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【NFT活用事例】水族館初の試みか 公式トレーディングカードNFT販売
NFT(Non Fungible Token)を企業活動に活用する事例が増えてきています。「自社はまだまだ(検討にすら入っていないよ)」といった企業でも、今の段階から社内での情報共有はしておくべきだと思いませんか?
今回は水族館におけるNFT活用事例をご紹介していきます。
水族館からNFT販売!トレーディングカード化へ
【水族館が世界で1枚だけのデジタルトレカを販売!】NFTマーケットプレイス「HABET」にて、伊勢シーパラダイス公式デジタルトレーディングカード販売スタート‼ https://t.co/5INUC0xiuG @PRTIMES_JPより pic.twitter.com/gW4esI2ker
— 伊勢シーパラダイス【公式】 (@iseseaparadise) February 21, 2022
株式会社伊勢夫婦岩パラダイスが運営する、水族館「伊勢シーパラダイス」が、
2022年2月23日(水)にNFTマーケットプレイス「HABET(ハビット)」にて、伊勢シーパラダイス公式デジタルトレーディングカードを発売することを発表しました。
カードの内容は、水族館の日々の様子を配信している公式Instagramの投稿から飼育員がピックアップ。
毎月5種類(各1枚)を、世界で1枚だけのデジタルトレーディングカードとして販売します。
なお、マーケットプレイスは「HABET(ハビット)」を採用ということです。
【「伊勢シーパラダイス」NFT概要)
■発売期間
2022年2月23日12時〜2022年2月27日15時
※締切後、登録したメールアドレス宛のメールに決済用URLが送られてきます
※自動抽選販売方式にて販売します
■金額
5000円(税込)各1枚のみ販売
※クレジットカード決済
■第1弾販売リスト(予定)
・No.001 1月6日配信 お掃除のお手伝い中のきらりくん(写真)
・No.002 1月3日配信 2021年生まれのアシカの赤ちゃんの寝相(動画)
・No.003 1月13日配信 ゴマフアザラシ風和ちゃんのお食事風景(動画)
・No.004 1月7日配信 すやすやZzz フライシュマンアマガエルモドキ(写真)
・No.005 1月4日配信 虎柄のタツノオトシゴ「タイガーテールシーホース」(写真)
■販売ページ
https://habet.me/u/ise-seaparadise
デジタルトレーディングカードNFTの収益は、伊勢シーパラダイスで暮らす動物達の日々の生活費(ご飯や水道光熱費等)として使用されるということです。
デジタルトレーディングカードNFTを手軽に作れる
サービス「HABET」
アカウント登録、カードの購入・出品の方法や、カードの種類など、 #HABET の使い方をまるっとご紹介しています!
— HABET | NFT (@habet_pr) November 17, 2021
はじめましての方はもちろん、すでにご利用いただいている方も、ぜひご一読ください🔎https://t.co/jdceMR1cuP
「HABET」は、FORO株式会社が運営するデジタルトレーディングカード専門のNFTマーケットプレイス。
映像、音声、画像、URLなどのデータを添付したデジタルトレーディングカードをNFTとして「発行」「売買」「閲覧」することができます。
世の中に一枚しかないユニークカード「ユニーク」と、シリアル番号付きのセット(10枚)「シリアル」の2種類のカードを発行することが可能。
販売方法は「定額販売」「抽選販売」「オークション販売」の3種類です。
HABETの特徴としては、下記の通りです。
1. NFTの発行手数料が0円
2. 暗号資産ではなくクレジットカードで決済可能
3. 暗号資産決済にかかる電力消費がなく環境にやさしい
暗号資産を持たなくてもクレジットカード決済ができるため、参入しやすい環境。
なお、NFT購入時にはYahoo!ネット募金を通じて手数料の一部が寄付されるようになっており、NFTの購入が社会貢献にもつながるようになっています。
リアルな施設の運営にNFTを活用する
「自分のビジネスには関係ない」と考えるかもしれませんが、意外なところで
NFTは活用できるのです。
■カフェ支援にNFT利用
実店舗のあるカフェから広告枠を付与したNFTを発行。
NFT所有者は実店舗を訪れた人にオーナーであることを認知されると同時に、
希望があればTwitterアカウントも見られる仕組みとなっています。
■NFTを会員権とした会員制レストラン
会員制レストランの会員権をNFT化した例もあります。
ただの会員権と違い、OpenSeaを通じて二次流通も可能。
オープンまでの期間がありますが、その間もDiscordを使って交流したり、会員限定のイベントを開催予定だったりと飽きさせない工夫があります。
■限界集落の再建にNFT活用
施設というより自治体そのものの存続にNFTを活用した例。
NFTを使って電子住民票(実際の住民票としての効果はなし)を発行・販売し、
実際に住んでいなくても応援できる仕組みを作りました。
また、コミュニティを立ち上げることで所有者と自治体のメンバーで意見を交わし合い、自治体を盛り上げるための施策を作っていくという自治体運営の新たな形を築き上げたのです。
まとめ
本日のニュースをまとめると下記の通り。
・水族館から厳選された写真や動画のNFTを発行、販売
・手軽にデジタルトレーディングカードNFTを販売できるサービスを利用
・オンライン上の話だけじゃなく、リアルな施設運営にNFTを活用する事例も
今回のニュースのように、SNSで更新していた写真を厳選してNFT化するという方法もあります。
動物園や水族館で帰りにグッズを買うように、気軽にNFTを購入して楽しむという
世界が今後広がっていくと考えられますね。
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自社の強みやサービスとNFT技術を組み合わせることで
新たな事業の切り口が見えてくるかもしれません。
NFTを使用した新たなビジネスの形を一緒に作ってみませんか?
ご相談、ご検討お待ちしております。
【記事執筆】
kon(こん)
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