【NFT活用事例】「蒸気船ウィリー」ミッキーがNFT化・販売へ
NFT(Non Fungible Token)を企業活動に活用する事例が増えてきています。「自社はまだまだ(検討にすら入っていないよ)」といった企業でも、今の段階から社内での情報共有はしておくべきだと思いませんか?
今回はエンタメ業界におけるNFT活用事例をご紹介していきます。
ミッキーがついにNFT化・販売へ
NFT収集プラットフォーム「VeVe」より、ディズニーでお馴染みのミッキーマウスNFTコレクションを販売すると発表されました。
2021年12月23日(木)AM5時からこちらのコレクションは販売開始です。
ブラインドボックス形式での販売となっており、3種類のNFTのうちどれが入手できるかわからない仕様。
コレクションを揃えるには、全て揃うまでNFTを購入るすか、マーケット内で他のユーザーと交流して交換や売買するなどの方法があります。
また、今回のNFTシリーズでは、二次流通の手数料として従来のVeVe 2.5%に加え、6%のライセンサー料が適用されます。
参考記事:【12月23日早朝開始】VeVeでミッキーのNFTシリーズが販売。世界初のミッキー映画がモチーフに|Crypto Timese
第一弾はデビュー作「蒸気船ウィリー」がテーマ
今回のNFTコレクションの第一弾は「Steamboat Willie(蒸気船ウィリー)」がテーマ。これは1928年にミッキーマウスの短編映画シリーズとして初めて公開された作品です。
NFTは全部で3種類あり、それぞれレア度が異なります。
最高レアリティの「All Together, Now!」は他のNFTと仕様が違い、音とともに動く仕様となっており、その様子がVeVeの公式Instagramアカウントでも投稿されています。
11月には動画サービスと連携してNFTコレクション販売
VeVeは11月12日にディズニーキャラクターを含むNFTコレクション「ゴールデンモーメント(Golden Moments)」を販売。
このNFTコレクションは動画配信サービス「Disney+」のプロモーションの一環として行われました。
「ゴールデンモーメント」は、「Disney+」で配信されている作品の中で、ディズニー、ピクサー(トイ・ストーリー、カーズ、ニモ、インクレディブル)、マーベル(スパイダーマン)およびスター・ウォーズのキャラクターから構成。
そして購入者が「Disney+」に未登録だった場合、3ヶ月間無料で「Disney+」を利用できるという特典付き。
NFTを購入することでエンドコンテンツへと導くというプロモーションの1つの形がここで見えましたね。
参考記事:Disney Golden Moments — Walt Disney & Mickey Mouse|VeVe
まとめ
今回のニュースをまとめると下記の通りです。
・ミッキー初NFTコレクション販売へ
・3種類のうち何が当たるかわからないブラインドボックス形式を採用
・VeVeは11月に動画配信サービスのプロモーションとしてディズニーキャラクターのNFT販売を行っていた
今回の一連の流れは、事前に「Disney+」のプロモーションとしてディズニーのNFT化を行うことで注目を集め、本格的なNFTコレクション販売に繋げる戦略だったとみられます。
ミッキーのコレクションはおそらく第二弾、第三弾と続いていくでしょう。
今後の動向に期待が高まりますね。
【記事執筆】
kon(こん)
Twitter:https://twitter.com/kon39000
Blog:https://mama-nft.com/
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