介していきます。
NFT認証機能付きウェブサイトが無料で作れる
Black Inc.が、NFTを介した認証付きWebサイトを手軽に作れるプラットフォーム「NFT Gateway(エヌエフティーゲートウェイ)」をリリースしました。
「NFT Gateway」では特定のNFTを所持しているユーザーだけがアクセス可能なWebサイトを作れます。
例えば、
・Google Docsで作成した資料
・自分のサーバーに置いたPDFや動画ファイル
・Discordの招待リンク
などを限定公開したいURLとして設定すると、NFTを所持しているユーザーだけが見られるコンテンツやコミュニティを簡単に作成することが可能に。
なお、ブロックチェーンネットワークはEthereumとPolygon。
世界トップクラスのNFTプラットフォームOpenSeaのメインチェーンなので
OpenSeaで発行したNFTならそのまま対応可能に。
また、Gateway作成時に自由に設定出来るGateway IDがURLとなり、NFTにぴったりのURLを設定することができます。
後日公開の買い切り型オプション機能も
「NFT Gateway」は基本無料で使用できますが、有料でオプション機能をつけることもできます。
オプション機能として現在発表されているのは「プレミアムプロキシ」と「カスタムドメイン」(後日公開予定)の2つ。
各機能は1度きりの購入で永年使用可能な買い切り型で、1機能あたり¥5,000購入可能です。
「プレミアムプロキシ」機能
無料で利用可能な「ベーシックプロキシ」と比較して、独自実装のリバースプロキシを使用して限定公開したいサイトのURLを隠し、サイト解析に対しても耐性を持たせられます。
「カスタムドメイン」機能
作成したGatewayにユーザーが持っている好みのドメインを割り当てることを可能にし、NFTプロジェクトのブランディングを統一することができます。
カスタマイズ可能なコミュニティサイト作成へ
従来のコミュニティツールといえばDiscordやLINE、また近日実装されたTwitterコミュニティが挙げられたでしょう。
特にDiscordではNFT所有者のみが参加できる仕組みができたので実装しているコミュニティも多いはず。
今回この「NFT Gateway」がリリースされたことにより、よりカスタマイズ可能なコミュニティサイトはもちろん、自由度の高いクローズドなコンテンツを作ることが可能になりました。
URLが流出したらおしまいという状況を「NFTを所有していないと見られない」としたことによって、さらにコンテンツの安全性が守られるように。
コミュニティ運営を活用したビジネスがますます展開していくことが今後も期待されますね。
まとめ
今回のニュースをまとめると下記の通りです。
・NFT所有者限定ウェブサイト作成ツール「NFT Gateway」リリース
・基本無料で利用可 オプション機能は買い切り型で後日公開予定
・クローズドなコミュニティを使ったマーケティングに今後も注目
大手商業施設を運営する東急不動産も、今回コミュニティを活用した実証実験を行い注目を集めています。
このように、これからのビジネス展開にはコミュニティ運営が不可欠となってきますので、この「NFT Gateway」の利用者が増えることとみられますね。
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自社の強みやサービスとNFT技術を組み合わせることで新たな事業の切り口が見えてくるかもしれません。
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